奇跡の透明度!北海道積丹町の絶景スポット「島武意海岸」

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奇跡の透明度!北海道積丹町の絶景スポット「島武意海岸」

奇跡の透明度!北海道積丹町の絶景スポット「島武意海岸」

更新日:2016/07/08 10:13

鈴野 にぽぽのプロフィール写真 鈴野 にぽぽ 北海道ブロガー

札幌から自動車で国道5号線を走ること約2時間。北海道の西側・日本海に突き出た積丹半島は「シャコタンブルー」と呼ばれる美しい青色の海が広がっています。中でも「島武意海岸」は絶景スポットとして知られ、毎年多くの人が訪れています。

島武意海岸は展望スペースから見た時の青い海も印象的ですが、波打ち際まで近づくと水と空気の境界線がわからないほど透明!奇跡の透明度を誇る積丹の海を近くで体感してみましょう!

明治時代に作られた小さなトンネルは非日常の空間!

明治時代に作られた小さなトンネルは非日常の空間!

写真:鈴野 にぽぽ

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島武意海岸を見下ろす展望スペースは、駐車場の先にある小さなトンネルを通り抜ける必要があります。人がやっとすれ違えるほどの幅しかない小さなトンネルは、海岸で水揚げされたニシンなどの海産物を運ぶために明治期に掘られたもの。昭和40年代に一度改修工事がされていますが、掘られた当時の姿をそのまま残しています。

トンネルへと一歩足を踏み入れると、その瞬間に冷やりとした空気に変わります。トンネルの中はほとんど明かりがなく真っ暗で、前の人の背中や出口から差し込む日光の光を頼りに進まなければなりません。日常生活では味わえない空間を歩きながらトンネルの先にある景色に想像を巡らせると、一層期待がふくらみます。

なお、島武意トンネルは平成28年10月1日から、平成29年3月下旬まで工事により通行止めとなりますのでご注意下さい。

エメラルド色に近い青!これぞ「シャコタンブルー」!

エメラルド色に近い青!これぞ「シャコタンブルー」!

写真:鈴野 にぽぽ

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島武意トンネルの先に広がるのは、透明度の高い真っ青な海!日本海側の深い青とは異なる鮮やかなエメラルド色に近い青色は、北海道積丹町ならではの海の色ということで、通称「シャコタンブルー」と呼ばれています。

光の加減や季節、時間帯によって微妙に変化する色合いやグラデーションは、見る人の心を惹きつけ飽きさせません。夕暮れ時には日中の鮮やかな青と一変して真っ赤に染まり、絶景夕日スポットとしても人気があります。夏には黄色の花「エゾカンゾウ」が咲き乱れ、一層美しさを増す絶景スポットです!

急斜面を降りた先にある絶景を目指して

急斜面を降りた先にある絶景を目指して

写真:鈴野 にぽぽ

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観光スポットとして有名な「島武意海岸」ですが、展望スペースから海岸まで降りていけることや、その道が非常に急斜面だということは意外に知られていません。そのため、ビーチサンダルやヒールを履いてきてしまう人が非常に多く、海岸まで降りられず断念する人が後を絶ちません。

島武意海岸は、駐車場から島武意トンネルを通り抜けた先に展望スペースがあり、海岸へはその先の遊歩道を降りる必要があります。この遊歩道は断崖絶壁をジグザグに下っていくもので、階段一段あたりの段差も大きくサンダルなどでは到底降りていくことはできません。怪我をしないためにも、必ず履きなれた靴やスニーカーで訪問しましょう。

急斜面の昇り降りは大変ですが、斜面の途中からは展望スペースからは見えなかった景色を楽しむことができます。急斜面の岩肌と草木の緑、そして海の青色とのコントラストも見事で、歩きながら表情を変える景色を眺めれば疲れも忘れることができますよ!

近づくとわかる透明度!島武意海岸の海を間近で見よう!

近づくとわかる透明度!島武意海岸の海を間近で見よう!

写真:鈴野 にぽぽ

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斜面を下って海岸まで降りると、展望スペースから見ていた時の青色とは一変して、透き通った透明の海が目の前に広がります。近づいてみると上から見ていた海がいかに透明度が高いものだったのかということを体感することができ、また違った感動があります。

海水に手を付けると水と空気の境目がわからないほど透明で、全くにごりがありません。写真撮影すれば、海中の小石や水面にうつる岩礁の影などが写りこむほどの透明度です。岩陰にいる小魚やヤドカリなど海の小さな生き物も見えるので、大人も子供も夢中で海中をのぞき込んでしまいます。

ただし、大小さまざまな石や岩が転がっているため、足を滑らせたりつまづいたりしないように注意が必要です。また、海水浴場ではないため泳げませんから、波打ち際で海中の生物を観察したり、海水に少し手をつける程度の楽しみ方にしましょうね。

ひっそりと残る歴史の遺物

ひっそりと残る歴史の遺物

写真:鈴野 にぽぽ

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絶景スポットとして毎年多くの人が訪れる島武意海岸ですが、ほとんどの人に気づかれることなくひっそりと残された石垣が存在します。草が生え看板もない石垣ですが大変立派で、海岸へ降りなければ見ることはできません。

北海道の日本海側は明治時代から昭和にかけてニシン漁が盛んに行われていました。島武意海岸に残されている石垣は大正時代に作られたもので、ニシン番屋と呼ばれる漁師達の休憩所や水揚げの拠点になっていたものの跡地です。

この海岸で大量に水揚げされたニシンや海産物が、人々の手によって急斜面を上がり狭いトンネルを通って運ばれていたかと思うと想像を絶します。当時の人々の苦労とニシンにかける情熱が伝わる歴史の遺物となっていますので、海岸まで降りた方は当時の方々の姿に思いを馳せながら眺めてみてはいかがでしょうか。

北海道積丹町の「島武意海岸」は上と下から見ないと損!

北海道積丹町の「島武意海岸」は展望スペースから眺める上からの景色と、急斜面を降りて波打ち際で見る景色とで全く海の色が異なります。降りていくのが大変な遊歩道ではありますが、運動靴など歩きやすい靴で訪問すれば問題ありません。是非、上と下の両方からこの絶景を堪能して欲しいと思います。

また、ついつい海に目をとられますが、遊歩道を降りながら見るエゾカンゾウなどの花や原始のまま残された岩礁、海岸に残された史跡なども見所のひとつ。ゆっくりと時間を過ごし、大自然がつくり出すダイナミックな景色や昔の人が残した歴史を味わってください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/18 訪問

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