大地の芸術祭の里は6つの広大なエリアに作品が分散しています。とても一日二日で見きれるものではありません。芸術祭開催中は鑑賞ツアーなどもありますが、事前に見たい作品などを絞って行ったほうがよいでしょう。
また、越後妻有のエリアから越後湯沢にかけて温泉も豊富にありますので、疲れたら温泉でひと休みするのもよいですね。
移動は車が便利ですが、十日町、松代を行き来する場合などはローカル線の北越急行ほくほく線がおすすめです。電車もかわいくて、つい使いたくなります。一日フリーパスなどお得なきっぷもありますよ。
まつだい駅のすぐ隣には「農舞台」という総合文化施設があります。松代エリアの作品が一番集まっていて、インフォメーション・食堂・ミュージアムショップも兼ね備えています。地元の方のスタッフの方が丁寧に案内してくれたり、松代エリアの拠点となるところです。
今回は動物がテーマになった作品が、自然豊かな中にあちこちにあって楽しく、大地の芸術祭の里のキービジュアルとなっている棚田でのアートも鑑賞できます。
ほくほく線まつだい駅からバス・車でおよそ20分。星屑峠へ行きました。ここからは『日本の里山100選』に選ばれた、美しい棚田が臨めます。
多くのカメラマンが美しい日本の風景を収めようと訪れるようです。ぜひ絶景スポットを発見したいところです。
昼間の緑も爽やかで気持ち良いですし、夕暮れ時の風景も素晴らしいだろうなと思いました。
この集落をすこし下ると芸術祭の作品があります。
この模様どんな作品の一部だと思いますか?
なんと、古民家一戸まるごとをこの彫り跡でうめつくしているのです。
壁、床、梁、床の間、ちゃぶ台や下駄までびっしり!!
日大芸術学部彫刻科の有志の学生さんたちが、2年かけて手作業で彫りあげた作品だそうで、圧巻です。
ざらっとした彫り跡を触ったり、じっとみていると、まるでこの家が生きているみたいな蠢きを感じます。
この脱皮する家は民宿としても機能しています。こんな不思議な古民家で一晩過ごすのもおもしろい体験になりそうですね。
脱皮する家にあった、脱皮する下駄。こちらは購入可能です。男女ともにサイズあります。鼻緒の種類もいくつかあり、かわいいです。私も記念に買って帰りました^^
近くの「やまのうえした」という売店では限定カラーのてぬぐいなど、現場にこないと手に入らないグッズもありました。
(下駄は芸術祭関連の他のショップでも購入可です)
地元産のものを、デザイナーさんがおしゃれなおみやげにしているのも芸術祭ならではで、ショップをみるのも楽しかったです。
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(2024/10/13更新)
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