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写真:藤谷 愛
地図を見る「フォイルズ (Foyles)」は、1903年に創業。1999年に亡くなった先代の経営者は、本の購入のために、
(1)注文書を記入
(2)支払い
(3)本の受け取り
とそれぞれ客を別の列に並ばせていました。一冊買う為に、3度も列に並ぶというこの変なシステムは、ビクトリア時代の面倒な購買システムを継続していたもの。その上、なぜか本の分類が出版社別・・。店主体、客泣かせの本屋でした。一世紀近く存続できたことが奇跡です。しかし、代が替わると設備もシステムも一新!現在ではネットショップもあり、普通の本屋さんと同じセルフシステムで購入ができます。
写真:藤谷 愛
地図を見る2014年にオープンしたチャリングクロス店内は、他のロンドンの本屋さんではみられない北欧スタイルのインテリア。とても明るく、子供コーナー、芸術、宗教、小説など、レイアウトも分かりやすく配置されています。4階までにある本棚の総延長は6.5キロメートル、20万冊もの書籍を販売しています。各フロアのデザインもかなりオシャレですので、ゆっくり店舗内を歩いてみてください。
写真:藤谷 愛
地図を見る多少英語ができなくても、お土産に喜ばれる本といえば「レシピ本」!お料理好きの人なら、外国の料理には必ず興味があるはず。文章も短く簡単なので、辞書で少し調べれば、何を言わんとしているか容易に想像ができます。特にお勧めは、はがきより少し大きいサイズのレシピ本シリーズ(写真)。「王室のレシピ」、「コーンウォール地方のレシピ」、「田舎生活のレシピ」など、興味をそそられるシリーズがズラリと専用ラックに並びます。お値段もお手ごろなので、数冊買って帰ればバラマキ土産としても重宝します。
そのほかに、幼児絵本もお勧めです。絵柄が鮮やかで、文章も一行!そんな本がたくさんなので、お土産にあげてもプレッシャーになりません。
写真:藤谷 愛
地図を見るチャリングクロス店の1階には、フォイルズ印のバッグや雑貨、セレクト文具などがあります。バッグのデザインは多種あり、創業店舗の写真のバッグ(写真手前から2番目のバッグ)が特にお勧めです。
創業したフォイルズ兄弟は、公務員試験に失敗。その勉強に使っていた使い古しの参考書の販売広告を出すと、予想以上の注文が入り、利益を乗せて販売した、というのがフォイルズの始まり。確かに、公務員ではなく商売人向きでしたね。そんな歴史を語ることのできるバッグです。
写真:藤谷 愛
地図を見るチャリングクロス店5階の一部と6階はイベントスペースとなっており、アート展示やジャズコンサートなど多彩なイベントを行っています。写真は絵本イラストの展示で、画風もいろいろ。本を読むだけではなく、これから本になっていくであろう作家の作品を眺められる、という楽しいイベントです。
入場は無料のものもあれば、有料のものもあります。訪問前に、記事下に記載しているフォイルズのウェブサイトから、イベントスケジュールをご確認ください。
写真:藤谷 愛
地図を見る5階には他にもカフェがあります。購入した本を、ここでゆっくり紅茶でもいただきながら読んでみませんか?ランチメニューなどもありますが、せっかくなので、イギリスらしいスイーツ系の食べ物を注文してみましょう。
写真:藤谷 愛
地図を見る例えば、定番のスコーン。バターと生クリームの中間のような「クロテッドクリーム」やジャム各種をたっぷりつけて食べます。そして「クランペット」。まだ日本ではそれほど馴染みはありませんが、気泡が多めの小さいパンケーキのようなものです。もっちりとした食感で、ジャム、ピーナッツクリーム、レモンカードなどを付けて食べます。イギリス人は朝食として食べることが多いですが、スイーツ系として、コーヒーでも紅茶でも美味しく食べることができますので、ぜひ試してみてください。
「英国一不便」と呼ばれた本屋さんの大変身、いかがでしたか?フォイルズは、もはや本を買うだけの場所にあらず!本を中心に楽しく時間を過ごす場所になっています。日本の本屋さんとは異なる楽しみ方で、フォイルズを満喫してみてください。
*ロンドンで買うイギリス土産にピッタリのお店も、下記「関連MEMO」で紹介しています。参考にどうぞ。
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