サケのふるさと千歳水族館の入口にある青と赤のユニークな装置。
これはサケを捕獲する捕獲車で、7月中旬から12月中旬には実際に千歳川に設置され稼働しています(入口に展示してあるのは1996年まで実際に使用されていたものです)。例年は8月下旬から12月初旬くらいでサケの捕獲が行われており、目の前で、サケを捕獲する迫力ある様子を見学することできます。
秋には、インディアン水車まつりが開催されるなど、千歳川の秋の風物詩として人気のスポット。サケのふるさと館へ訪れた際は、ぜひ周辺も散策して、実際に動いているインディアン水車も見てみましょう。
館内は1〜2階、地下とあり、各階さまざまなゾーンに分かれいます。なかでも1階には、淡水では日本最大級と言われる高さ5m、幅12mの巨大水槽があり、幻の魚・イトウやニジマス、シロチョウザメなどが優雅に泳ぐ姿を観察できます。サケの捕獲シーズンには、捕獲したばかりの親ザケが大きな水槽で泳ぐ迫力ある姿を見ることも。
ほかにも、千歳の名所「苔の洞門」を再現した「支笏湖ゾーン」や千歳川に生息する魚たちを上流から下流までわかりやすく展示してる「千歳川ロード」、世界の珍しい淡水魚が展示されているゾーンなど、大小さまざまな水槽で、サケのふるさと館ならではの魚たちを観察することができます。どのゾーンも、展示方法がわかりやすく、とってもユニークなので、子供から大人まで楽しみながら見学できます。
さまざまな水槽があるサケのふるさと館。中でも、人気なのが体験ゾーンにある「タッチプール」です。日本初となる全面アクリルのタッチプールになっており、小さなお子さまでも水槽の中を見ることができます。
水槽の中には、チョウザメの稚魚たちがたくさん。チョウザメは視力が弱いため、手を入れも逃げることなく、エサと間違えて近づいてきます。「サメ」とついていますが、歯はないので、お子さまでも安全に楽しむことができます。
タッチプールの横には、インディアン水車(模型)が回る流水水槽もあるので、一緒に楽しみましょう。
サケのふるさと館には、ここならではの水槽がまだまだあります。
サケが遡上していくる千歳川に隣接する当施設。地下にある「水中観察ゾーン」では、自然そのままの千歳川のようすをガラス窓から観察することができます。
サケ遡上は9月中旬頃から徐々に増え始め、10月中旬頃から本格的なシーズンを迎えます。シーズン中は、たくさんのサケの姿を見ることができるチャンス!運が良ければ、産卵するサケの姿を見ることができるかもしれません。
サケのほかにも、ニジマスやサクラマス、ウグイなど季節によってさまざまな種類の淡水魚が見られます。時にはカモやミンクといった魚以外のレアな姿を見ることも!じっくりと観察してみましょう。
2階には「なるほど?!サーモンルーム」という展示・学習室があります。パネルを見て学ぶだけはなく、サケの一生を描いた巨大な絵本があったり、本物のサケ皮を使った道具に実際触れたりと、体感しながら学べる楽しい展示室になっています。
なかには、「鮭・サーモンのレシピ検索」という主婦必見のコーナーも。調理時間・部位・調理方法別に検索でき、気になるレシピは印刷して持ち帰ることができます。
学習室というお堅い雰囲気は全くなく、子どもから大人まで楽しめる展示室。家族・カップルみなさんで、サケについてとことん学んでみましょう!
2015年8月にリニューアルした「サケのふるさと千歳水族館」。生まれ変わった当館は、見て!触って!楽しめるスポットがたくさん増えました。サケが遡上する千歳川ならではの見どころも色々。
千歳川に設置されている「インデアン水車」でのサケ捕獲のようすは必見!毎年9月中旬には「インデアン水車まつり」も開催され、鮭・イクラを使ったグルメや釣堀体験などさまざまな催しが行われます。
また水族館の同敷地は、千歳川に沿ってゆったりとくつろげる公園になっているほか、すぐ隣には「道の駅・サーモンパーク千歳」もあり、一日中楽しむことができます。
新千歳空港からは車で10分という好立地。広い駐車場も完備されているので、ドライブ途中の立ち寄りスポットとしても便利です。
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