写真:沢木 慎太郎
地図を見る「シーチャン島」があるのは、タイの首都バンコクと、パタヤのほぼ中間にあるシーラーチャー。多くの日本人にはなじみのない小さな港街ですが、日系企業が多く進出し、世界でも有数の日本人街となっています。
海岸には、“タイの江の島”として「ロイ島」があり、市民の憩いのスポットとして人気。しかし、ロイ島の沖合には、「シーチャン島」と呼ばれる南北に細長い島があり、ご覧のような透明感あふれる絶景のビーチを楽しむことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るいかがでしょうか?バンコクから一番近い島で、これほどまでに透明感に満ちあふれた海は他にありません。バンコクからほんの近くに、こんなに絶景のビーチが広がっているなんて!
そんな「シーチャン島」は、絶好のシュノーケル・ダイビングスポット。あまりにも海が透き通り、シュノーケリングを楽しんでいると、空を飛んでいるような浮遊感!まるで鳥になったような開放感がたまらない。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るまったく手つかずの自然が残るのが「シーチャン島」の大きな魅力。タイで有名な人気ビーチリゾート観光地といえば「プーケット島」「サムイ島」を思い浮かべる方は多いと思います。
しかし、この「シーチャン島」はまったくと言っていいほど観光化されておらず、「サメット島」や「ラーン島」と比べても遥かに素朴で、のどかなタイ人の暮らしが見られるだけ。外国人観光客の姿はほとんどなく、タイ人カップルや家族がビーチでのんびりしています。しかも、ほとんど誰の姿もなく、とても静か!
写真:沢木 慎太郎
地図を見る観光ガイド本で有名な『地球の歩き方』にも、「シーチャン島」が載っていないのは、実は島を取り囲む海岸の多くが岩場ということ。釣りに適した場所はたくさんありますが、海水浴が楽しめる砂浜が少ないのです。
そんな中で、白いビーチと青い海を楽しむことができる数少ないビーチが、こちらの「タンパンビーチ」(Tham Phang Beach)。純白の砂には岩場が点在し、深く透き通る海の青いグラデーションがなんとも素晴らしい!
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「タンパンビーチ」は、タイ人でもほとんどの人が知らない秘島のビーチ。ホテルは、小さな素朴なバンガローがあるだけ。
屋台のチャーハンや焼き鳥は、サメット島やラーン島と比べようがないほど安い!掘っ立て小屋のような売店には、浮き輪や水着がほんの少し売られている程度。昔ながらのタイの風景が心地いい。
何もないビーチで、透明な海と遊び、ほとんど人のいないビーチで静かな、何もしない休日を過ごしたい。そんな方におすすめの手軽で、絶景なビーチが「タンパンビーチ」です。
バンコクから「シーチャン島」に行くには、東バスターミナル(エカマイ)に乗り、まずはるシーラーチャーへ。オート三輪のトゥクトゥクを使って、「ロイ島」にある桟橋へ向かいます。
「シーチャン島」へは定期船で約50分。島内でさらにトゥクトゥクに乗り込み、「タンパンビーチ」へ移動します。
バンコクから抜群にアクセスが良く、混雑していないことが最大の特徴。年末年始や祝日で、サメット島やラーン島、パタヤが混んでいて、「どこにも泊まるホテルがない」といった時には、ぜひ「シーチャン島」を訪れてみて下さい。
また、シーラーチャーは安くておいしいシーフード店が多く、素朴なナイトマーケットも楽しむことができます。これについてもご紹介していますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみて下さい。
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この記事を書いたナビゲーター
沢木 慎太郎
恋愛小説「星の流れに 風のなかに 宇宙の掌に」(※澤 慎一の名前で制作)が電子書籍化され、作家デビューしました。紀行小説「深夜恋愛特急」も、私のひそかなブーム。
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