写真:木村 優光
地図を見るまずは里見駅から歩いて約5分ほどのビューポイントへ。里見駅から南へ県道を歩いて行くと、小湊鐵道の線路と県道が接近する箇所がありますが、その周辺が最初のポイントになります。線路はゆるいS字カーブ状になっており、里見駅側を向くと、左側に鳥居があり、その前に巨大なイチョウの木があります。それを含めた構図が写真になります。
県道と線路の間にはグリーンベルトがありますので、そちらからの撮影になります。グリーンベルトは幅が狭いので、線路側や県道側にはみ出ないような注意が必要です。したがって、先に撮影者がいる場合は、譲り合っての撮影もしくは、見送るようにしましょう。
上下線とも同じ線路を走るので、どちらを撮っても同じ構図を作ることができますが、可能であれば上総中野方面行きの列車を狙いましょう。というのもヘッドライトの点灯や撮影タイミングを考えると、上総中野方面行きの列車が絵になるためです。光加減は北を向く関係、順光時間は基本一日中OK!
写真:木村 優光
地図を見るイチョウの木と小湊鐵道を同時に撮影できるポイントとして、上総久保駅は他のポイントよりも知名度があり、撮影する人も比較的多いポイントです。上総久保駅周辺は水田に囲まれた立地ですが、ローカルムードが非常に濃いホームと、その横に植えられたイチョウの木が非常にインパクトがあります。
青空背景の懐かしさが漂う水田の中の小さな駅に、レトロチックな小湊鐵道の列車が滑り込めば、大概の人はカメラを向けたくなること間違いなし!それだけ懐かし気分に浸れることと、都会では絶対に見ることができない風景が存在するため!乗降客がいるいないに関わらず、列車が駅を出発するシーンは、都会の列車とは全く違った趣きがあります。
こんな風景の中、駅ホーム横に大きなイチョウの木があるため、さらなる趣き度合いが濃くなるのでしょうね。まさに、上総久保駅のシンボル的存在!イチョウが黄金色に輝く秋以外の季節でも、その存在感は立派であるため、青々とした真夏でも非常に趣き深いシーンを見せてくれます。
写真:木村 優光
地図を見る飯給駅は簡易的なホームと待合室があるだけの、完全な無人駅です。線路を挟んでホームの反対側には水田が広がり、様々なコスチュームを纏った案山子の姿も!さらに奥手には白山神社があり、神社入口には柿の木があるため、柿の実と案山子を入れたサイド気味構図を撮ることができます。(写真)
飯給駅は山間部の駅ですので、周囲の山並みが秋の彩りに模様替えしますので、それを背景に小湊鐵道の列車を撮る構図もあります。開放的でなおかつ、不思議な空間ですので、そんな雰囲気を写真で表現してみるのも面白いかもしれませんね。
なお、この飯給駅には面白いものがあります。それはガラス張りで、なおかつ丸見えの女性用個室トイレ!しかし、個室トイレの外側にはさらに高めの塀があるため、外から見られるということはありません。したがってトイレを使用する場合は外側の塀伝いのドアにて鍵をロックします。開放感抜群なトイレを体験してみてはいかがでしょうか。ただし女性のみ!
写真:木村 優光
地図を見る上総鶴舞駅はドラマやCMなどに非常によく出る駅で、駅舎を含めた周辺の景色は、他の駅と比較すると、キーとなる建物が比較的多いことが挙げられます。それもそのはず、上総鶴舞駅は関東の駅百選に認定された駅のため、駅舎前には認定プレートも展示されています。
特に駅舎横には非常に大きいイチョウの木があるのですが、駅舎とイチョウの木とのコラボレーションが絶妙で、ドラマやCMにどうぞ使ってくださいと言わんばかりの、構図には惚れ惚れ!このイチョウを線路反対側の水田から見ると、写真のようになります。
線路反対側へは、駅舎から県道に出て、必ず小湊鐵道の踏切からアクセスするようにしましょう。駅ホームから線路を渡ればショートカットのように思えますが、線路内立ち入りにより罰金の可能性があります。
小湊鐵道の最南端終着駅である上総中野駅から先は、別会社であるいすみ鉄道が房総半島を横断する形で、外房の大原まで運行しています。こちらも見所が多い路線ですので、訪問をオススメします!
また上総中野から一つ手前の駅である、養老渓谷もその名の通り、美しい渓谷への入口!特に紹介した季節は、渓谷沿いの木々が色づき、非常に美しい光景を見ることができます。合わせての訪問をオススメします。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/19更新)
- 広告 -