これぞオーストリアの味!スーパーで見つかる定番おススメ品

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これぞオーストリアの味!スーパーで見つかる定番おススメ品

これぞオーストリアの味!スーパーで見つかる定番おススメ品

更新日:2016/07/18 09:52

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

繁栄を極めたハプスブルク家の本拠地オーストリアの食文化は豊かで、日本人の口にも合います。今回ご紹介するアイテムは、現地で必ず遭遇するであろう、ごく一般的な食べ物や飲み物。気に入ればどこのスーパーでも購入できます。しかし、日本では入手不可または困難なモノばかりなので、おみやげにも良いでしょう。

ウィーンみやげの雄、Mannerといえばウェハース・・・だけじゃない!

ウィーンみやげの雄、Mannerといえばウェハース・・・だけじゃない!

写真:小谷 雅緒

Manner(マンナー)といえば、地元では誰もがピンクのパッケージのお菓子を思い浮かべることでしょう。創業1897年、ウィーンの老舗菓子メーカーです。主力商品はウェハースで、オーストリア航空の機内食でも配られます。実際にはウェハース以外のお菓子も製造していますが、定番商品はヘーゼルナッツクリームが挟まれたウェハースNeapolitaner Schnitteです。他にもレモン味やココナッツ味などの様々なフレーバー、ワッフルやクッキーもあります。

創業時、ウィーン中心部にあるシュテファン大聖堂のそばにオープンしたため、Mannnerのロゴにはシュテファン大聖堂が描かれています。現在でも、シュテファン大聖堂のすぐ横に直営店があり、観光客に人気です。

直営店の品ぞろえはさすがですが、Manner製品は全国どこでも入手可能です。しかも、定番品の場合は、スーパーの方が安いくらいです。あわてて観光客向けショップで購入する必要はありません。

サイズは写真に見られるタイルのような四角い小パック(1セット、4セット、10セットなど)と袋入り(400グラム)、ハンディサイズの1個入りなどがあります。難をいえば割れやすいこと。持ち帰りには注意が必要です。最後、空港で買うのも手かもしれません。

これぞオーストリアの清涼飲料Almdudler

これぞオーストリアの清涼飲料Almdudler

写真:小谷 雅緒

日本人には極めて発音しにくいAlmdudler(アルムドゥドゥラー)は、ハーブエキス入り炭酸飲料です。こちらもオーストリア航空機内でサービスされる、オーストリア超定番ドリンクです。
パッケージが印象的で、チロリアンな民俗衣装のカップルが描かれています。欧米のドリンクとしては比較的甘みを抑えたさっぱり系です。

オーストリアの定番ドリンクというと、もうひとつRed Bull(レッドブル)が知られています。こちらは日本をはじめ世界的に展開していますが、対してAlmdudlerは1957年創業のファミリー企業。現在もAlmdudlerシリーズ(*)のみを製造、近年、周辺諸国での販売を開始しました。

エネルギードリンクのRed Bullとは対照的なAlmdudlerは、アルプスのさわやかなイメージそのまま、保存料無添加、ヴィーガンのナチュラル飲料です。
缶入り、ペット入り、ビン入りと様々ですが、おみやげにするにはちょっと重いかも。

* オリジナルの他、シュガーフリー、炭酸無し、シュプリッツァー(炭酸水で薄めたもの)、アルコール入りなど。

これはハマるおいしさ!パンプキンシードオイル

これはハマるおいしさ!パンプキンシードオイル

写真:小谷 雅緒

オーストリア料理に欠かせないパンプキンシードオイル(Kurbiskernol)は、ペポカボチャの種をローストして低温圧搾して製造した食用の油です。カボチャはシュタイヤーマルク州の特産品で、オーストリア定番料理のシュニッツェル(オーストリア風とんかつ)も、シュタイヤー風はカボチャの種をクラッシュした衣になります。また、秋の味覚としてカボチャのポタージュや、付け合わせにカボチャのマッシュなどが登場します。

