歩いて健康めぐって開運!「東京福めぐり」で8つの神社の特別印を集めよう

歩いて健康めぐって開運!「東京福めぐり」で8つの神社の特別印を集めよう

更新日:2018/03/26 15:05

織笠 なゆきのプロフィール写真 織笠 なゆき トラベルライター、御朱印収集家、狛犬愛好家
東京・都営浅草線の沿線にある8つの神社にて、各神社の特別印を集める「東京福めぐり」が催されています。この辺りは東京の中でも、歴史的にも文化的にも魅力あふれるエリア。ふと曲がってみた路地に昔を偲ぶ石碑があったり、ふと立ち寄ったお店が実は老舗の人気店だったりと、心惹かれるスポットがいっぱいです!一日で巡るのもよし、寄り道しながら何日もかけるのもよし。自分のペースで東京開運さんぽを楽しんでみませんか。

魅力いっぱい!個性的な8つの神社

魅力いっぱい!個性的な8つの神社

写真:織笠 なゆき

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「東京福めぐり」に参加しているのは以下の8社(都営浅草線の駅順)です。

“東京の白蛇さま” 上神明天祖神社(中延駅)
“戸越の八幡さま” 戸越八幡神社(戸越駅)
“高輪の太子さま” 高輪神社(泉岳寺駅)
“新橋鎮守の大明神” 烏森神社(新橋駅)
“築地の波除さま” 波除神社(東銀座駅)
“芽吹稲荷” 福徳神社(日本橋駅)
“おみちびきの鳥越大明神さま” 鳥越神社(蔵前駅)
“浅草の総鎮守 三社さま” 浅草神社(浅草駅)

「福めぐり」とひとことで称してはいますが、各社とも御祭神も御利益もさまざま。商売繁盛・家内安全・出世開運・良縁成就・学業成就・技芸上達・健康長寿・病気平癒・安産健育・災難除け…などなど。8社巡り終える頃にはもう「怖いものなし!」という気分になっていそうです。

※写真は浅草神社。権現造りの社殿は国の重要文化財に指定されており、例大祭は「三社祭」として、東京を代表するお祭りの一つとなっています。近くの仲見世商店街には和小物や飲食店などの魅力的な店が多く、買い物を楽しめます。

「東京福めぐり」のはじめ方

「東京福めぐり」のはじめ方

提供元:東京福めぐり

http://tokyo29meg.com/

まずは「折帖」を入手しましょう!こちらの写真は、3,000冊用意された初回限定版です。金箔紙に神社名が浄書されており、初穂料1,200円で、「東京福めぐり」に参加する8社の授与所でいただくことができます。たためばコンパクトになりますし、巡り終えたら屏風のように広げて飾るのもいいですね。

「東京福めぐり」のはじめ方

提供元:東京福めぐり

http://tokyo29meg.com/

平成29年1月1日からは、デザインを一新した新たな折帖を頒布しています。表紙は優しい色合いに、カバーは社紋をあしらったシックなものになりました。また、8社巡り終えると、写真中央の「八社満願ステッカー」を記念品としていただけます。

「東京福めぐり」のはじめ方

提供元:東京福めぐり

http://tokyo29meg.com/

新折帖の、特別印をいただく面の社名は、各神社のイメージに合わせてグラフィック書道家の内藤晶さんが浄書なさったものなのだそうです。

8社を巡る順序は特に決まっておらず、自分の都合やペースで巡ることができます。押印可能時間は原則午前10時〜午後4時。特別印の初穂料は各神社とも300円なので、小銭を用意しておくとスマートです。

