写真:安藤 美紀
地図を見る東急池上線 戸越銀座駅から戸越銀座商店街を西に進み、路地に入った場所にある「かわら割道場」東京支部。ここは昭和26年創業の屋根工事会社 叶ホ川商店が『日本の瓦文化に親しんで欲しい』と思い付き始めた、瓦割り専用の道場です。
「かわら割道場」のスペースは、(株)石川商店の1F。らせん状に高く積み上げられた燻し(いぶし)色の柱が、強烈なインパクトを放っています。
この柱、何で出来ているのかお分かりでしょうか?
実はこれ、本物の瓦なんです!この瓦は“熨斗(のし)瓦”と呼ばれ、半分に割って屋根に重ねて使ったり、「かわら割道場」でも使われます。陰影がはっきりしているため、積み上げるとかなりカッコいい…。瓦というより、もはやアート!瓦屋の特性を活かした発想に驚きです。
写真:安藤 美紀
地図を見る参加者はまず防具を装備するところからスタート。軍手をした上からさらに空手用のグローブを装着し、万全のサポート体制でチャレンジできます。
また衣装(3パターン)も無料でレンタルできます。衣装を着たほうが『これから割ってやるぞ〜!』と気合が入りますので、ぜひご利用を。カッコいい写真を撮るなら、空手着のレンタルがオススメです。
写真:安藤 美紀
地図を見る続いては、いよいよお楽しみの瓦割り。瓦の枚数ごとに5つの階級(序の口 1枚・小結 5枚・関脇 10枚・大関 15枚・横綱 20枚)が用意されていて、参加者は好きなものを選びます。
序の口以外の階級だと、1枚試し割りができます。自分が何枚割れるか検討がつかない…という方は、まず試し割りをしてから決めるといいでしょう。目安としては、男女ともに平均10枚。男っぷりを上げたい方は、前人未到の難関、横綱コースにトライしてみましょう。
瓦の重さは1枚2kg弱。なかり硬い瓦ですが、実は綺麗に割れるよう裏側に溝が入っていて、簡単に割ることができますのでご安心を。
瓦の割り方はすごくシンプル。瓦の真ん中目掛け、拳を垂直に貫くだけ!重い瓦が全部割れて、下までスカッと抜けるのが最高に気持ち良い…。瓦のタワーをみごと撃破した瞬間、なんとも言えない爽快感に包まれます。
写真:安藤 美紀
地図を見る瓦割りの後は、2階の事務所で認定証が渡されます。
旅の思い出に、ちょっぴり強くなった自分と認定証をみんなにドヤ顔で見せてみては?
写真:安藤 美紀
地図を見る瓦割りでスッキリした後は、「かわら割道場」から徒歩5分の場所にある戸越銀座商店街に立ち寄ってみましょう。約600店舗のお店が軒を連ねる戸越銀座商店街は、まさに食べ歩き天国。唐揚げ・焼き鳥・スイーツ…。ブラッと歩いているだけでも、お祭り気分が味わえます。
そして実はもう1つ、武蔵小山商店街へにも徒歩5分くらいで行くことができます。武蔵小山商店街はアーケードがすごく立派で、中に入っている店舗も個性豊か。時間のある方は、特色が違う2つの商店街をハシゴしてみるといいでしょう。
みなさんは瓦割りと聞いて、“痛いの?”とか“女性にもできるの?”と疑問を抱いたことでしょう。
昔から、空手の達人や腕自慢の人たちが瓦を割る…というイメージがありますよね。「瓦割り道場」は、そんな概念を覆すために作られた道場。女性から子供まで、誰でも簡単に瓦割りを楽しむことができるのです。コツは勢いを付けることと真ん中を狙うこと。そこさえ抑えておけば、誰でも簡単に瓦を割ることがでいます。
ストレス発散はもちろん、面白いからやってみたいという方は、ぜひトライしてみては。気分爽快、明日からまた頑張るぞ〜!という気持ちになれますよ。
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(2023/12/10更新)
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