写真:羽田 さえ
地図を見る山鹿の観光と言えば、まずは国の重要文化財である芝居小屋の「八千代座」。西洋建築の技法も取り入れながら明治時代に建てられたものですが、江戸の風情を色濃く残した独特の雰囲気があります。
現役の芝居小屋のため、舞台がかかっている場合もありますが、公演のない日は内部まで見学可能。色鮮やかな広告画にシャンデリアのある天井、畳敷きの升席。回転装置の付いた舞台や奈落まで、ガイドさんの案内付きで見学できます。
写真:羽田 さえ
地図を見る山鹿と言えば、毎年8月に開催される幻想的な灯籠まつり。「山鹿灯籠民芸館」は季節を問わず約100個の灯籠が並び、祭りの風情を楽しめるスポットです。もとは銀行として使われていた大正14年築の洋館を改装した、大正ロマンあふれる建築も見どころのひとつ。
八千代座とのセット鑑賞券を購入すれば、割引価格で入場可能です。手漉きの和紙を使った灯籠制作の実演も行われているほか、前日までに予約すればミニ灯籠づくり体験も出来ますよ。
写真:羽田 さえ
地図を見る昼食に訪れたいのは、豊前街道沿いの古民家を改装した「ピッツェリア・ダ・ツルバラ」。ゆったりした雰囲気の中で、本格的なナポリ式石窯ピザを味わえるお店です。
写真は熊本らしさ満点の、馬すじカレーのピザ。ほんのり甘みのある馬すじと、スパイスの効いたカレーは相性抜群!地元産の食材をふんだんに使った、トマトとしらすのピザもおすすめです。エスプレッソやワインもあり、ついつい長居したくなるかもしれません。
写真:羽田 さえ
地図を見る続いては江戸の雰囲気を残す山鹿温泉の共同浴場「さくら湯」です。「さくら湯」は、肥後藩主・細川忠利公が整備した休息所「御茶屋」がその始まり。宮本武蔵も入浴したと言われる、歴史ある温泉です。
レトロで風格ある建物は、昭和40年代に一度取り壊され、再建されたもの。ご近所から毎日通う常連さんに混じって入浴してみましょう。昔ながらの共同浴場の風情そのままに、石鹸やタオル類は持参するか購入する必要があるのでご注意を。
写真:羽田 さえ
地図を見る「さくら湯」の向かいには、無料で利用できる「あし湯」もあります。さくら湯で温泉に入るほどの時間がない時は、足湯だけでもぜひ試してみてくださいね。
クセのないアルカリ性単純泉で、水温は39.4度とややぬるめ。歩き疲れた足を休めるのにぴったりです。熱すぎず、子供でも安心してつかることができるので、家族連れにも人気。屋根付きで、天候を問わず楽しめます。また、足湯の傍には飲泉場もありますよ。
熊本県山鹿市の半日観光コース、いかがでしたか?今回ご紹介したのはすべて中心部にあり、手軽に徒歩で回ることが出来るスポット。歴史的建造物や街並み、温泉、グルメなど、盛りだくさんに楽しめます。とは言え、まだまだ他にも見どころの多い山鹿。時間がたっぷりあるというかた、気に入ってリピートしたいというかたは、ぜひ山鹿温泉の温泉旅館に宿泊して、のんびり過ごしてみてくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
羽田 さえ
こんにちは。国内は44都道府県(青森・秋田・新潟が未踏です!)を旅しました。海外は東アジアが多めです。旅先では、歴史ある建物や古い街並みを見て歩くことが大好き。素敵なホテルに泊まること、美味しいものを…
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