アクセス方法などの詳細はページ下部【この記事の関連MEMO】より、「東京福めぐり」公式サイトをご確認ください。

寄り道したくなる、東京の様々なまちの「表情」

寄り道したくなる、東京の様々なまちの「表情」

写真:織笠 なゆき

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品川区・港区・中央区・台東区と、4つの区に点在する8つの神社。烏森神社は“サラリーマンの町”と称される新橋の駅前に、戸越八幡神社は関東有数の長さを誇る戸越銀座商店街を抜けて、福徳神社は老舗高級デパートのそば、波除神社は築地場外市場に隣接…など、それぞれいろんな表情を持つ場所に鎮座しています。まるで東京観光をギュッと凝縮した玉手箱を眺めるような、新鮮な発見に満ちた散策を楽しむことができるでしょう。できればちょっとした寄り道ができるように、時間に余裕を持って出かけたいところですね。

※写真は、築地の波除神社。神社境内に「活魚塚」「鮟鱇(あんこう)塚」「海老塚」「すし塚」「玉子塚」なんてものがあるのも、築地の神社ならではの見どころです。中央卸売市場移転後も新市場として、ますますの賑わいが期待される築地。一般客が利用できるお店も数多くありますので、お昼ご飯を食べたりお土産を買ったりと、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

8社めぐって、つながるご縁

8社めぐって、つながるご縁

写真:織笠 なゆき

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特別印をすべて押印し終えると、満願印を押印してもらえます。巡り終えるのは、うれしいようなちょっと淋しいような。福めぐりを通じて、初めて訪れた神社や初めて魅力を知った町もあると思います。これをきっかけに、「今年も商売繁盛を祈願したいからあの神社へ」「なんだか最近つらいことが続いたから、除災招福のあの神社へ」「買い物ついでに、久しぶりにあの神社に寄ってみよう」と、今までよりもっと神社に親しめるようになるのではないでしょうか。

※写真は、上神明天祖神社の厳島弁天社。弁財天の他、龍神と白蛇が祀られています。古くは蛇窪と呼ばれていたこの地で、大干ばつの時に龍神様のおかげで大雨を降らせていただいたことや、白蛇様が地元の人の夢枕に現れたことなどが由緒となっているそうです。授与所でいただけるお守りや御朱印帳も、龍や白蛇をモチーフにしており、とても美しいデザインです。

「東京福めぐり」と一緒に楽しみたい、御朱印収集

「東京福めぐり」と一緒に楽しみたい、御朱印収集

写真:織笠 なゆき

授与所では、折帖への「東京福めぐり」特別印の押印以外に、お手持ちの御朱印帳に御朱印をいただくこともできます。8社の中には、期間限定で御朱印のデザインが変わる神社も。その時期は多少授与所が混むことがありますので、時間のない方は注意が必要です。

でももし限定御朱印をご希望の場合は、その時期に合わせて訪れるようにすると福めぐりがより楽しめることでしょう。限定御朱印を授与している神社やその時期は、各社の公式サイトなどでご確認ください。

一日乗車券を活用して、「東京福めぐり」をオトクに楽しもう!

「東京福めぐり」には都営浅草線沿線に位置する8社の神社が参加していますので、「都営まるごときっぷ」(大人700円/小児350円)、または期間限定発売の「都営地下鉄ワンデーパス」(大人500円/小児250円)を購入すると、お得に楽しむことができます。

ただ、交通網が張り巡らされた東京のことですから、行き帰りの利用駅などを考えると「都営地下鉄・東京メトロ一日乗車券」(大人1,000円/小児500円)や、さらには都区内のJR線も利用できる「東京フリーきっぷ」(大人1,590円/小児800円)のほうがお得になる場合も。

地図や路線図とにらめっこして、巡る順番や購入するきっぷをよく検討してみましょう!歩数計があれば、「一駅分歩いてみよう」なんてこともより楽しめるかもしれません。「お昼をどこで食べようか」「近くのこのスポットに寄ってみようか」など、作戦を練るみたいにスタート前からワクワクする「東京福めぐり」。東京を探検するつもりで自分らしい巡り方を楽しみながら、健康と福を手に入れちゃいましょう!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/04−2016/07/07 訪問

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