「グランドホテル浜松」の新館の手前には、料亭の“聴涛館(ちょうとうかん)”があります。「グランドホテル浜松」は、1929年(昭和4年)に開業した“聴涛館”が元々の始まり。1952年(昭和27年)に旅館業を開業。料亭から宿泊施設へと事業を展開し、現在に至ります。
さらに聴涛館は、2015年(平成27年)9月に、浜松随一の舞台付き200畳の「大広間」を中心とした改築を経て、リニューアルオープン。格調ある日本情緒に現代風のアレンジを加えて、伝統の会席料理をより一層楽しめる空間になっています。
12階まで吹き抜けの“アトリウムロビー”には、光に満ち溢れた開放的な空間です。静岡県浜松市はスズキやヤマハが本社を置く地。またホンダの創業者・本田宗一郎の生まれた地でもあり、主要な産業の車、オートバイ、ピアノといった本格的な展示ショールームが整い、見応え充分です。
さらに注目の設備があります。それは、シースルーのエレベーター。カゴの上下の部分は黄金色に輝くレトロモダンなデザインとなっています。このデザインは、浜松・三ヶ日の特産「三ヶ日みかん」をイメージされたもの。
以上のように、浜松の特色が前面に押し出された魅力的なロビーを是非、満喫してみて下さい。
さらに驚くべき事に、「グランドホテル浜松」の館内には、なんと海外の領事館も!
それが、こちらの“ハンガリー名誉領事館”です。普段はハンガリー輸入品ショップとして営業しています。
上述の通り、浜松に本社のあるスズキが1991年(平成3年)、ハンガリーに系列企業を設立。その関連により、こちらの「グランドホテル浜松」内に“ハンガリー名誉領事館”が置かれる事になったのです。
通常は領事館として機能してはいませんが、2011年の東北大震災の折には実際に使用されるなど、緊急時に重要な拠点ともなる場所です。こちらも是非チェックしてみて下さい。
天皇皇后両陛下を始め、その他にも多くの著名人や有名人などが宿泊、使用してきた伝統と格式のある「グランドホテル浜松」。落ち着いた雰囲気の漂う館内で、大人の優雅な時間を過ごせるのもポイントです。
こちらは20.9平米のシングルルームの一室。充分な広さを持ち、アンティーク調の客室内には、液晶テレビ、冷蔵庫、荷物台などが揃っています。
またバスルームには、静岡の特産の一つであるお茶の成分が入った茶シャンプーと茶ボディソープが用意され、利用者に好評を得ています。
先述の料亭“聴涛館”の他に、しゃぶしゃぶや鉄板焼きステーキが名物の民芸割烹“いなんば”、中国料理“朱茂琳(つもりん)”、ロビーバー“サイドウォーク”など各種のグルメを思う存分に堪能できる「グランドホテル浜松」。
最上階の12階には、ライブキッチン付きのレストラン“ロチェスター”も。また12階でエレベーターを降りると、目の前には180度を見渡せる展望フロアがあり、浜松の景観を楽しめます。天候の良い日は遠州灘まで望め、誰でも利用可能なオススメのビューポイントです。
「グランドホテル浜松」には24時間・無料で利用できる300台を収容可能な立体駐車場も完備され観光の拠点にも最適。また行き来が便利なように立体駐車場とホテルとは歩道橋でつながっています。
様々な魅力を持った「グランドホテル浜松」の各種のプラン、レストラン等の営業時間といった詳細については、下部関連MEMOにあります公式サイトへのリンクより御確認下さい。
以上、地元産業の展示ショールームや“ハンガリー名誉領事館”など見所満載、また各種のレストランなども揃った伝統と格式のある静岡県浜松市「グランドホテル浜松」の御紹介でした。
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(2024/10/13更新)
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