2015年に放送されたNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」のオープニング画像はまだ記憶に残っておられる方も多いのではないでしょうか。あの鮮やかな映像を作り上げたのがウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」。全国各地ですばらしいデジタルアート作品を公開されています。
そのチームラボが御船山楽園とコラボし、約2000平方メートルにもおよぶ池全体の水面をスクリーンにしての色鮮やかで幻想的・幽玄的な映像美で訪れる人を魅了します。
写真はまだ薄明るい時間の水面。映像がより美しく映し出される工夫がなされているのがわかります。
幻想的な音楽が流れはじめると投影開始!!
最初はゆったりとした鯉の泳ぎから始まるのですが・・終盤にかけて徐々にテンポアップしていくその映像美には時間を忘れて引き込まれしまいますよ。
最初の上映は20:10頃から。開場直後は入場者も多くてなかなか希望する場所での観賞は難しいかもしれません。でもちょっと待ってみて下さい。1回の上映が終わると大部分の人は移動してしまいますので、入れ替わりで良い場所に入り込めちゃいます(^^)
1回の投影時間は約15分程度で、開催時間の20:00〜22:30の間に計7回上映されます。
投影作品ですのでやはり暗くなってから観るのがベスト。繰り返し上映されますので、開場早々の混雑する時間帯をあえて避けて、21:00過ぎころから入場されるというのもおすすめです。
プロジェクションによって映し出される美しい映像に合わせて、小舟が情緒たっぷりのアクセントとして登場します。その動きにより変化する映像もまた見所ではないでしょうか。
暗い中で動き回る小舟や鯉を写真に撮るのはなかなか難しいものなのですが、うれしいことに2〜3回ほど静止してくれる時間がありますので、その瞬間を逃さないでシャッターチャンスにして下さい。
池の周囲ならどこからでも見学できます。散策路を周遊しながら気に入った場所でじっくりと観賞してくださいませ。
少し高い場所からも俯瞰が出来るようになっていますので、その都度場所を変えて撮影などを楽しまれる方も多いです。
池泉回遊式庭園である御船山楽園。その特長を生かして、池周辺の散策路を中心に約5000個の竹灯籠も設置してありますよ。蓮の花のモチーフ有り、光のカーテン有り、七色灯籠有り・・。プロジェクション以外でも十分に楽しめるように演出されていますので、湖面の映像を見るだけではなく散策路もぜひ1周してみてください。
演出の関係上、少々暗くなっていますし坂道や階段もありますので、歩きやすい履き物で足元に注意して見学して下さいませ。
ここ「御船山楽園」は、夏のイベントだけでなく四季を通じて楽しめる庭園です。秋の紅葉ライトアップもそうですが、なかでも春の「花まつり」(LINEトラベルjp 旅行ガイド別記事あり。関連MEMO参照)期間は、この庭園がまさに楽園になるシーズンとなります。
また、こちらのホームページ(関連MEMO参照)がとっても素敵なサイトで、最新情報や見頃情報も確認できますので、ぜひご覧になって下さいませ。
すぐ近くには武雄温泉や陶器で有名な伊万里もあります。近くに出かけられた際にはこちらへも足を運んでみて下さい。
2017年は「かみさまがすまう森のアート展」と称してさらにパワーアップされます!!
詳細は関連MEMOのリンク先でご確認ください。7月14日からの開催が待ち遠しいですね。
開催日/2017年7月14日(金)〜10月9日(月)
時間/8月14日(月)まで20:00〜22:30。8月15日以降は19:30〜22:30
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