写真:ろぼたん
地図を見るカヤックとクリアカヤックの違いはズバリ「クリアカヤックの船底が透明」であること。座面の真下が透明となっているクリアカヤックの床は強化プラスチック製となっており、千歳川や支笏湖の水中を足元から覗き見ることができるんです。
お尻から小魚の群れがやってくるなんて瞬間に出会うこともあるクリアカヤックから見る景色は湖面でありながら、まるで水中に潜ったかのような景色も味わえて満足度の高いアクティビティですよ!
写真:ろぼたん
地図を見る支笏湖は環境省の水質調査で8年連続日本一となっている美しい湖です。湖の畔、特に千歳川が湖への注ぎ込む「山線鉄橋」辺りから眺める湖と川はよほど天候の悪いとき以外はエメラルドグリーンの絶景に出会うことのできるスポットです。
クリアカヤックはこの絶景スポットの1つから出発。天候にあわせてオススメのコースをガイドさんが案内してくれますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る浅瀬はクリスタルのように透明で澄んでおり、そこから少し離れるとエメラルドグリーンの湖面となる支笏湖。あまりに快晴すぎると光に湖面が反射して水中が見づらくなることもあるので、少々の曇り空くらいが最も湖の中が見渡せると言われています。時には30m付近まで湖が見通せる抜群の透明度の世界に出会うこともありますよ。
千歳川から支笏湖の方へと漕ぎ出すと、透明度抜群の湖面の緑色がサファイアブルーへと変わるポイントがあります。そこはちょうど湖の中で崖があり、水深5m付近から一気に数十m深くなっていく地点。顔を上げれば、絵の具を溶かしたかのような美しいブルーとグリーンの世界が広がっています。クリアカヤックに乗って夢中になってくると、足元に注目してしまいがちですが、周囲を見渡して絶景を楽しむこともお忘れなく!
カヌーやカヤックといった乗り物は風が強いと波が高くなるので、催行が中止となることもありますが、少々の小雨であれば問題なく体験ができます。カッパや靴などの無料貸出しもあり、気軽に参加できるところも魅力です。むしろ雨などのアクシデントがあったほうが印象に残る体験ができるという声も。
自分のカメラの水没時は自己責任と了解した上で持ち込むことになりますが、ツアー中、スタッフが用意したカメラで撮影してもらうこともできます。様々な角度で撮ってくれるので旅の楽しい思い出が残りますよ。
湖の底から空気がポコポコと上がってきている場所などクリアカヤックでは、足元から様々な景色が楽しめますが、特に楽しいのは千歳川周辺の浅い場所。草原のように生い茂った水草の中から、小魚など湖と川に生息する生物たちがヒョッコリ顔を出すのも珍しくないんです。
透明度の高い支笏湖では、実は目を凝らせば浅瀬付近なら肉眼でも水の生物を発見することもできるのですが、ジィッとハンターのように待ち構えながらやってくる訪れる生物たちを待つのも、美しい支笏湖の自然を眺めるのも楽しいですよ。
カヤックの底に少し水をかけるとクリア度が増して一層水中が見えやすくなります。
支笏湖は新千歳空港から40分程度、札幌からでも一般道で1時間半程度で訪れることのできる自然豊かな国立公園内の湖です。
カヤックを自由自在に操るのは経験が必要ですが、前や後ろに進むだけであれば、特別な技術は不要。ファミリーでも一人でも楽しめるアクティビティです。季節折々の美しさが味わえる絶景スポットとして有名な支笏湖で日本一の水質の世界を堪能してみませんか?
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/11/30更新)
- 広告 -