1日乗り放題切符で楽しみたい!台湾集集線ローカル列車の旅

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1日乗り放題切符で楽しみたい!台湾集集線ローカル列車の旅

1日乗り放題切符で楽しみたい!台湾集集線ローカル列車の旅

更新日:2016/07/29 14:59

やま かづのプロフィール写真 やま かづ 機内食&マンゴーにはうるさいトラベルライター

集集線は台湾中部の山間部に敷かれたローカル線で、二水駅から約30km離れた車程駅までを50分かけてゆっくりと走ります。途中の車窓は、南国情緒あふれる熱帯林や水田などの田園風景が広がり、休日にもなるとたくさんの観光客でにぎわっています。
そんな集集線は台北や高雄からの日帰りも可能で、「集集線一日周遊券」を使えば、沿線の駅で自由に途中下車して思う存分観光を楽しむことができるんです。

まずは「集集線一日周遊券」をゲット!

まずは「集集線一日周遊券」をゲット!

写真:やま かづ

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集集線の1日乗り放題切符は、正式には「集集線一日周遊券(JIJI LINE 1-DAY PASS)」と呼ばれており、台中駅や二水駅などで販売されています。

集集線の起点は二水駅で、4両編成のローカル列車が約30km先の終点・車程駅まで、50分かけてゆっくりのどかに走っています。集集線沿線には無人駅を含めて7駅ありますが、ここでは比較的観光客の乗降が多い3駅(集集駅・水里駅・車程駅)についてご紹介します。

資材運搬列車から観光列車に変身!車内が楽しい集集線

資材運搬列車から観光列車に変身!車内が楽しい集集線

写真:やま かづ

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もともと集集線は、日本統治時代に水力発電所の資材を運搬するために敷設された鉄道で、現在はその役目を終えています。しかし、沿線に広がる熱帯の田園風景がノスタルジックなため、徐々に観光客が増え、列車や駅舎の改修、沿線の整備などを行うことでさらに人気が高まりました。

現在の集集線は、観光列車が1日13往復しています。運行は早朝から深夜にわたるため、台北や高雄からの日帰りが可能で、休日にもなると、台湾国内のみならず海外からもたくさんの観光客が訪れています。

グルメにショッピング、ぶらっと歩きが楽しい集集駅周辺

グルメにショッピング、ぶらっと歩きが楽しい集集駅周辺

写真:やま かづ

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集集駅は日本統治時代に建てられた木造の駅舎でしたが、1990年の台湾中部地震によって倒壊、その後再建されました。

駅前はちょっとした広場になっており、かつて集集線で活躍していた蒸気機関車が展示されています。また、「鉄道文物館」には日本統治時代に使われていた駅の備品などが展示され、併設されているショップでは集集線オリジナルのお土産物が売られています。

集集線沿線には自転車道が整備されており、集集駅前から自転車をレンタルしてサイクリングを楽しむ人もたくさんいます。
おすすめコースは、集集駅から二水駅方向へ戻るルートです。特に、龍泉駅周辺は熱帯林やバナナ畑を走り抜けていく「緑のトンネル」として人気があります。

実は集集沿線では随一の町、庶民の生活が広がる水里駅

実は集集沿線では随一の町、庶民の生活が広がる水里駅

写真:やま かづ

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観光客の姿はほとんど見かけませんが、庶民の息吹を感じることができる水里駅、実は結構お勧めの途中下車駅です。

水里駅前は日月潭や台中行きのバスのターミナルとなっており、付近には市場や屋台街が広がっています。そんな駅前通りをしばらく歩くと大通りの中正路に突き当たります。
この中正路沿いには庶民的なレストラン、カフェが軒を連ねており、水里渓の水の流れを感じながら、ゆったりのんびりと過ごすことができます。わざわざ途中下車して楽しむカフェタイム、1日乗り放題切符があるからこそできる贅沢です。

また、水里は台湾最古の陶芸「水里蛇窯」でも有名です。観光客向けに陶器の展示がされていたり、陶芸を体験することもできますので、気になる人はスケジュールに入れておいてください。タクシーで5分程度の距離です。

集集線の終点・車程駅は台湾林業の歴史を形にしたテーマパーク

集集線の終点・車程駅は台湾林業の歴史を形にしたテーマパーク

写真:やま かづ

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集集線の終点は車程駅です。かつての車程駅は、水力発電用のダム建設のために切り出された木材を加工、保管し、搬出する基地となっていました。
現在の駅構内は鉄道広場として整備され、今はもう使われなくなった給水塔や貨車などが展示されています。また周辺には林業に関する展示館を初め、DIYの木工体験ゾーンやお土産物用の木工製品のショップなどがあり、木を題材にした一大テーマパークとなっています。

さらに、駅前には貯木池が広がっており、その周りには遊歩道が整備されています。しゃれたカフェやファストフード店でスナックをテイクアウト、小鳥のさえずりを聞きながら木陰でゆったりするには絶好のスポットです。

スケジュールを立てて使いこなしたい「集集線一日周遊券」

集集線は早朝から深夜まで1日13往復していますが、運行間隔が約1時間半あるため、無計画に途中下車すると、次の列車まで待ちぼうけを食ってしまうことにもなりかねません。

ローカル列車の1日乗り放題切符「集集線一日周遊券」を使ったプチ旅行なので、本来なら気の向くままに乗り降りしたいですね。しかし、台北や高雄からの日帰り旅行なら、起点となる二水駅での列車の接続を考えて、しっかりと計画を立てて使いこなしたいところです。

注)記事内の駅名「車程」の「程」は正しくは「土へんに呈」です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/16−2016/07/18 訪問

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