写真:赤木 リン
地図を見る博石館に入場してまず最初に目に飛び込んでくるのは、この巨大ピラミッド!
日本最大級の“石で作られたピラミッド”で、エジプトにあるクフ王のピラミッドの1/10モデルとなっています。1辺は23mで、高さは14.6mと5階建てビルに匹敵する大きさ。蛭川特産の御影石を約800個使って作られました。
中は迷路になっていますが、思いのほか難易度が高いのでうっかり入ると迷います。途中で脱出できないので、時間に余裕をもってチャレンジしてくださいね。
写真:赤木 リン
地図を見る博石館がある蛭川は上質な御影石が産出されることもあり、石材業がさかんな町。そんな石材加工について学ぶことができるのが「石職人体験館」。珍しい道具が展示され、ちょっとした体験もできますよ。
写真は「ビシャン体験」。ビシャンとは、金づちの面に四角錐の突起が並んだ道具で、石を叩いて平らに仕上げるときに使います。石を叩いてみると、手にかなりの衝撃が!これで平らになるまで叩くのかと思うと、石職人さんのすごさを感じずにはいられません。
石が飛ぶ場合もあるので、体験コーナーにある保護めがねは必ず着用し、小さいお子さんが体験する場合は保護者の方が見てあげてください。
写真:赤木 リン
地図を見る博石館で一番人気を集めるのが「宝石探し体験」。砂が敷き詰められた水槽の中から宝石を探すアトラクションです。
受付を済ませたらお椀、見つけた宝石を入れるビニール袋、入場時間を書いた紙を受け取って体験スタート!制限時間は30分間ですよ。
砂には細かな宝石が混ざっているのでついそちらに目を奪われますが、狙うは大物。水晶やラピスラズリ、アメジストやタイガー・アイなどが埋まっていますよ。コツはとにかく掘ること、水槽の縁も探すこと、そしてもう一つ重要なのは…定期的にやってくる…ゴホンゴホン、これ以上は書けませんので、ぜひ現地で体験してみてください!
※宝石探し体験は別料金となり、制限時間を超えた場合は延長料金が発生します。宝石の種類など詳細は、公式サイトにてご確認ください。
写真:赤木 リン
地図を見る宝石探し体験でトレジャーハンターの血が騒いでしまったなら、ぜひ「鉱山体験館」へ。こちらでも宝石探しをすることができます。砂金探し体験、原石探し体験、金属探知機を使って砂の中からお宝を探すトレジャーハンティングもありますよ。
中でもおすすめは宝石釣り体験。宝石がいくつかセットされた袋を、釣り竿で釣り上げます。腕前によっては宝石探し体験よりたくさんの宝石をゲットできる場合も!
※各体験ごとに制限時間があり、別料金です。開催日など詳細は公式サイトでご確認下さい。
写真:赤木 リン
地図を見る宝石探しでお腹が空いたら、博石館の入館受付正面にある「喫茶MW(ムウ)」で腹ごしらえはいかがでしょうか。一番人気は「ピラミッドカレー」。写真のプレーンのほか野菜カレー、ホワイトチキンカレー、キッズカレーなどもありますよ。
この他にもうどん、パスタ、季節代わりの一品などメニューは豊富。デザートメニューも揃っているので休憩にもいいですね。
周囲に飲食店は少ないので、こちらのお店を利用しない場合はお弁当を持参されることをおすすめします。館内にはお弁当を食べられるスペースはいくつかありますが、レジャーシートを準備していくと安心です。
博石館ではご紹介したほかにも、宝石や石の楽器など石にまつわるものを展示した施設、ミュージアムショップ、集めた石でオリジナルグッズを作るコーナー(別料金)などがあり、1日たっぷり楽しめます。
7月には遊歩道に発光石を敷き詰めて天の川を再現する、夜間の七夕イベントも開催。地上と空と両方の天の川が楽しめるとあって、年々人気上昇中の注目イベントです。
少し変わった形やきれいな石を見つけて、宝物に持ち帰った経験がある方は多いのではないでしょうか。今も昔も子供は石が大好き!そんな子供と、昔子供だった大人が“石のミュージアム”に来たら楽しくないわけがありませんよね。
お父さんもお母さんも童心に返って、「博石館」で石ざんまいな1日を過ごしてみませんか?
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この記事を書いたナビゲーター
赤木 リン
電車好きで魚好きの娘と、夢はでっかく全国の水族館制覇。旅のモットーは「行ってみようやってみよう!」子供と一緒に楽しめるスポットを中心にご紹介していきたいと思います。
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