写真:カカミ ユカ
地図を見るテーブルに運ばれて来たときに、誰もが「通天閣やん!」と叫んでしまうほど完成度が高い「新世界ルナパークパフェ」は、コーンを積み上げて通天閣を模してあるパフェです。
高さ33センチもあるパフェは迫力満点で、大阪に来た記念撮影にもぴったり。
こちらのパフェがいただけるのは、大阪でもっともディープなエリア“新世界”にある、『喫茶店DEN・EN』。新世界100周年を迎えた2012年に新たな名物を作ろうと店主が考案した逸品です。
こちらのパフェの面白いところは、その形だけでなく、グラスの中は“新世界ラムネ”というご当地ラムネドリンクが入っていることです。パフェといえば、クリームとアイスがこれでもかというほど入り、食べている最後の方に胸焼けしそうになるのですが、こちらのパフェは半分がラムネなので、あっさりいただくことができます。
写真:カカミ ユカ
地図を見る新世界が模してあるアイスコーンのドッキング部分がぐらついて、倒してしまう客が多かったため、パフェが運ばれてくる前に、「お召し上がり手順」が配られます(笑)。
それによると、
▽最上部のコーンを外して食べる
▽台座のコーンを外し、周りのクリーム、ミルクせんべいの順に食べる
▽グラスの中のこんにゃくもちを食べ、最後にラムネを飲む
と書かれています。
安定性が消して高いとは言えない一品なので、この手順で食べることをオススメします。
そして、グラスの中に入れてある“新世界ラムネ”で余った分をどうぞ飲んでください、とパフェと一緒に持ってきてもらえるので、すべて食べ終わった最後に、ラムネをグラスに注いで飲むと、喉越しさわやかですっきりします!
<喫茶店DEN・EN>
大阪市浪速区恵美須東2−2−22(新世界本通商店街)
写真:カカミ ユカ
地図を見る続いて紹介したいお店は、梅田阪急三番街にある喫茶店『ミオール』でいただくことのできる衝撃のパフェ。
なんとこちらの店では、パフェの上にケーキをそのままのっけてくれるのです!
ケーキもパフェも食べたい!という欲張りな願望をそのまま表現した、そのストレートな表現に思わず笑いがこみ上げます。
注文方法は、まずは、パフェの土台選びから。
「ラズベリー」「チョコレート」「ストロベリー」「抹茶」の4種類から選べます。すると店員さんがケーキ全種類が載った見本を席まで持ってきてくれるので、その中から上に乗せたいケーキを1つ選びます。
ケーキの値段にプラス400円でケーキパフェにすることができるので、店内では「どうせなら両方たのしんじゃおう!」とケーキパフェを楽しんでいる客が多いです。
一番人気はショートケーキですが、モンブラン、抹茶なども大人好みの味になるとリピーターからの支持が高いそう。
この、大阪的発想の衝撃パフェ、ぜひ一度味わってみてください!
<ミオール 梅田三番街店>
大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街 1F
写真:カカミ ユカ
地図を見る難波の近くにある『こだわりカレーと喫茶の専門店 サンモリッツ』は、吉本の芸人さんがよく訪れる店としても有名なカレーにこだわった喫茶店ですが、その店でだされる“バナナパフェ風カレー”がとてもユニークです。
テレビにもよく取り上げられ、ヤングマガジンで掲載されていた『寄食ハンター』にも登場したほど有名な店です。
その見た目がインパクトがありすぎで、「本当に美味しいの??」と思う方も多いと思いますが、意外や意外、美味しいんです。
この店のマスターが、「辛いのが苦手な人でもカレーを楽しんでほしい」と考案したメニューで、ホイップクリームはウィンナーコーヒー用の甘さ控えめのものが使われており、ピリ辛のルーと合わせるとマイルドな味に変身します!
元々カレールーにはリンゴなどのフルーツが使われているためか、トッピングのバナナも違和感なく食べることができます。
トッピングをよくみると、コーンフレークやチョコレートなどがかかっており、見た目をパフェに近づけようと試みたマスターの遊び心が伺えます。
注文は“バナナパフェ風カレーセット”というセットでの注文のみ。サラダ、スープ、ドリンクがついて1,500円です。
<こだわりカレーと珈琲の専門店 サンモリッツ>
大阪市浪速区難波中2-6-20
「レイコー(アイスコーヒーのこと)」、「レスカ(レモンスカッシュ)」といった独特の喫茶店表現があるように、地元の人が憩いの場所とて足しげく訪れる喫茶店は、まさに“その街の下町文化が集約”されていると私は思っています。
芸人が闊歩し、一般人の中にもノリとツッコミの精神が根付く街、大阪。
そんな大阪人が考える喫茶店のメニューはこれまた、オモロい!
観光途中に一服するのに、チェーン店に入るのもいいけど、その街の文化が根付いた喫茶店でオモロいメニューを味わってみるのも、旅の醍醐味ではないでしょうか。ぜひ、紹介したオモロ〜パフェを食べて、そこに来ている地元民と語ってみてください。また違った一面が発見できるかも!?
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(2024/9/18更新)
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