写真:織笠 なゆき
地図を見る神明宮は、厄除(八難除)の神社として知られています。主祭神は天照大御神(アマテラスオオミカミ)と月読命(ツクヨミノミコト)、須佐之男命(スサノオノミコト)、そして、伊勢神宮の外宮の御祭神である豊受大神(トヨウケノオオカミ)。中でも、古事記や日本書紀において三貴子と呼ばれる天照大御神・月読命・須佐之男命を揃ってお祀りしている神社は国内でも希少といわれています。
拝殿の正面には、白砂の向こうに三貴子をお祀りする御正殿が並び、左手の祈祷殿には豊受大神が祀られています。立ち入れない白砂の美しさに、奉拝の場がより神聖なものとして感じられるのではないでしょうか。
神明造の拝殿には勝海舟直筆の「天壌無窮」の額が飾られ、見どころの一つとなっています。
写真:織笠 なゆき
地図を見る御正殿前の鳥居は、伊勢神宮による第62回式年遷宮ののちに譲り受けたものです。平成27年9月6日に大勢の人々の手によって阿佐ヶ谷のまちを曳き廻す「お木曳行事」を行い、神明宮に引き込まれました。
この式年遷宮で鳥居を賜ったのは、東京では2社だけ。神明宮が賜ったのは「瀧原宮」という伊勢神宮の別宮のものです。「瀧原宮」は、現在の伊勢神宮の元になったといわれている由緒あるお社で、神明宮は東京にいながら伊勢神宮との深いご縁を感じることができる神社となっています。
お守り「神むすび」は神明宮オリジナル。繊細な織りと美しいデザインのこのお守りは種類が多く、男性にも女性にも似合うものとなっています。ブレスレットやストラップ、カバンなどにつけるアクセサリー等々、使い方は自由自在。何本か揃えて、重ねづけしたり服の色に合わせて選んだりしたくなっちゃいそうですね。
「神むすび」は“ご神縁を受け、運気が上がりますように”というお守りなので、誰かに見られても自分の具体的な願いが何なのかを知られずに済むのもいいところ。この万能さは他の方へプレゼントするのにもいいですね。授与所にはプレゼント用の化粧箱も用意されています。
季節限定のデザインが頒布されることがありますので、気になる方はページ下部【この記事の関連MEMO】より、神明宮の公式サイトをご確認ください。
写真:織笠 なゆき
地図を見る写真の御朱印は夏越の大祓の頃のもの。形代が描かれた印の他、うつらないように間に挟んでくださる薄紙も流水を描いた涼やかな水色のものになるなど、季節を感じる心配りがされています。
こちらの薄紙は神社の皆様のお手製で、平成28年の桜の季節には、桜の印や桜の花びらが描かれたピンクの薄紙がついたとか。
今後、どの期間にどういう御朱印になるかは未定のため、こちらも神明宮公式サイトの「お知らせ」欄でご確認ください。
神明宮では神事・祭事はもちろんのこと、能をはじめ骨董市や植木市、「阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」や「阿佐谷ジャズストリート」の会場になるなど、様々なイベントも催されています。それぞれの文化やにぎやかな様子を楽しみたい方はイベントの日を選んで、逆に静かな神明宮に浸りたい方はそれを避けて、参拝する日を決めてはいかがでしょうか。
神明宮ならではの清々しい空気に触れて癒しのひとときを過ごし、素敵なお守り選びを楽しみましょう。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/12/6更新)
- 広告 -