写真:古川 悠紀
地図を見る創業は2012年、場所はバックパッカーが行き交うファングーラオエリア。ファングーラオの目抜き通りであるブイビエン通り沿いにファイブオイスターは位置しています。この通りは夜になると道端にプラスティックの椅子が並んで、そこに座ってビールを飲みかわす現地人と外国人でにぎわいます。その様子はあまりにも日本とかけ離れていて、東南アジア独特のスパイスの効いた時間を過ごすことができるはずです。
ファイブオイスターはその雑多な通りの一角にオープンしました。外国人に自分の目利きしたシーフードを食べてほしいというオーナーの願いが込められています。
写真:古川 悠紀
地図を見るファイブオイスターは2階建てで、1階席は隣とのテーブルが近く、東南アジア独特の人々のざわめきが店内の雰囲気を盛り上げています。大きなリュックを背負ったバックパッカーが行き交うブイビエンの通りを眺めながらとる食事も、異国情緒あっていいものです。友人同士でわいわいビールを片手に楽しみたい方は、1階席がおすすめです。
写真:古川 悠紀
地図を見る2階席はルーフトップのオープンエア席が広がっています。1階よりもごみごみとしていないので、カップルや会社帰りのビジネスマンに人気があります。
店内の雰囲気はベトナムの古き伝統をイメージしたもので、内装はベトナムの伝統建築。随所にノンラー(ベトナムの菅笠)や大仏の置物など、ベトナムを象徴とする装飾が施されています。また、店内を流れているゆったりとした曲は、ベトナムに古くから伝わる民謡。バックパッカーの雑踏から離れて、落ち着いて食事をしたい方は、2階席を選びましょう。
写真:古川 悠紀
地図を見るファイブオイスターは、ベトナム料理全般も扱っていますが、自慢の料理はシーフード。中でも店名にも使われているオイスター(牡蠣)がおすすめの一品。近年ベトナムでは日本食ブームが到来し、最近では日本人に倣って牡蠣も生でわさび醤油につけて食べるベトナム人も増えてきました。
ファイブオイスターでは、海の町ロンハイで獲れた新鮮な生牡蠣を毎日直送しています。そして、驚くことに1個の値段は1万ドン。日本円に換算すると、約50円です。その値段を実現できるのも、ベトナムで獲れた海鮮を一人でも多くの外国人に食べてほしいというオーナーの想いからです。
写真:古川 悠紀
地図を見るここで食べたい魚介は牡蠣だけではありません。メコン川で獲れた淡水の魚や、土鍋の魚の煮込み、そしてクラゲを素材につかったジェリーフィッシュサラダなどもおすすめの一品です。素材、調理法ともに日本では体験できないベトナムのオリジナル。値段も一品500円以下で食べられるものがほとんどなので、お腹いっぱい食べることができます。
ファイブオイスターに来る客の中には、レストランでしっかりと食事をとったあとに、お酒を飲みにバーとして利用する人も多くいます。生牡蠣を肴にベトナム産ビールやウォッカを飲んでベトナムの夜に浸るのも、情緒があっていいですね。
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この記事を書いたナビゲーター
古川 悠紀
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