静岡県浜松市にある「グランドホテル浜松」は、1929年(昭和4年)に開業した料亭“聴涛館(ちょうとうかん)”から始まりました。当時、浜松市内には宿泊施設があまり無く、1952年(昭和27年)に旅館業を開業。また遠くから訪れる方々にも、ゆったりと過ごせるようにと1968年(昭和43年)都市型ホテルをオープンしました。
左側が「グランドホテル浜松」の旧館で、右側が新館。その新館の手前にあるのが“聴涛館”となっています。その他にも「グランドホテル浜松」では、黒毛和牛としゃぶしゃぶのお店“いなんば”、中国料理の“朱茂琳(つもりん)”、レストラン“ロチェスター”など人気の店舗が揃っています。
思わず立ち止まってしまう、新館2階にある“アトリウムロビー”。12階までの吹き抜けの構造により、非常に開放的な空間となっています。中央には中庭風のチャペルがあり、その周りには浜松の主要な産業である車、オートバイ、楽器などの展示ショールーム。一般的なホテルのロビーでは体験できない、見所満載のスポットです。
また「グランドホテル浜松」は小高い丘の上という立地。そのため、吹き抜けのロビーを中心に配置された客室内からは、浜松の景観を楽しめるのもポイントの一つです。落ち着いた雰囲気の客室で、のんびりと寛いでみてはいかがでしょうか。
徳川家康(1543年〜1616年)も好んで食したと言われる“浜納豆”。納豆菌ではなく麹菌を用いた味噌に近い味のする古くより伝わる発酵食品の一つです。
2015年(平成27年)の家康公の顕彰400年を記念して「グランドホテル浜松」の伝統のカレーと、地元・浜松のヤマヤ醤油の“浜納豆”がコラボレーションして、“闘将・家康公カレー”が誕生しました。
鷹を用いて他の鳥類や哺乳類を捕らえる狩猟の一種である鷹狩りを愛した徳川家康にちなんで、カレーの具材には鴨肉をレシピに採用。コクのある“浜納豆”と浜松特産の食材とが絶妙に調和したキーマカレー風のカレー・ルーとなっています。
白米には茶葉の粉末で徳川の家紋もデザインされ、目でも楽しめるパワーディッシュです。
徳川家康ゆかりの“浜松城”や“五社神社”のある浜松。近年では2017年(平成29年)のNHK大河ドラマの影響もあり女城主・井伊直虎ゆかりの場所もクローズアップされています。
そんな豊富な観光スポットが点在する浜松を充分に巡る事ができるように、「グランドホテル浜松」では約300台収容可能な立体駐車場が完備。24時間・無料で利用でき、観光の拠点にピッタリの設備が整っているもの注目のポイントです。
“闘将・家康公カレー”と“五社神社”の絵馬が付いた宿泊プランでは、オンラインゲームの戦国IXA(イクサ)とコラボした“五社神社”の祈願絵馬がチェックイン時にプレゼントされます。今までの徳川家康のイメージをガラリと変えた、絵馬に描かれたその姿を是非、御覧下さい。
「グランドホテル浜松」の12階にレストラン“ロチェスター”が誕生した2015年(平成27年)は、徳川家康の400年祭という特別な年。そして浜松は家康公の天下取りの拠点となった土地。
この特別な縁を思う存分に味わえるのが“天守の朝餉(あさげ)”です。縁起の良さを重視した結びの神に由来する、おむすび“常勝結び”、または静岡の特産のお茶にも因んだ“出陣茶漬け”が味わえます。
その他にも、“克己のとろろ”、“縁起茄子”など家康公の哲学に触れられる品々が揃っています。メニューに関する逸話や背景なども一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
「グランドホテル浜松」から歩いて約15分の場所にある“五社神社”。家康、秀忠、家光と徳川三代将軍とゆかりがある神社なので、散歩を兼ねてお参りしてみてはいかがでしょうか。
浜松の食材を活かした“闘将・家康公カレー”。大事な試験や重要な商談の前に、天下人・徳川家康にあやかって、さらに自らを鼓舞してみましょう。
以上、徳川家康ゆかりのメニュー“闘将・家康公カレー”や“天守の朝餉”を中心に静岡県浜松市「グランドホテル浜松」の御紹介でした。
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