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写真:佐久田 隆司
地図を見る神奈川県山北町に位置する「畔ヶ丸山(1,293m)」は、西丹沢地域でも有数の沢が多い山。標高が丹沢山塊でも比較的低いこともあり、登山客が少なめでプライベート感たっぷりの印象があります。一般的な登山ルートは西丹沢自然教室〜畔ヶ丸山頂〜大滝橋の周遊ルートになり、様々な沢沿いをたどっていきます。
山頂を経由せずに沢沿いだけを探索する森林浴ハイキングなら、涼やかな一日が過ごせるでしょう。山頂を経由するルートもほぼ樹林のために、夏季でも暑さを感じさせにくくなっています。西丹沢自然教室、大滝橋までは小田急線「新松田駅」〜バスが運行しています。マイカーの方は駐車場が少ないので、早めのお出かけを心がけてください。
※畔ヶ丸周遊ルートは関連MEMOのヤマレコをご参照ください
動画:佐久田 隆司
地図を見る畔ヶ丸山の周遊ルート沿いは、変化にとんだ沢を丸太橋や渡渉で渡っていきます。ここは東海自然道の一部になっていて、アドベンチャー気分が満喫できる上に整備状態も安定しています。畔ヶ丸山周遊ルートの様子を4K動画に収めました。美しい沢沿いの姿をぜひご確認ください。
※スマホや環境の整っていないPCでは、画質を1080,720などに設定してご覧ください
写真:佐久田 隆司
地図を見る畔ヶ丸山周遊ルートには数々の滝が隣接しています。中でも丹沢3滝の「本棚」は落差70mの豪快な水しぶきを放ちます。さらに下棚、雨棚、地獄棚など沢沿いだけに水場が多くなっています。雨天後は水量がましダイナミックさがありますが、滝の近くの沢の水量や苔の付着などで足元をさらわれやすくなるので注意しましょう。
※丹沢山塊では滝のことを「棚」と呼んでいる
写真:佐久田 隆司
地図を見る西丹沢自然教室側から畔ヶ丸山を目指すと、西沢の大きな川原を縫っていくことになります。本棚、下棚などを眺めて引き返すなら家族連れでも気軽に出かけられるでしょう。しかし畔ヶ丸山山頂を目指すなら、大滝橋から沢沿いに入っていくほうが階段も比較的少なく登りやすいでしょう。
ただし大滝橋からは滑りやすい箇所が散見されるので、家族連れにはお勧めできません。登山経験がある方ならこちらからの入山が快適に山頂を目指せます。こちらから入れば、雨棚、地獄棚などを経由することもできます。
写真:佐久田 隆司
地図を見る畔ヶ丸山山頂は樹林におおわれ展望はあまりありませんが、その分涼やかに過ごせる環境があり昼食には最適です。さらに近くには避難小屋もあり簡易トイレも設置されていますが、ここは使用した紙や糞尿は持ち帰る決まりになっているので、簡易トイレを用意しておけば快適に用を足せるでしょう。
夏季の突然の雷鳴、豪雨、雲行きが怪しくなったらここへ逃げ込むのが得策です。畔ヶ丸山周遊ルートにはエスケープルートはありませんから無理をしない山行が大切です。さらに山頂から大滝橋方面にもう一か所避難小屋が設置されています。
畔ヶ丸山は標高こそ丹沢山塊では低めながら、水場の多い風情は特筆に値します。今回は周遊ルートを紹介しましたが、山頂を目指さない森林浴だけの計画もいいでしょう。また近隣には信玄隠しの湯「中川温泉」もあるので、帰りがけに立ち寄ってくるのも名案です。暑い時期のアウトドアとしては最適な畔ヶ丸山。ぜひともでかけてみてはいかがでしょうか?
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