写真:吉川 なお
地図を見る今は1年中どの季節に訪れてもマンゴーかき氷が食べられますが、実はマンゴーの旬は4月〜10月。その旬のおいしさにこだわり、4月中頃から10月終わりまでしか営業しないという確固たるポリシーを持っているのが、MRT雙連駅から歩いて5分の場所にある『冰讃』です。
ガイドブックでも紹介される有名店だけあって連日大盛況ですが、長居する人がいないので、混んでいても意外と早く座れます。
ほとんどの人のお目当ては「芒果雪花冰」!牛乳を凍らせて削った氷の上に甘〜いマンゴーがどっさり、その上にたっぷり練乳がかけられています。牛乳と練乳というダブルミルク味とマンゴーの旨みが見事にマッチしてとろけるようなおいしさです。
使用しているマンゴーは全て台湾産で、シーズン前半は台湾最南端の屏東産の愛文マンゴー、6月からは台南産というように時期によって入荷先を変え、常に一番おいしいマンゴーを提供しています。新鮮さにもこだわり、あらかじめ切って用意しておくことはせず、オーダー後にその場で切り分けて盛られているので、いつもフレッシュ!鮮度抜群です。
それにうれしいことに、値段もとってもリーズナブル!1皿120元(約400円)で、最低消費額の設定もありません。
そして是非とも一緒に味わってもらいたいのが、まるまる1個分のマンゴーを使った鮮芒果汁!旬のマンゴーのおいしさがぎゅっと濃縮された贅沢ジュースで、これも1杯60元(約200円)という驚きの安さです。こちらもオーダーが入ってからジューサーにかけられるので、出来立てを飲むことができます。
厳選された旬のマンゴーが新鮮かつ安くたっぷり味わえる、それが『冰讃』の人気の秘密です。
写真:吉川 なお
地図を見る観光客に人気の永康街はマンゴーかき氷店の激戦区。その一角に店舗を構える『芒果皇帝』は、2015年に実施された「台湾五大芒果冰」というネットの人気投票で、台湾全土の数ある店の中から堂々3位に選ばれました。またその年の国慶節(建国記念日)に総統府で開催された昼食会のデザートに初めてマンゴーかき氷が採用され、ここの「原創新鮮芒果冰(元祖新鮮マンゴーかき氷)」が供されました。
人気は氷を削ったこの「原創新鮮芒果冰」とミルク味の氷を削った「新鮮芒果雪花氷」で、どちらもマンゴーシャーベットがトッピングされています。
「新鮮芒果雪花氷」は、こぼれそうなくらいマンゴーが盛られマンゴーソースもたっぷり。折り重なった絹のような氷は口に含むと雪のようにふわりと溶けて、牛乳のコクがじわ〜と広がります。店自慢のシャーベットはマンゴーをそのまま凍らせたような味で、添加物は一切使用されていません。パンナコッタを載せた「新鮮芒果ナイ酪雪花冰」もまろやかな食感でお薦めです。
ボリュームも申し分なしで、急速冷凍されたマンゴーを使用しているので、1年中、旬のおいしさが味わえます。冬には紅豆湯や湯圓、さつまいもと生姜のスープなど温かいメニューもいただけます。
写真:吉川 なお
地図を見る2010年に経営者夫婦の離婚騒動で突然閉店した永康街のマンゴーかき氷店「冰館」。夫は2012年にMRT国父紀念館近くに「アイスモンスター」を興し、日本や中国にチェーン展開しています。
2016年6月、妻が新たに永康街エリアにマンゴーかき氷店『迎冰館』とお粥店『粥古意』の複合店をオープンさせました。激戦区に新規参入し、新北市永和区に2号店も開店する予定です。
『迎冰館』の看板メニューは「新鮮芒果牛ナイ冰」。マンゴー味やミルク味などの氷塊を絹のように削る製法がはやる中、あえて伝統的な製法にこだわり、きめ細かな氷の上にピュアな果肉、芳醇なマンゴーソースと練乳をバランスよく配しています。まさに正統派のかき氷で、追加料金でマンゴーシャーベットもトッピングできます。
同じ店舗内で自由に行き来できるようになっている『粥古意』は24時間営業。台湾風お粥や小菜(小皿料理)を提供しています。冷たいデザートと温かい料理を揃えてそれぞれのオフシーズンを補い、デザート店と食堂を同一展開する新しいスタイルの店として注目されています。
写真:吉川 なお
地図を見る滞在中、一度とは言わず何回も食べたい。また食べたいけれど専門店に行く時間がない。そんな方にお勧めなのが、台湾全土に展開するコーヒーチェーン店『丹堤珈琲』です。「Dante Coffee」という深緑色の看板が目印で、コーヒー店ながら、夏にはマンゴー商品がメニューに並びます。
マンゴーかき氷をはじめ、マンゴーチーズケーキ、マンゴーアイスワッフルなどマンゴーに特化したメニューの中で、一押しは「鮮芒果冰沙」!大きなコップいっぱいにマンゴーシャーベットが入っていて、その上に大粒の果肉がトッピングされています。濃厚なマンゴーの風味がのどを潤し、口当たりもさわやか。専門店にも劣らない完成度です。その量にもきっと満足するはずです。
『丹堤珈琲』は食事メニューも豊富で、比較的座席配置もゆったりしているので休憩にもってこい。街で見かけたら気軽にマンゴー。なんだか得した気分になっちゃいます♪
いまやマンゴーかき氷は、老若男女全ての人に愛される台湾のトップオブデザート。使用する材料は同じでありながら、店それぞれ風味が異なり、いろいろ食べ比べて自分好みの味をみつけたいですね。
台北を訪れたらリーズナブルにマンゴー三昧!これぞ台湾旅行の醍醐味です♪
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(2024/3/19更新)
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