無人島「壱岐 辰の島」とエメラルド色の海へ冒険に出かけよう!

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無人島「壱岐 辰の島」とエメラルド色の海へ冒険に出かけよう!

無人島「壱岐 辰の島」とエメラルド色の海へ冒険に出かけよう!

更新日:2018/09/26 16:21

菊原 朝香のプロフィール写真 菊原 朝香 モデル、美肌温泉家、食べ歩きトラベラー、歴女

玄界灘に浮かぶ長崎県の離島・壱岐島(いきしま)。その最北端に無人島があることはあまり知られていません。その無人島の名は「辰の島(たつのしま)」。

太陽の光をあびて煌めくエメラルドグリーンの海、真っ白な砂浜、それはまるで楽園。そんな美しさとうってかわってそびえたつ断崖絶壁、しぶきをたてて激しく打ち付ける波。

さあ、いつもとちょっと違った冒険の旅へとびだしてみませんか?

まずは海から無人島の様子をうかがってみる

まずは海から無人島の様子をうかがってみる

写真:菊原 朝香

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まずは勝本港の勝本町漁協観光案内所でチケットを買って遊覧船に乗り込みましょう。筆者のオススメは甲板の船首付近。船室でおとなしく座って窓越しに景色をながめるなんてそんなもったいないことはしちゃダメ!そしてその意味は外海に出るとわかるんです。

エメラルドショア、海の宮殿でため息の出るような景観を堪能したり、ネコバス岩などの奇岩や岩場の巣からちょこんと頭が出ているミサゴ(鷹の一種)のヒナを遠目にながめたりしながら船は外海へとすすみます。

おだやかな内海とうってかわってひとたび外海に出ると、海の色はエメラルドグリーンから紺碧に。そしてその波の荒さといったら船から振り落とされないように必死にしがみついているのが精いっぱいです。波のアップダウンに翻弄されてジェットコースターさながら。何度も波をうけてひざ下がびしょぬれになることも。

断崖絶壁の岩肌と美しい青をたたえながらも厳しい波には圧倒。そしてどれだけ絶壁に近づけるかは船長さんの腕次第。絶壁の裂け目の奥にある「羽奈毛観音(はなげかんのん)」は、見ることができたらいいことがあるかも!

いざ無人島「壱岐 辰の島」へ上陸!

いざ無人島「壱岐 辰の島」へ上陸!

写真:菊原 朝香

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上陸したら一路、断崖絶壁のてっぺん、羽奈毛崎(はなげざき)を目指します。

この島独特の植生もみどころ。国の天然記念物「ハイビャクシン」の群生も崖や遊歩道沿いに見られます。

また大鬼デイがふんどしでクジラを3頭すくって食べたときに足をふんばってできたという伝説がのこる「鬼の足跡」は絶対に見るべき絶景スポット。こちらは右足で、左の足跡は12km離れた壱岐島本島の牧崎に。他にも蛇ヶ谷(じゃがたに)など、必見な絶景スポットがあります。

無人島「壱岐 辰の島」制覇!

無人島「壱岐 辰の島」制覇!

写真:菊原 朝香

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心地よい潮風を受けてながめる絶景と無人島踏破の達成感は何物にもかえがたい。

壱岐島本島や東にある若宮島などが一望。眼下に広がる玄界灘。その高さはなんと約60m。20階建てのビルに相当します。東京ディズニーランドのシンデレラ城が51mなのでそれよりもまだ高い!しかも柵もなにも隔てるものはありません。この断崖絶壁の一歩向こうは日本海の荒波と思うとなかなかにスリルです。

ただ、岩目が横に入っているのでもろくくずれやすいため、あまり端にはいかないこと。天気が良い日は北の方角に対馬が見えますよ。

泳ぐもよし、釣りをするもよし、のんびり海をながめるもよし

泳ぐもよし、釣りをするもよし、のんびり海をながめるもよし

写真:菊原 朝香

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このあたりは浅瀬の入江なので、凪いで波がまったくない時は海の底までとてもよく見えます。かわいい熱帯魚たちが群れをなして泳ぐのがみられることも。そしてそんな日は、船がぽっかりと宙に浮かんでいるかのように見える「宙船(そらふね)」という現象に出会うことができます。

無人島とはいえ、海水浴のための最低限の設備はあるのでご安心を。トイレや更衣室、シャワーがあります。いわゆる海の家はありません。売店は夏季のみオープンしますが、簡単なものしかないので飲食物は持参した方がいいでしょう。でも火気は厳禁!BBQなどはもってのほかです。そしてごみは各自きちんと持ち帰りましょうね。

無人島探検はしっかりとした準備とスケジュール管理から

無人島探検はしっかりとした準備とスケジュール管理から

写真:菊原 朝香

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遊覧船にはいきなり行っても乗れますが、修学旅行など団体が入っている場合その時間の船には乗れないこともあるので事前に電話で確認・予約をした方が確実です。

所要時間は、上陸のみの渡船は大体10分、遊覧は30〜40分ほど。無人島探検は大体1時間くらいあればゆっくりまわれます。さらに釣りや海水浴をしたい方はその時間をプラスして。歩きやすい服装に靴、そして風が意外に強いので羽織れるものがあると便利です。また、外海は波が荒いのでハンドタオル、ビーチサンダルがあるとベスト。そしてどうしても外海の写真を撮りたいときは防水機能付きのカメラもしくは防水プロテクターなどがあると安心です。

辰の島はほとんどの場所で柵や囲いなどはありません。危険なので行動が予測できない年齢の子供を連れていくのは海水浴場までにしましょうね。

楽園は長崎県「壱岐 辰の島」にあった

わざわざ海外リゾートまで行かなくても、沖縄まで行かなくても、こんなに美しい場所、わくわくする場所があること、わかっていただけたでしょうか。

夏は「辰の島フェスティバル」が毎年開催されます。この日は一日スイカわりなど夏の海ならではのイベントが満載です。

にぎやかに海水浴を楽しみながらの探検なら7月中旬から8月下旬の夏休みシーズン、より無人島らしさを満喫したいなら人気があまりない3〜4月や9〜10月が最適です。ちなみに筆者のオススメは人気のない時期。まっさらな砂浜に点々とタヌキや鹿などの足跡がついていたりして、姿は見えないけどたしかにそこに生息している生き物たちの息吹を感じることができますから。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/28 訪問

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