タイで伝統に縛られない「ホワイト・テンプル」が周囲に光を放つ!

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タイで伝統に縛られない「ホワイト・テンプル」が周囲に光を放つ!

タイで伝統に縛られない「ホワイト・テンプル」が周囲に光を放つ!

更新日:2016/12/27 14:37

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 写真家、旅ライター

タイ王国のチェンラーイ県にあるワット・ロンクンは、通称「ホワイト・テンプル」と呼ばれています。日本でも有名なチェンマイ県から移動しやすく、チェンラーイ県周辺を含めた観光地として定番コースに組み込まれることもあります。

あちらこちらが真っ白であまりにも独特。眩いばかりのその姿は、一度見たら忘れることは出来ません。タイの中でも極めて異色なこのお寺。どのような場所なのかご紹介します。

ワット・ロンクンとは

ワット・ロンクンとは

写真:大里 康正

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ワット・ロンクン(Wat Rong Khun)は、1997年から建設が始まっています。歴史ある仏教国タイにおいてかなり新しい寺院と言えます。作っているのはアーティストのチェルムチャイ・コーシピパット(Chalermchai Kositpipat 1955年生まれ−現在)です。実は未だにどこかが建設中であり、完成はしていません。彼は生涯をかけて建設を続けると発言しています。

建設には三つの意味があります。一つ目はユニークな寺院を建設することで、世界にタイ王国を知ってもらいたいと考えたこと。二つ目は宗教心。三つ目は先般亡くなりましたが、尊敬するラーマ9世に捧げるというものです。彼は何度も拝謁しており、そして元国王は彼の芸術を好んだと言われます。

様々なモチーフ

様々なモチーフ

写真:大里 康正

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寺院の入口には橋がかかり、そこに地獄が描かれています。これは悟りを開く前のゴーダマ・シッダールダ(釈迦)の苦悩を意味しています。地獄からは数多くの手が出ており、怖い感じさえするでしょう。その他にもあちらこちらに白、銀、赤など様々な色の髑髏もあり、迫力があります。釈迦の苦悩同様に、一般の人も様々な苦悩、誘惑があり、それを克服していかねばならないという宗教的教えが込められています。

それでも寺院の様々なモチーフは、仏を中心とした天界、悟りが表現されています。全体として「善悪」や「天国と地獄」を芸術家としての表現で、人々に伝えようとしているのです。

白い仏は他では数少ない

白い仏は他では数少ない

写真:大里 康正

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タイの寺院では、その多くが黄金色を基調としています。どこもかしこも輝く黄金色がタイの定番です。もっとも貴い存在の仏は黄金か、高貴さを意味するグリーンエメラルドで作られているのです。

しかしながらワット・ロンクンではホワイト・テンプルと言われる通り、建物だけでは無く、仏も真っ白なのです。これは珍しい存在ですので、現地でじっくりと観察してみましょう。

ワット・ロンクン式の祈願

ワット・ロンクン式の祈願

写真:大里 康正

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銀色プレートは、日本の絵馬と言えます。面白いのは最初から財運アップと打ち込みがされていて、現地通貨30バーツで購入します。プレートにマーカーを使って自分の名前を書き、祈りを込めて境内のプレート用の木に吊るします。この木の形は、仏陀が悟りを開いた時に背後にあった菩提樹を意味しています。

なお、木に限らず、寺院内には莫大な数のプレートが下がっており、どこに下げるかは自由ですが、どこであっても祈りを込めて吊るしてみましょう。タイのパワースポットと呼ばれており願いが叶うかも知れません。

黄金のトイレ

黄金のトイレ

写真:大里 康正

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タイの寺院の中で、最も豪華と言われるトイレがこちらにあります。記念写真撮影をする人が常におり、ベンチまで用意されています。その作りは王宮を思わせる煌びやかさで、ホワイト・テンプルにあって黄金というユニークさとなっています。

トイレは敷地内の他の場所にもありますが、ぜひとも入ってみて下さい。使用に特別なお金はいりません。

最後に

今回ご紹介した他にも、色々な見どころがあります。入口を入ってすぐのところに大きな水槽があり、その中心に花弁があります。小銭を投げ入れてうまく花弁に乗れば、幸運が舞い込むと言われています。

また、大きな売店があり、建設を続けるアーティストの作品が展示、販売されています。他にも様々なお土産が販売され、そして飲食店も充実していますので、ゆっくりと過ごすことが可能です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/30 訪問

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