跳人になって跳ねまくる!青森の夏といえば「ねぶた祭」

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跳人になって跳ねまくる!青森の夏といえば「ねぶた祭」

跳人になって跳ねまくる!青森の夏といえば「ねぶた祭」

更新日:2016/07/12 11:34

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 旅する写真家、旅作家

青森の夏を彩るもの、それが豪快な「ねぶた祭」です。毎年、ねぶた祭が終わり、秋になるとレイアウトを考え始め、冬から春にかけて全体像を作り、その後数カ月で細部にわたって作られます。待ちに待った「ねぶた祭」が開催される毎年8月の第一週、青森市が静かになることはありません。

そして、ねぶたに欠かせない跳人。「ねぶた」と「跳人」について知っておきましょう。

ねぶた祭とは

ねぶた祭とは

写真:大里 康正

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青森県青森市で開催される「ねぶた祭」の期間中、世界中から観光客がやってきます。2015年度の来場者数は約269万人!人口約30万人の青森市において、約1週間の開催でこの人数が集まるのですからすごいことになるのです。

ところで、ねぶたの起源は色々と言われていますが、中でも有名なものが坂上田村麻呂伝説です。征夷大将軍の坂上田村麻呂が敵を油断させるため、燈籠・笛・太鼓を使っておびき寄せたというものですが、これは歴史考証からも否定されています。

有力な説ですが、日本全国に残っている灯篭流しの灯篭が巨大化したもの、それが「ねぶた」であるというものがあります。

文政年間になると「人形ねぶた」と呼ばれたものが出てきました。これが明治期に入り、高さが増して20mに達するようになります。この辺りからが、現在の大型ねぶたの原型と考えるのが自然なことでしょう。さらに戦後となり、観光化と相まってますます巨大化していったのが現代の姿なのです。

夜間運行

夜間運行

写真:大里 康正

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夕暮れからのねぶたは光を放ち、とても美しいものがあります。ねぶた祭は「大型のねぶた」のみではなく、「子供ねぶた」や「祭り囃子」の列もあり、見ていて飽きることはありません。

沿道には、自由に観光が出来る無料の場所と、指定された有料の場所があり区分けされています。有料場所の中には席が設けられていることも多く、ゆっくりと観光することが出来ますが、予約が必要となります。

跳人は正装で

跳人は正装で

写真:大里 康正

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意外と知られていないことですが、祭に欠かせない跳人は、正式な衣装を身に着けていれば、いつからでも、どこからでも参加することが出来ます。衣装は市内の様々な場所でレンタルされており、手軽に着用することが出来ます。

予約をしていれば問題ありませんが、当日でも受け付ける店は多くありますので、気軽に楽しむことが出来ます。店によっては跳人の跳ね方も教えてくれますので、準備は万端?となることでしょう。

皆で飛び跳ねよう

皆で飛び跳ねよう

写真:大里 康正

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ラッセラー、ラッセラー、ラッセラッセラッセラー!と声を張り上げ、お囃子に合わせて飛ぶ姿はパワーがみなぎっています。短い青森の夏。参加してみては如何でしょうか。なお、飲酒をしての跳人参加は、トラブルになる可能性もありますので、慎みましょう。

様々な題材

様々な題材

写真:大里 康正

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ねぶたに描かれる世界は、様々な題材が使われます。日本の歌舞伎、神話の題材だけでは無く、中国の三国志、水滸伝も好んで描かれるのです。

また、鬼が多く描かれることでも有名です。跳人はラッセラーと飛び跳ねますが、このラッセラーは羅刹(らせつ)、つまり鬼神を指している説があります。また、庶民的な話では「イッペラッセ」のラッセが残ったものだとも。これはこの地方の方言で「一杯出せ(酒を飲ませろ)」というものが変化したという説もあります。

最後に

青森の夏はあっという間に過ぎ去ります。その短い夏に強い印象を残してくれるのがねぶた祭。観光をしても、あるいは跳人として参加しても、忘れらない思い出となることでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/01−2015/08/08 訪問

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