ご紹介する民宿「竹虎」は、昔からここ南伊豆町の手石で営んでいる民宿です。小さな漁村である手石港のすぐ目の前に宿を構え、美味しい海の幸が手に入る立地条件を生かして、新鮮な海鮮料理が食べられる民宿として人気を集めています。
部屋数わずか5部屋の民宿ですが、部屋数が少ないからこそ、本物の海の幸を提供することができ、一度食べて虜になった人の中には、毎年欠かさず訪れる常連客もいる程です。宿の敷地に入ると、旅人の心を和ませてくれるかのように日本庭園が広がり、四季折々の花がもてなしてくれます。
宿に着いて一息ついたら、夕食までの待ち時間、お風呂は如何でしょうか? こちらの露天風呂は、宿の自慢の一つになっていて、ここを訪れたら絶対に入っておきたいお風呂。泉質が弱アルカリ性のお湯なので、お風呂上りの肌はしっとり滑らかになり、女性にも喜ばれています。貸切で利用することができ、夜は星空を見ながらのんびり浸かることができますよ。
食事の前に入れば、細胞が活発になって食欲増進効果も期待でき、より美味しく食事を楽しむことができるでしょう!
こちらは、待ちに待った夕食の時間。左下から時計回りに、かさごの唐揚・刺身の盛り合わせ・金目鯛の煮付け・伊勢海老の刺身・サザエのつぼ焼きなど。海の幸をふんだんに使った豪快なメニューが並びます。地元で水揚げされたものばかりが使われ、素材本来の味が楽しめる料理ばかり。旨い食材を知り尽くしていて、刺身の盛り合わせに至っては、季節の旬の魚をチョイスしてくれます。イサキのお刺身を食べてみると、さばきたてのコリコリとした独特の歯触りがたまりません。
南伊豆町は、伊勢海老の水揚げ量が静岡県内でトップ! 毎年9月中旬から「伊勢海老まつり」が開催されるなど、南伊豆の名産となっていて、ここを訪れたら食べておきたいもの。甘くてプリプリっとした食感がたまらない、鮮度抜群な伊勢海老を食べられますが、ここで凄いのは、季節によっては「内子(うちこ)」と呼ばれる伊勢海老の卵を食べることもできるんです! 伊勢海老の刺身の傍らにある朱色のものが内子で、食べてみると、甘くとろ〜っとした何とも言えない食感。ただでさえ高級食材として扱われている伊勢海老ですが、その中でも高級な珍味です。
伊勢海老が産卵期を迎える5月〜9月にしか食べられず、「内子」は孵化していない体内に抱えている卵です。だんだんと卵が大きくなると、伊勢海老は体外のお腹に抱えるようになるそうで、卵は卵でも幻とも言える一度は食べてみたい貴重な卵です。傷みやすいため、ホテルや旅館などではあまり出されず、滅多にありつけない食材を食べられるのも人気の秘密。作り手の顔が直接見られるので安心です。
日本の渚百選に選ばれた「弓ヶ浜海岸」から程近く、宿の前にある手石港の磯では、夏はシュノーケリングや水遊びができるのでお勧めです。
宿には、露天風呂の他、お風呂に入りながら好きなCD音楽が聞ける室内風呂「ふる〜と・ベングラー亭」があり、リラックス効果もばっちりなので、是非入ってみて下さいね。宿では布団の上げ下げは、セルフサービスとなります。嬉しいことに、宿へのビールなどのお酒の持ち込みがOK! 食事は、お部屋でゆっくりと食べることができますよ。
今度の休日は、南伊豆にある民宿「竹虎」で本場の海の幸を贅沢に味わって、のんびり過ごしてみては如何でしょうか?
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(2024/10/7更新)
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