「金魚ちょうちん」って、赤と白の胴体にパッチリ黒目のおどけ顔がとってもかわいいですよね!!お祭り期間中は約4000個の金魚ちょうちんが飾られ、訪れる方みなさんが癒されていますよ。
約150年前の幕末のころ、青森の「ねぶた」をヒントに伝統織物「柳井縞」の染料を用いて作り始められたことをきっかけに、今では山口県でも代表的な民芸品になっています。おみやげとして購入することも出来るのですが、金魚ちょうちん製作体験もできる施設(ゆない西蔵ーMEMO参照)もありますので、お祭りが始まる前の時間帯に手作り体験をされてみるのもいいですね。
古い街並みの軒下は金魚ちょうちんだらけ!
夜になると、ちょうちんにライトが灯されてとっても良い雰囲気になります。ライトアップされた昔の看板やガラスに映り込む金魚の姿を眺めながらゆっくり散策して下さいね。
ただ、お祭りの日はご覧のように大混雑となりますので、手荷物等は最小限で抑えた方が良いでしょう。
このお祭りの一番の見どころは、夕暮れ時からはじまる「金魚ねぶたの練り歩き」。各チームが趣向を凝らした巨大な「金魚ねぶた」が、らっせーら!らっせーら!の掛け声とともに市内を練り歩きます。
その勇姿を眺めてるだけでも十分に楽しい「金魚ねぶた」ですが、それを勢いよく回転させる迫力満点の練り回しは圧巻ですので、是非目の前で見学されることをおすすめします。「商家博物館むろやの園」前の大きな交差点が披露の場となっていますので、早めに行って最前列のいい場所をがんばって確保してください。
写真はまだ明るい時間帯に撮影したものですが、暗くなってから闇夜に浮かぶ真っ赤な金魚もまたとっても綺麗ですよ。
子供や女性だけが曳き回すねぶたも必見です!!気合いの入った曳き回しは男性顔負けの迫力なのです(笑)。
お祭りも終盤になると、きれいな打ち上げ花火が上がります。細い路地なんかに入り込んでいると見えませんので、音が聞こえはじめたら見通しの良い広い通りに出て下さいね。
打ち上げ場所は河口方向になりますが、みなさんが向いている方を見ると間違いなく見られます(笑)。
金魚ちょうちん祭りは、お盆等で帰省された方々をふるさとの民芸品でお迎えする夏のイベントで、毎年8月13日が本祭です。「金魚ねぶた」や、「ふるさと花火」は本祭の日に見る事ができますよ。
お祭りの日は大混雑の会場周辺ですが、普通の日には白壁が映える商家にかわいい金魚ちょうちんが飾られたとっても素敵な街並みをゆっくり見学することが出来ますので、お祭りの日以外でもぜひ柳井市にお立ち寄り下さいませ。(トラベルjp 旅行ガイド別記事:MEMO参照)
【日時】8月13日(火曜日)※雨天の場合は一部イベントが中止。
【場所】JR柳井駅〜白壁の町並み一帯(柳井市中央〜柳井津)
【交通】JR柳井駅より徒歩1分/山陽自動車道玖珂ICより車で約20分
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(2024/12/14更新)
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