写真:櫻井 れき
地図を見るまず最初にご紹介するのは、中華風に煮込んだアヒル肉のぶっかけ飯「カオ・ペッド・パロー」。
柔らかく煮込まれたアヒル肉にとろみのある煮汁がからんでいて、これをパラッとしたタイ米にかけますとふんわりと八角の香りが広がります。
横にあるレバーのようなものは、アヒルの血のカタマリ。「ぇえっ?血!?」とちょっとためらってしまうかもしれませんが、こちらは生臭くもないし味もほとんどないゼラチン状のもので、プルプルとした食感が楽しめます。
写真:櫻井 れき
地図を見るまずはこの赤い色を見てギョッとするかもしれません。でもご安心を。この赤身の素は「紅腐乳」という豆腐を麹につけて発酵させたもので、辛みはまったくありません。クイッティアオとは米粉で作られた麺料理のことで、日本で「タイラーメン」と呼ばれているものです。
紅腐乳の酸味がきいていて、甘酸っぱい味わい。具の魚のつみれ団子のモチモチした食感や空芯菜のシャキシャキ感がたまらないです!クイッティアオは麺の太さが選べるのが特徴で、太い順にセンヤイ・センレック・センミーとあります。汁なしで注文することもできますよ。
「ホイ・ラーイ」というアサリに似ているタイの貝とモヤシを片栗粉と卵で作った生地に混ぜて焼いた「ホイ・トート」。タイ風のお好み焼きと言うとわかりやすいかと思います。
揚げ気味に焼かれた生地のカリカリッとした食感と、モヤシのシャキシャキッとした食感が相まってとってもクリスピー!あさりの歯ごたえも良く、甘みのあるチリソースにつけて食べるとさらに風味が増します。
辛いのが得意な方は、プリックと呼ばれるタイの唐辛子が入ったソースにつけてみてください。ビールとベストマッチ!
写真:櫻井 れき
地図を見る鍋の中に春雨とカニの身、タイの生姜などの香辛料を入れて風味良く蒸した「プー・オップ・ウンセン」。「プー」とはカニという意味で、この具がエビに変わると「クン・オップ・ウンセン」と呼ばれます。
しょうゆベースでほっとする味。カニのエキスを十分に吸った春雨はつるつるとのどごし良く、口いっぱいにカニの風味が広がります。風味付けの生姜やレモングラスなどの香辛料の香りもきいていてさっぱりしていますので、身体の調子が悪い時や二日酔いでもつるつるっと食べられちゃいますよ。
もち米で作られたおこげと、ピーナッツやココナッツミルク、タマリンドが入ったディップソースの「カオタン・ナータン」。なんだかかわいらしい響きですよね。
ココナッツミルクと豆の一種であるタマリンドで味付けされたソースはやさしい甘さ。中に入っているピーナツと玉ねぎの食感がいいアクセントになります。甘い味わいはお子さまにもぴったり。サクサクのおこげにたっぷりとディップして食べると、いくらでも食べられちゃいます!
辛い物が苦手な方やお子さま向きのタイ料理を5つご紹介しましたが、これはほんの一部。タイには探せばまだまだ数多くの料理があります。
最近のタイの主要都市には世界各国のレストランがあふれており、タイに住む若者たちはこのような料理店で食事をする機会が多くなりました。そのため今時の若者たちの中にも辛い物がまったく食べられないような人が増えていて、家庭では辛みをおさえたタイ料理を好んで食べているといいます。
もちろん「辛いもの大好き!」な方にもオススメな料理ばかりです。タイで辛い物を食べすぎてちょっと身体の調子が悪いな〜という時にはピッタリ!ぜひ本場で試してみてくださいね。
この記事を書いたナビゲーター
櫻井 れき
東京在住の主婦ナビゲーター、櫻井れきです。タイ・バンコクの情報を中心にお届けしております。たまにパタヤやホアヒンなど、地方の記事も。特にバンコクの記事では、都心から少し離れたローカルエリアの穴場スポッ…
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