もし、パンプキンシードオイルを知らずに味わっているとしたら、見破る特徴はその色!服に付着したらたいへんなことになるであろう、濃厚な深緑色です。そして、色だけでなく、味もたいへん濃厚です。加熱には向いておらず、主にドレッシング的な使い方をします。例えば、サラダにはもちろん、カッテージチーズに和えたり(ホテルの朝食でもよく見かけます)、ポタージュの上にたらしたりします。

栄養価にも優れ、健康的なオイルです。オリーブオイルに比べると高価ですが、濃い味わいのため少量でOK、ある意味経済的です。日本ではオーストリア産はあまり流通していないので、レアなおみやげになるでしょう。

見た目も美しいカラフルなピクルス

見た目も美しいカラフルなピクルス

写真:小谷 雅緒

日本ではピクルスというと、ハンバーガーでおなじみのキュウリのピクルスを指しますが、実際には欧米の漬物全般を指す言葉です。冬が長いヨーロッパでは、冬場の貴重なビタミン源として、さまざまなピクルスがつくられますが、パプリカやアスパラ、ウリなどが珍しいのでは。

これらピクルスはワイン酒場「ホイリゲ(*)」のツマミ定番品で、肉料理のお供に欠かせません。ホテルの朝食でもよく見かけるので、オーストリア滞在中、きっと口にできるチャンスがあることでしょう。

おススメはウィーンに本拠地があるStaud’s製(写真上段)。数あるメーカーの中でも価格は高めですが、味はもちろん、ラベルにWIENと書いてあるのがGOOD。オーストリアを旅する人の多くが、実際にはウィーンだけの滞在です。ならば、上記Manner同様、ウィーン市内で製造されているものが良いでしょう。
こちらも難はちょっと重いこと。余談ですが、Staud’s社は他にもジャムやコンポートなども製造しています。

* ホイリゲについては下記リンクをご参照ください。

ハプスブルク家の財源を支えた塩こそ名産品

ハプスブルク家の財源を支えた塩こそ名産品

写真:小谷 雅緒

有名な観光地ザルツブルク(Salzburg)の「ザルツ」とは独語で「塩」、「ブルク」は「城」を意味します。塩が貴重だった昔、海のない中欧でハプスブルク家が繁栄したのは、岩塩を産出したから。現在でもザルツカンマーグート地方(Salzkammergut、意味は「塩の御料地」)には、いくつもの塩鉱が稼働しています。

オーストリア産の塩は日本でも入手できますが、さすが本場!種類が尋常ではありません。写真に写る商品の90%以上が塩(主にフレーバー塩)です。スーパーではスパイス売り場をチェックしてみてください。オーストリア料理はハーブを多用し、実に多種多様なハーブが売られています。塩にもハーブ入りがあり、容器もオシャレです。こちらはおみやげにも実用的で価格も手ごろ、コンパクトなサイズであることがポイントです。

スーパーに行けば分かる、占有面積で知る重要度

いずれも賞味期限が長く、日本ではレアなものばかり。価格も適当なので、重量のことを別にして、おみやげにも適しています。特に、パンプキンシードオイル、ピクルス、塩は料理好きの人には喜ばれること間違いなし!
もちろん、そのスーパーの規模により、商品展開数は異なりますが、ご紹介したアイテムは、オーストリア全国どこでも見つかる定番品ばかりです。つまり、決して観光目線ではなく、地元に根付いた人気食品なのです。

オーストリアで全国展開している大手スーパーといえば、BILLA(小〜中型店舗が多い)、SPAR(展開内容によって名称が異なる、例えば大型店舗はINTERSPAR)、MERKUR(中〜大型店舗が多い)です。他にもLidlやHoferがありますが、こちらはディスカウントストアです。ディスプレイも商品(多くがプライベートブランド)も徹底してシンプルです。買い物するなら「スーパー」に行きましょう。

旅をしていればホテル(の朝食)やレストラン、町のスタンドで見かけるものばかりなので、買う前に味を確かめることも難しくありません。荷物を増やす前に、味わってみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/13 訪問

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