写真:沢木 慎太郎
地図を見る世界最大級の旅行サイト「トリップアドバイザー」がまとめた“アジアのベストアイランド”で、世界中の旅行者が第3位に選んだ島は、タイの「パンガン島」。1位の「タオ島」のすぐ近くにある秘島です。
「パンガン島」「タオ島」は、タイ湾に浮かぶ小島。「サムイ諸島」を形成する島々です。
ちなみに、人気ビーチリゾートの「サムイ島」は第9位にランクイン。世界中の旅行者が選んだ“アジアのベストアイランド”でトップ10のうち、1位、3位、9位が「サムイ諸島」にあります。
「パンガン島」は複雑に入り組んだ海岸線に沿って、数多くの絶景ビーチを楽しむことができる秘島です。
満月の夜に歌い、踊りまくるフルムーンパーティで、数万人規模でエキサイティングに盛り上がるのは島の最南東部にあるティエンビーチ(イースト)。これ以外は人影の少ない静かな白砂のビーチが数多く点在しています。
クルマでアクセスすることができない、自然のままに残された秘境のビーチが多く、神聖な静けさを求めたい方におすすめの島。最もおススメの静かなビーチが島の北西部にある「メーハード・ビーチ」。このビーチのすぐ目の前に浮かぶ離島が写真の「マー島」で、その姿は“ひょうたん島”のように可愛い!
島の手前に小さく人が映っていますが、ビーチから「マー島」へは浅瀬の海が広がり、島まで歩いて渡ることができます。では、「マー島」に向かって歩いてみましょう!
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらの写真は、メーハード・ビーチから「マー島」に向かっている途中で撮影したもの。遠浅の海は透き通る水に満たされ、眩しい光にあふれています。干潮時には白砂のビーチがすっと一本の道となって伸びていますが、水深が浅く、ひざくらいの高さくらいなので普段でも歩いて「マー島」に行くことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るメーハード・ビーチから10分ほど歩いて、「マー島」のビーチに到着。すっと伸びた砂州のまわりを、透明な波が洗っています。浅瀬なので、いろんな方向から波が打ち寄せ、小さく渦をまくようすを眺めているのもおもしろい。澄んだ風鈴のような、軽やかな波の音がなんとも心地いい!
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさて、「マー島」に上陸。静かな入り江には、透き通った海が広がっています。そこは、色とりどりの魚と、色鮮やかなサンゴが生息する楽園。
「マー島」は一軒の店もなく、な〜んにもない無人島です。ジャングルの密林でお昼寝したり、透明度がバツグンの海でシュノーケリングを楽しんだり、あるいは本格的なダイビングもおすすめ。手つかずのダイナミックな自然が感じられます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさて、陽がかなり傾いて来たら、そろそろ「マー島」に別れを告げるころ。ボートも何もないので、潮が満ちてきたら帰れなくなります。
弓なりに反った砂州の向こうに広がるのが「パンガン島」。カップルの方はふたり手をつないで、潮が満ち始めた小さな海峡を歩いて渡りましょう。
透明な波と、静かな波の音のほかは、何にもない「マー島」。何もないから、色鮮やかにくっきりと、いつまでも心に残り続ける不思議な島です。
「パンガン島」はホワイトサンドのビーチが多く、波が穏やかで透き通っているので、シュノーケリングやダイビング、さらにはシーカヤックを楽しむのもおすすめ。
島の西側は遠浅のビーチが広がり、バンガローが数多く建ち並んでいます。東側はボートでしか行けない秘密のビーチが多く、よりいっそう秘境を味わい方におすすめです。
ダイビングスポットは、ご紹介した「マー島」のほか、島西側のアントン・マリン・ナショナル・パーク、北側のセイル・ロックが絶好のポイント。
一方、フルムーンパーティはビーチにオープンエアのクラブが並び、小さなバケツに入ったウオッカを手に、歌い、踊り狂う姿は、凄まじいくらいに圧巻。パンガン島の野外レイブは、スペインの「イビサ島」、インドの「ゴア島」と並んで、世界3大ビーチバーティのひとつに数えられ、静寂に満ちた島が一変し、リオのカーニバル以上にエキサイティングなお祭りを楽しむことができます。
なお、この島と同じく“アジアのベストアイランド”で、2年連続1位の「タオ島」については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみて下さい。
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(2024/11/9更新)
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