まさに「美しく青きドナウ」ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズはいいとこどり!

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まさに「美しく青きドナウ」ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズはいいとこどり!

まさに「美しく青きドナウ」ヴァッハウ渓谷ドナウ川クルーズはいいとこどり!

更新日:2016/08/16 15:43

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

ヴァッハウ渓谷(Wachau) は、ウィーンの北西ドナウ川流域の美しいエリアで、世界遺産にも登録されています。ヴァッハウ渓谷のドナウ川クルーズでは、次々に中世の城や教会が現れ、他には名産のアンズ畑とブドウ畑が一面に続き、まったく飽きない時間を過ごすことができます。初夏から秋にかけて、絶対に訪れたい場所です。

スケジュールを考慮し、乗船区間を決めよう

スケジュールを考慮し、乗船区間を決めよう

写真:小谷 雅緒

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船はクレムス(Krems)とメルク(Melk)の間を結びます。クレムスは地域最大の町、メルクは修道院(*)があることで知られます。途中下船するならば、デュルンシュタイン(Durnstein)が特におススメでしょう。

船が立ち寄る町は、どこも観光地として大きめのところですが、ヴァッハウ渓谷の町や村は、その知名度に関わらず魅力的なところばかりです。写真のシェーンビュール城(Schloss Schonbuhel)のように、入場見学可能の古城も、船上からいくつも発見できるでしょう。また、ヴァッハウ渓谷一帯でミシュランで紹介される宿泊施設やグルメなレストランが多く存在します。ゆっくり食事、あるいは宿泊してみたいと思うはず。

実際に、各町を丁寧に観光していくとなれば、ウィーンからの日帰りでは時間が足りません。船の運航スケジュールは決して多くはないので、日帰り旅行であれば消去法でスケジュールが決まることでしょう。

* メルク修道院については、下記「関連MEMO」にある別記事をご参考ください。

お得なコンビチケットいろいろ

お得なコンビチケットいろいろ

写真:小谷 雅緒

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ウィーンから一筆書きでヴァッハウ渓谷観光をする場合、電車とメルク修道院入場を含めたクルーズチケットがお得です。このチケットはオーストリア国鉄ウィーンの主要駅で販売されており、買ったら即利用可能で、予約もいりません。

ルートはウィーン西駅から電車でメルクを目指し、修道院見学後、クルーズでクレムスを目指します。クレムスからの電車はウィーンのフランツ・ヨーゼフ駅に到着します。もし、途中デュルンシュタインで下船するなら、デュルンシュタイン〜クレムス間は別途現地で電車の乗車券を購入します。10日間有効なので、途中1泊してもOK。

他にも、船内で食事やスナックが付くチケットなどもあります。詳しくは下記「関連MEMO」にある別記事をご参照ください。

* 写真はメルクの船着き場。辺りは何もありません。

船上で楽しく過ごすコツ

船上で楽しく過ごすコツ

写真:小谷 雅緒

船は3階建て、最上階がオープンデッキと半オープンデッキになっています。眺めを楽しむならもちろん最上階!レストランエリア以外は全席自由席(*)なので、乗船後は速やかに移動しましょう。

しかし、天候によっては屋根のある場所で過ごすことも大切です。風の冷たい日はもちろん、真夏の炎天下の元、長時間日差しを浴びることは耐え難いです。現地の人たちはとにかくオープンデッキが大好きで、多少の暑さも寒さも気にしません。この「多少」は、我々日本人には真似できない「無茶」なレベルのことが多いので、合わせることはありません。

* クルーズは乗船予約可能ですが、キャパは相当に広く、満船で乗れないことはまずないでしょう。席そのものは自由席なので、現地で購入で十分です。特に、メルクは始発なので、良い席を確保しやすいはず。

心をつかんで離さない感動の風景が続く

心をつかんで離さない感動の風景が続く

写真:小谷 雅緒

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クルーズは上りと下りで所要時間が異なり、主要区間を乗船すると90〜120分ほどになります。景色はすばらしいの一言、まったく飽きさせません。船内には独語と英語で景色の解説がありますが、追いつけないほど目まぐるしく景色が変わります。次々に現れる古城や教会はもちろん、小さな村の風景も印象的です。ペンションやレストラン、ワイナリーの看板も見かけると、立ち寄ってみたくなります。

辺りは一面のアンズ畑またはブドウ畑です。迫力ある畑を見るなら、葉っぱが生い茂る初夏から秋がおススメです。

クルーズをより一層堪能するなら、船内でドリンクを味わうのも一興。スタッフが席まで注文を聞きに来ます。ふつうのお値段ですので、ぜひ利用するとよいでしょう。土地の名産ワインやアンズのリキュールがおススメです。

* 写真はアッグシュタイン城(Burgruine Aggstein)。入場見学可能で、併設のパノラミックレストランもすばらしい。アクセスにはマイカー必須。

荷物が大きい人は要注意!

荷物が大きい人は要注意!

写真:小谷 雅緒

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先述のように、ヴァッハウ渓谷エリアには魅力的な宿泊施設も多いため、宿泊予定で訪れる人、あるいはウィーン〜ザルツブルク間の寄り道移動ルートに選ぶ人もいるでしょう。すると、大なり小なり荷物があるわけです。船自体は大きいので、最上階のデッキまで運ぶことはせず、下の階に置かせてもらえばよいでしょう。自転車の持ち込みもOKです(要追加料金)。

クレムスとメルクの船着き場は、町から少々離れています。その他の船着き場は小さな村の中心にあります。人気のデュルンシュタイン(写真)も、旧市街は少々高い位置にあり、船着き場と旧市街は階段で結ばれています。そして、村の旧市街はがたがたの石畳。

スーツケースのような大きな荷物がある場合、各船着き場には荷物預けもできないので、途中下船しての観光は現実的でなく、クルーズのみを楽しむこととなるでしょう。

ヴァッハウ渓谷クルーズで思うこと、「また来たい」

ヴァッハウ渓谷クルーズはヴァッハウ渓谷観光の「いいとこどりハイライトコース」です。もっとも手軽に、世界遺産でもある絶景を堪能するのであれば、クルーズはベスト。しかし、クルーズで次々に現れる古城や教会、ワイナリーの看板、古い雰囲気を残す魅力的な小さな村のレストラン、泊まってみたいかわいいペンション・・・。船上から見ているだけではもったいない、実際に行ってみたいと思うはずです。

季節を変え、アクセス方法を変え、見学箇所を変え、何度でも行きたくなるヴァッハウ渓谷。まずはその魅力をクルーズで実感してみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/02 訪問

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