日本唯一の海洋学部付属水族館!静岡市「東海大学海洋科学博物館」

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日本唯一の海洋学部付属水族館!静岡市「東海大学海洋科学博物館」

日本唯一の海洋学部付属水族館!静岡市「東海大学海洋科学博物館」

更新日:2016/06/25 16:51

sachieのプロフィール写真 sachie 伊豆史女、伊豆専門ナビゲーター

「東海大学海洋科学博物館」は、大学の海洋学部の付属施設として開館した施設。日本で初めてクマノミの繁殖に成功し、約20種を展示した「くまのみ水族館」をはじめ、日本一の深さの駿河湾から採集された約160種類の深海生物の標本展示、海中の風景が楽しめる縦横10mの巨大な海洋水槽などの展示施設があります。大学の研究施設も兼ねているため、クマノミの飼育研究室を公開するなど、研究所ならではのラボ感が楽しめます。

見る・知る・学ぶ・感じる!新感覚の水族館

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写真:sachie

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「東海大学海洋科学博物館」は、世界文化遺産の構成資産の一つとして知られる静岡市清水区にある三保半島の先端に位置しています。ここは、1970年に「海の博物館」としてオープンし、親しみやすく遊び心ある展示で、海洋科学の楽しさを子供達に伝えています。大学付属の研究所と聞くと、ちょっぴり堅苦しいようなイメージがありますが、小さな子供から大人まで安心して楽しめる施設です。

博物館の入口から順番通りに進むと、突如行く手を阻むようにあるのが、こちらの巨大水槽。縦横10m・深さ6mのドデカい水槽で、珊瑚の海・海藻の海・砂底の海などの見る位置によって4通りの海中風景が見られる水槽です。水槽内には、体長3m近い鮫なども平然と泳いでいて、珍しいことに水槽の下からも景色を見ることができるので、ここを訪れたら是非ご覧になって下さいね。

未知のゾーンに迫る!開館以来採集した深海生物標本

未知のゾーンに迫る!開館以来採集した深海生物標本

写真:sachie

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変わって、こちらは「駿河湾の深海生物」コーナーです。真っ青に光る水槽に浮かび上がっている標本が、壁一面にびっしりと並べられ、長〜い顔・羽のような不思議な形をしたヒレなど、見たこともないような生物ばかり! まるで深海に迷い込んだかのような雰囲気で、ここには約160種類もの多種多様な深海生物の標本が展示されています。

展示物の中に、日本初記録?!の深海魚「オオリンフクメンイタチウオ」など貴重なものもあるので、どんな生物か興味のある人は、是非足を運んでみて下さいね。

クマノミの飼育・繁殖に力を入れている!全国的に知られた施設

クマノミの飼育・繁殖に力を入れている!全国的に知られた施設

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ここは、今から約30年前に、日本で初めてクマノミの繁殖に成功したところ。館内の「くまのみ水族館」では、世界で30種類生息する中の約20種類を展示しています。飼育しているだけあって、展示水槽内の岩に卵を産み付けた子育て中のクマノミなどが見られ、運が良ければ孵化する瞬間を見られるかも。

気付きにくいかもしれませんが、くまのみ水族館の裏側に回れるところがあり、展示前のとっても小さなクマノミの赤ちゃんとご対面できるというマル秘ポイントもあります。大学の付属機関ならではの光景ですので、忘れずに見ておきたいところ。

色鮮やかで可愛いクマノミは、水族館の中で一番の人気者! 水族館では、無数のクマノミが泳ぐ水槽の中央の窪みに頭を入れ、クマノミと一緒に写真が撮れる撮影スポットや、クマノミのエサやり体験などがありチビッ子に大人気です! エサは、ガチャポンで売っていますが、一日20個限定なのでお早めにどうぞ。

病みつきになる!自分で操縦する世界でここだけの「メカ二マル」?

病みつきになる!自分で操縦する世界でここだけの「メカ二マル」?

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博物館の2階は、日本で唯一の「ピグミーシロナガスクジラ」の全身骨格標本が展示されている「マリンサイエンスホール」、水中に入る魚が3D映像で見られる「3Dハイビジョンシアター」などのゾーンに別れています。

こちらは、魚やカニ・カメなどの海の動物や生き物の動きを再現したロボット「メカ二マル」が展示されている「メクアリウムコーナー」。泳ぐもの・歩くもの2通りに分かれ、こちらは歩くもの。ボタンやレバーで、自由に操縦することができ、カニを真似たメカ二マルを動かしてみると、ゆっくりと横に動き、本物さながらの歩き方でビックリ! 自分で動かすと、案外面白くてハマってしまうほどです。数種類動かすことができるので、違いを比べてみても面白いかも。泳ぐコーナーでは、クマノミに似せた「パタヒレクマノミ」などのメカ二マルを、プールで実演してくれますよ。

普段見られない!知りたいことがいっぱいな方は「バックヤード」がお勧め

普段見られない!知りたいことがいっぱいな方は「バックヤード」がお勧め

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博物館では、不定期ですが「バックヤード見学」を行っています。館内を見学すると「巨大水槽にどうやって、鮫などの大きな生き物を入れるの?」「水槽の海水はどうやって汲むの?」など、疑問に思うこともしばしば。

「バックヤード」は、ここの学芸員の方々が直接答えてくれ、現場で働く生の声を聞けます。魚によって、食べるエサの違いや、飼育するうえで苦悩したエピソード。魚の種類の見分け方。博物館の裏側の倉庫にあるホルマリン漬けされた生々しいサメ。博物館の水槽の海水は、地下から汲まれている?!などなど、普段見られないところや疑問に答えてくれます。

こちらは、博物館の見せ場でもある「海洋水槽」などの水を循環させるポンプ室。ゴーと轟音が轟く、こんな場所まで案内してくれ、レア度満点! 「バックヤード見学」についての詳しい案内は、下記のMEMO【東海大学海洋科学博物館】より問い合わせ下さい。

おわりに

館内には「津波実験水槽」や「波浪水槽」など、研究施設として見ておきたい展示コーナーもあります。津波実験水槽は、高さ10mの大津波を実際に起こるメカニズムによって再現されているので、災害が起り得る現代、見ておきたい必見スポット! 1階の海洋水槽の近くには、チビッ子が潜れる穴がある「チビッ子たんけんたい」や、「くまのみ水族館」では、ヒトデなど海の生き物に触れる、子供がワクワクドキドキするようなコーナーもありますよ。

「東海大学海洋科学博物館」は、人と魚を結ぶ親善大使、東京海洋大学客員准教授、環境省「地球いきもの応援団」などの要職に就く「さかなクン」が、若い頃に研修していた施設なのだそう。さかなクンが大好きな「エビスダイ」が展示されている「汽車窓式水槽」もあるので、お見逃しなく!

メガマウスの雄雌が一緒に揃った標本が見られる等、「日本でここだけ!」という知られざる見所もあるので、探してみて下さいね。「東海大学海洋科学博物館」は、意外に日本一がたくさんあって、メカ二マルなどで遊んで学べるので、他の水族館とは一味違います。また、夏休みの自由研究などに、お役立ちのスポットなので、チビッ子諸君を筆頭に、是非、ご家族皆さんで訪れてみて下さいね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/09 訪問

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