知る人ぞ知る!伊・フィレンツェ市内おすすめの小美術館4選

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知る人ぞ知る!伊・フィレンツェ市内おすすめの小美術館4選

知る人ぞ知る!伊・フィレンツェ市内おすすめの小美術館4選

更新日:2016/09/23 20:52

藍色 しっぽのプロフィール写真 藍色 しっぽ

“芸術の都”としても知られるイタリアのフィレンツェ。そんなフィレンツェの美術館といえば、真っ先に思い浮かぶのはウフィッツィ美術館やアカデミア美術館、サン・マルコ美術館…。でも、それ以外にも素晴らしい作品を所蔵する美術館があるのをご存知ですか?今回は、まだ日本にはなじみがないけれどぜひ訪れてほしい美術館を4つ厳選してご紹介します。

歴史を感じる邸宅に巨匠の祭壇画…ホーン美術館

歴史を感じる邸宅に巨匠の祭壇画…ホーン美術館

写真:藍色 しっぽ

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ウフィツィ美術館から程近い場所に建つ、ホーン美術館。15世紀末にクロナカによって設計された三階建ての邸宅は、20世紀初めにイギリス人で美術史家でもあったハーバート・ホーンによって買い取られ、現在は美術館として公開されています。

こちらの美術館の有名な作品といえば、ジオットの「聖ステファノ」。制作から500年以上たった今でも失われていない、鮮やかな色彩が見事です。また、館内には1966年の大雨の被害を受けながらも消失を免れた壁画なども所蔵されています。大洪水の生々しい爪痕の残る作品は、フィレンツェの大洪水がいかにすさまじいものであったかを物語っています。

ペルジーノの「最後の晩餐」が圧巻!フリーニョ修道院美術館

ペルジーノの「最後の晩餐」が圧巻!フリーニョ修道院美術館

写真:藍色 しっぽ

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サンタ・マリア・ノヴェッラ駅のすぐ側に残る、フリーニョ修道院美術館。建物群の中にある小さな美術館の前身は聖アウグスティノ修道会の修道院で、その設立は14世紀にまで遡ります。

ここフリーニョ修道院美術館はガイドブックに掲載されることの少ない「知る人ぞ知る」美術館であり、現在唯一公開されている食堂にはあのルネサンスの巨匠ラファエロの師であったとされる、ピエトロ・ペルジーノの大壁画「最後の晩餐」が残されています。その他、トスカーナ地方を中心に活躍したペルジーノやラファエロと同時期にあたる画家たちの絵も、多数所蔵されています。

初期ルネサンスの大画家の壁画を堪能!サンタポッローニア修道院

初期ルネサンスの大画家の壁画を堪能!サンタポッローニア修道院

写真:藍色 しっぽ

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黄土色の壁が目印の美術館・サンタポッローニア修道院は、もともと11世紀頃に女子修道院として建てられたもの。一度建て直しを行いましたが19世紀に閉鎖され、その後美術館として再び活用されることとなり、現在に至ります。

こちらに所蔵されているのは、15世紀のイタリアで活躍した画家アンドレア・デル・カスターニョの大壁画。カスターニョは日本での知名度こそレオナルド・ダ・ヴィンチやジオットに劣るものの、一時期はイタリアのリラ紙幣に肖像が使われていたこともある重要な画家です。彼の傑作とも呼ばれる「最後の晩餐」は、整然とした空間表現と人物の配置が印象的な、カスターニョの卓越した才能がうかがえる作品です。

美しい装飾彫刻、絵画にうっとり…捨て子養育院美術館

美しい装飾彫刻、絵画にうっとり…捨て子養育院美術館

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サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場の南東にあるのは、1445年に造られた捨て子養育院美術館。ブルネレスキによって設計された初期ルネサンス建築のひとつで、ヨーロッパ最初の孤児院であったことでも知られています。建物正面の9つのアーチの間には、アンドレア・デッラ・ロッビアによる巻き布に包まれた赤ん坊が描かれた、テラコッタの青いメダイヨンがはめ込まれています。

内部には美しい中庭があり、アンドレア・デッラ・ロッビアの「受胎告知」の色彩豊かなティンパヌムが残されています。また、上階の美術館にはルカ・デッラ・ロッビアをはじめとしたフィレンツェを拠点に活躍した芸術家たちの作品が所蔵されており、中でもボッティチェリの「聖母子と天使」、ドメニコ・ギルランダイオの「マギの礼拝」は特に有名です。

作品を心行くまで鑑賞できる、フィレンツェの小美術館たち

イタリアの主要観光地であるフィレンツェには世界各国から人々が訪れており、特に有名な美術館、博物館は混雑しがちです。今回ご紹介した美術館はどこも予約なしで訪れることができる美術館で、作品をじっくりと味わうにはもってこいの場所ばかり。

日本では大規模な展覧会でしか見ることのできない巨匠の作品を、静かな場所で堪能するという贅沢な体験ができるのも小美術館ならではの魅力です。はじめてフィレンツェを訪れる方も、何度も訪れているという方も、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/11/25−2015/12/03 訪問

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