神奈川新聞社 花火大会は2016年は8月2日火曜日に開催されます。平日とはいえ、多くの人出が予想されますので、良好な撮影ポイントを確保するために、早めのスタートが必須です!
この大会のお勧め見学ポイントは、いくつかあります。もちろん、有料のスポットもありますが、今回ご紹介する見学スポットは、有料の鑑賞会場に引けをとらない、絶好ポイントです。
しかし無料開放されているため、場所取りだけはかなり早め、14時位からスタンバイするのがお勧めです。打ち上げ開始まで5時間近くありますが、自分の見学ポイントを確保しましょう。 撮影する方は三脚も立てられます。
お勧め撮影ポイントの一つ目は横浜の歴史を感じる場所、赤レンガ倉庫を一緒に見学・撮影してみませんか?
赤レンガ倉庫の上空に花火が見られる場所。それが象の鼻パークです。公園の北西周辺がベストポジションになります。人の頭が入らないように構えるには、前列の確保が必要です。ただ、一部の場所は人の出入り口のため、居座りが禁止されるので、当日の様子をよく見て、迷惑にならない場所で鑑賞しましょう。
またやや高めの三脚をお持ちの方は、後方でもうまく構図を構えることができますよ。鮮やかな花火が撮影出来たら感動ものですね。
お勧め鑑賞ポイントの2つ目は、みなとみらい地区の日本丸パークの道路側。こちらからインターコンチネンタルホテルを臨む方向にカメラを構えると、その上空に花火が上がります。
花火の規模によっては、ホテルが爆破されているように映りますよ( ;∀;) またこちらからは左側に見える日本丸を少し入れた構図も中々良いです。一般的な標準ズームレンズのワイド側をうまく使って撮るのも面白いですよ。
ただ、この場所は、やや狭いので、象の鼻よりは早めに行って撮影場所を確保してください。くれぐれも場所取り争い等、諍いを起こさないようにしてくださいね。
では、観賞場所が決まったら、そこで「格好いい花火」を撮るための、アドバイスをお知らせしましょう。
花火の撮影で一番大切なことは、ピント合わせとシャッタータイミングです。特にピントは遠景撮影と同じ設定で無限遠に合わせれば、事実上ぴたりと合います。
そして肝心なのはそのピントが撮影中動かないこと。これが重要なのです。そのため打ち上げ前のやや明るい内に、遠めの建物などでピント合わせします。
マニュアルフォーカスに設定して、ファインダーを見ながら、赤レンガ倉庫やホテルの建物にぴたりとフォーカスを合わせます。その後はレンズに触らず、シャッターを切ればピントが動かずに撮れます。
構図とピントが固定されたら、あとが打ち上げに沿ってシャッターを切りましょう。シャッターモードは BULBに設定します。
ファインダーを見ないで、実物のうち上げをそのまま鑑賞しながら、シャッターを操作しましょう。打ち上げ時の光の帯が出たらすぐシャッターを押して、空中開花が最大になったところでシャッターを閉じます。そうすることで、「茎のある華」が綺麗に撮れます。あまり欲張ってシャッターを開けていると、燃え尽きて落ちてくる火焔が撮れてしまうので、満開になったらすぐシャッターを閉じましょう。
概ねシャッターを開けている時間は2〜4秒の間が良い処だと思います。シャッターはリモコンがあると便利です。
その他の条件はISO100 f/8-11で概ね下界の建物と空中華が綺麗に重なって撮れますよ。
今回は横浜を例に挙げて、花火撮影のアドバイスをいたしましたが、これから真夏に向け色々な花火大会が開催されます。皆様の花火見物や撮影の際にこの記事の話題が参考になれば幸いです。
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