写真:ShinYah シンヤ
地図を見る鍾乳洞の入口は「おきなわワールド」の中にあります。ここには様々な沖縄文化を体験する事の出来るアトラクションの他、レストランやショップも揃っていて、一日中遊べるテーマパークとなっています。
一般的に鍾乳洞の入口は人里離れた山奥などの僻地にある事が多い中、玉泉洞へはグルメやショッピングを楽しみながら気軽にアクセス出来るのも魅力の一つです。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る玉泉洞は総延長5000メートルの内、およそ890mが観光洞として開放されています。
洞窟へ入って間もなく現れる大空間は「東洋一洞」と呼ばれ、その広さは縦80メートル横20メートル、天井の高さは20メートルにも及び、そこには大小様々なつらら石の下垂が見られ、壮大な景観をつくっています。
また、およそ30万年前から成長を始めたとされるこの洞窟は、その内部の温度が21度、湿度は90パーセント以上と年間を通じて非常に高温多湿な環境となっている他、鍾乳石にはサンゴ礁のはたらきで形成された石灰岩が多く含まれていて、キラキラと輝く美しい石筍を見る事が出来る点も、玉泉洞の大きな特徴の一つです。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る「東洋一洞」を抜けた所には、天井から今にも降り注いでくるかの様なつらら石の大群を見る事が出来ます。
この見事なまでの槍天井を形成しているつらら状の鍾乳石の数は1万とも2万とも言われており、ライトアップされた痛々しいくらいの鋭い先端を持つつらら石の天井は、まるで今にも頭の上に降りかかって来るかのようです。
この他にも、洞窟内には天井いっぱいにつらら石が広がっている光景が随所で見られ、いずれも迫力のある景観を造り出しています。
また沖縄県の様な亜熱帯地域の鍾乳洞では、その他の地域のものと比べて鍾乳石の成長スピードが3年で1mmと早い事が特徴です。
玉泉洞ではこの特徴を生かして「壷」に長い時間をかけて鍾乳石をコーティングするという実験が行われています。
写真:ShinYah シンヤ
地図を見る洞窟内を進んで行くと、妖艶な光に包まれた幻想的な泉「青の泉」に辿り着く事が出来ます。
この泉には、玉泉洞の近くを流れる雄樋川(ゆうひがわ)の水流が含まれており、ライトアップに照らされた清く澄んだ泉が何とも美しい景観を創り出しています。
洞窟内には他にも地下水による泉や鍾乳石を流れる滝などが見られ、ライトアップの色やその演出方法も様々です。
また天井付近には数千年前の水位線を示す跡も見られ、太古からの豊かな水源の軌跡を知る事が出来ます。
玉泉洞では7月中旬から9月末までの間、普段は立ち入る事の出来ない未公開エリアへの探検ツアー「南の島の洞くつ探検」が開催されています。
インストラクター同伴の下、ライトの灯りを頼りに進んでいく洞窟探検は迫力満点!探検ツアーは完全予約制ですので、ご希望の場合は「おきなわワールド」ホームページで確認の上、電話で申し込みを行って下さい。
東洋一の景観とも言われる玉泉洞、皆さんも是非訪れてみて下さい。
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(2024/11/11更新)
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