写真:ふるかわ かずみ
地図を見る竈門神社の特色の1つに、まるでカフェのようなお洒落な社務所があります。壁は一面ガラス張りで、中には色とりどりのお守りがずらり。そんなお守りの中でも、特に人気のお守りが「恋守り」という赤い糸のお守り。結びの神様で有名なことから、そのご利益にあずかり、むすびの糸として通常のお守りと一線を画しています。
麻で出来たこちらの糸は、手首に巻いてブレスレットにしてもいいし、ネックレスとしてもOK!お財布や手帳に挟んで普段持ち歩いても。
ちなみに竈門神社は赤い糸で「恋」のむすびですが、太宰府天満宮では色違いの青い糸が売られていて、こちらは「夢」が叶うとされています。(いずれも1500円)
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る境内右手奥にある「愛敬の岩」は、左右離れて1つずつ岩があります。左の岩(写真手前)から目をつむったまま、もう1つの岩まで無事辿りついてタッチできれば恋が叶うとか。
もし一人じゃなく、だれかのアドバイスで辿りついたら、恋のほうも誰かの援助で成就するそうです。
目をつむって歩くということが普段ないので、実際歩くと怖いし、進み方も人それぞれ。おそるおそる進む人もいれば、道の半分あたりで手を出して探そうとする人などなど・・
性格が出そうですが、女性同士やグループですると盛り上がること間違いなし!
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る本殿向かって右横にある「再会の木」は、サイカチというマメ科の木で、その実(豆)はさきほどの赤い糸のチャームのモデルにもなっています。
そもそもの言われは、神功皇后が三韓征伐の折り、宝満山に登ってこの木を植えて親しい人との再会を願ったことからきているそう。無事その再会を果たしたことからあやかり、この木に祈ることで親しい人との再会やまだ見ぬ人との出逢い、ご縁結びとしての象徴となっています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る続いては本殿正面の階段の左手に、木の杭で囲まれた小さな「水鏡(みずかがみ)」。お賽銭もいくつか投げ入れられていますが、本来は自分の姿を映し出すことで、自分自身の穢れを払い清めるのが目的。そして純粋な気持ちで祈り捧げることで、願いが叶うといわれています。
鏡とついていますが、本当の鏡のようにくっきり映るわけではないので、筆者もシルエットのみとなりましたが、要は祈りをささげるときは純粋でまっすぐな気持ちで・・という心のもちようを伝えているのかもしれませんね。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る今度は本殿向かって左側の奥の階段を登ったところにひっそりと「須佐神社」があります。
あまり気づいてない人も多いかもしれませんが、こちらは須佐ノ男命(スサノオノミコト)がお祀りされています。須佐ノ男命といえば、日本神話にも多く登場することで有名ですが、奥さまの櫛稲田姫(クシイナダヒメ)と夫婦として、出雲には初めて新居として構えた神社もあるほど。
暴れん坊としてのイメージも強い神様でもありますが、奥さんをヤマタノオロチから守って助け出した強くてたくましい神様でもあります。結婚や恋愛成就など、ぜひスサノオの神様にも祈願してみては?
車の方は神社入口に駐車場があります(有料/400円)。足がない方は太宰府駅から竈門神社までは、まほろば号というバスが出ています(大人100円)。所要時間は約10分。終点「内山」というバス停で降りたら、駐車場前に着きます。1時間に2本出てるので、事前に時間もチェックしておきましょう。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/12更新)
- 広告 -