写真:沢木 慎太郎
地図を見るタイを代表する料理といえば、「宮廷料理」。“タイ料理の最高峰”といわれる料理ですが、数ある宮廷料理の中でも、タイ王室も絶賛する名レストランが「ベンジャロン」。バンコク屈指の名門ホテル「デュシタニ・バンコク」にある高級レストランです。
タイ料理と言えば、「からい!」というイメージが強いですが、デンマーク人シェフが手がける「ベンジャロン」の宮廷料理は、タイ料理の伝統を残しながら、西洋のテイストを加え、マイルドで優しい味わい。フランス料理のような繊細な味付けながらも、正統なタイ料理にまとめあげています。ワインにもよく合う新感覚の宮廷料理は、まさに五感に語りかけてくる究極のタイ料理。
また、ベンジャロンのテラス席は、夜になればシックなバーにシーンを変え、バンコクでのとびきり上等で優雅な時間を過ごすことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るタイの名物料理といえば、酸っぱいスープの「トムヤンクン」や、屋台を代表する焼きそば「パッタイ」、シーフードのうま味が味わえる「タイスキ」といった料理がありますが、数ある名物料理の中でも、タイ観光旅行で絶対に召し上がっていただきたい名料理が、タイ料理ならではの濃厚さと辛さが味わえる「プーパッポンカリー」。
タイ語で“カニのカレー炒め”という意味の料理ですが、大きなカニをカレー風味で炒め、数多くの新鮮な卵でとじ、タイ独自の香辛料で味付け。からさの奥に潜むスパイスがたまらく魅力的。
身がしっかり詰まったカニから溶け出したカレーソースと、ふわふわトロトロの卵が絶妙にからみあい、タイ料理ならではの辛子みそが味わいを深くし、何度も食べたくなる絶品の名物料理です。
そのプーパッポンカリーの元祖となる名店が「ソンブーン」。小泉元首相や秋篠宮殿下も訪問したことがある名店で、タイの本場ならではの究極の味わいを堪能することができます。バンコクのOLたちにも絶大な人気があり、絶対におすすめのタイ名物料理。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る“バンコクで体験したいこと”の上位を占める「ルーフトップバー」。バンコクには数多くの絶景ルーフトップバーがありますが、観光客が多く、しかも割高。そんな中で、眺望バツグンのルーフトップバーでありながら、観光客の姿が少なく、リーズナブルで、ゆっくり優雅に過ごすことができる超穴場のルーフトップバーが「スカーレット」。
5つ星ホテル「プルマンバンコクホテルG」の37階にあるレストラン&バーで、数々の名料理やワインを楽しむことができます。レッド・ホワイトワインは190Bからで、プレミアムワインでは350B。超有名なルーフトップバーでは3〜4倍もする店もあり、絶景のロケーションを含めて、バンコク随一のコストパフォーマンスと言えるでしょう。
料理も安く、おいしい!ぜひ味わっていただきたい料理が「タパス」。生ハム、スペアリブ、エビや魚介類・肉の網焼きと種類が多く、一品が120Bという安さ。
さらに、品数を多く注文すると、3品(290B)、6品(560B)、9品(790B)といったように安くなるシステムもおもしろい。9品を注文すると、一皿が約80Bなので、これはかなりお得。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るバンコクの高級デパートでも楽しむことができるフードコート。手軽に、安く、おいしいタイ料理が食べられるとあって、地元のタイ人だけでなく、観光客にもたいへん人気があります。数多くのフードコートでも、最もおすすめするのが、高級デパート「エンポリウム」の最上階にある「FOOD HALL」。
「FOOD HALL」は眺望が抜群で、ホテルのレストランをイメージさせる、お洒落なフードコート。食材にもこだわりがあり、おいしさも一流。エンポリウムのフードコートの特色は、タイカレーがそろっていること。他のフードコートでは見かけないので、タイカレー好きな方は必訪です。
「FOOD HALL」でのおすすめのタイカレーは、「グリーンカレー」。青トウガラシの爽やかな風味とココナッツミルクのマイルドな甘みが絶妙。鶏肉や豆ナスがたくさん入り、タイカレーらしい辛さもたまらない。フードコートと思えないほどおいしく、手間ひまをかけて作られた高級デパートならではのうま味が引き立ちます。
タイのカレーといえば、“世界で最もおいしい50種類の料理”にも選ばれたことのあるマッサマンカレーが知られていますが、タイカレーの大きな特色は、インドと違ってカレー粉というものを使っていないこと。さまざまな種類のトウガラシを基本に、魚を原料としたショウ油(ナンプラー)、えび味噌、コブミカンを加え、隠し味にココナッツミルクやタイ独自のハーブを使い、タイならではのカレーを味わうことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る自由な気風に満ちたタイでは、個性が強すぎるレストランも多いのですが、その中でも極めて個性的なレストランが「コンドームレストラン」。正式には、「キャべジズ & コンドームズ」という名前ですが、お店のオブジェにコンドームを使用。強烈な特徴を持つ個性派レストランです。
“ミスター・コンドーム”と呼ばれる男性が経営するレストランで、コンドームの使用を広めようと、全身がコンドームで覆われた個性的な人形がレストランに並んでいます。
しかし、この奇抜なパフォーマンスに不似合いなほど、神秘的な安らぎが感じられるロマンチックなレストラン。まるで深い森の中に紛れ込んだかのような、明るい緑の輝きと、ミントシャワーが雲のように輝き、瑞々しい気配が清々しい。
バンコクの都会にいながら大自然が感じられる素晴らしいレストラン。タイの観光旅行に行かれたなら、お土産話しをかねて、この強烈に個性的なレストランを楽しまれてはいかがでしょうか?
タイ料理は、「からさ」「酸味」「甘み」「塩味」「香り」が絶妙に調和し、「うま味」となって味にコクと深みが出てきます。
また、地域によって、さまざまな特色があるのもタイ料理の特徴。タイ東北部では、青パパイヤのサラダ「ソムタム」や、ひき肉サラダの「ラープ」、ガイヤーン鶏炭火焼きの「ガイヤーン」といったスパイシーな料理を、もち米と食べる習慣があります。
タイ南部では、シーフードが中心で、ウコンを乾燥させたターメリックといったスパイスを使うことが特色。タイへ観光旅行で行かれるのなら、奥深いタイ料理を楽しまれたらいかがでしょうか?
なお、ご紹介した5つのレストラン&バーの詳しい内容については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみて下さい。
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(2024/12/14更新)
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