写真:やま かづ
地図を見る「ウォンスターホテル(萬事達行旅)中華店」はシック&スタイリッシュな大人の雰囲気漂うホテルで、ミックスカルチャーでにぎわう若者のまち西門町にひっそりと、なおかつしっかりとたたずんでいます。
もともと、この場所では全く別のホテルが営業していました。しかし、2015年に大改修を終え、「ウォンスターホテル中華店」として再出発しました。
内装はブラックをベースに、オレンジをワンポイント取り入れることでモダンでシャープに仕上げ、逆にインテリアには原木や植物を使うことで、全体的には温かみのある落ち着いた雰囲気をつくり出すことに成功しています。
写真:やま かづ
地図を見る部屋のタイプは、スタンダードなシックルーム、ちょっと広めのスタールーム、さらに広めでバスルームが独立しているデラックスダブルルーム、そして9階に位置し、西門町の眺望も楽しめる最上位のウォンスタールームがあります。どの部屋も落ち着いたインテリアで統一されており、西門の街の喧騒とはほど遠い、別世界のリラックスできる空間がつくり出されています。
ただ、部屋の照明は暗めになっていますので、室内で長時間の事務作業をするには不向きかもしれません。そんなときには、無料のドリンクサーバーが設置されている1階のフリースペースを使いましょう。
写真:やま かづ
地図を見る各部屋に準備されているアメニティグッズはワンランク上、上質で使い勝手のいいアイテムが厳選されています。
特に、シャワージェルとシャンプーはフレッシュな香り漂うロクシタンの「ヴァーベナ」というこだわりぶり。もちろん、使い切れなかったミニチュアボトルは持ち帰りもOKです。
さらに、カップボードには無料のミネラルウォーターやインスタントのティーバック、コーヒーが置かれているのは当たり前、小腹の足しになるスナック菓子まで用意されているのはちょっとうれしいところです。
写真:やま かづ
地図を見る「ウォンスターホテル中華店」の9階には何とオープンエアのルーフトップテラスがあります。残念ながら、テラスからの眺望は障害物が多くて期待できませんが、グループで宿泊する際には、近くのお店でテイクアウトしたものを持ち寄ってミニパーティーが楽しめます。
また、同じフロアには無料のドリンクサーバーも設置されていますから、ふらっと立ち寄って、夜空を見上げながらコーヒーを一杯なんて使い方もできそうです。
写真:やま かづ
地図を見る台湾のホテルでは無料の朝食サービスがあるのが一般的ですが、時にはかなり簡素でがっかりすることも少なくありません。しかし、「ウォンスターホテル中華店」の朝食ビュッフェはちょっと違います。
お粥などの台湾式もさることながら、ソーセージや卵料理の温かい料理を初め、ヨーグルトにシリアル、デニッシュ、クロワッサン、トースト、そして数種類のジャムと、西洋式のメニューがかなり充実しています。
さらに、ゲスト目線で配置された各種料理、適度な大きさのプレート、少量ずつ追加されるホットミールなど、ちょっとしたホテル側の心配りですが、それが実に洗練されていてスタイリッシュなんです。
なお、このレストランに飾られている絵画や彫刻は、台湾アーティストとのコラボレーションで不定期に入れかえられています。食事の途中にもちょっと手をとめて、周りの芸術作品に目を凝らしてみましょう。
「ウォンスターホテル中華店」は西門町の入り口に位置しており、一歩まちに繰り出せば、夜通し遊べるスポットがたくさんあります。
また、地下鉄・北門駅、西門駅からなら徒歩数分、台北駅や国光バスターミナルからでも徒歩圏内と交通至便です。夜遅くまで繁華街で飲み歩いていても、あるいは夜遅く台北に到着しても、ストレスなくたどり着けるのが大人の隠れ家「ウォンスターホテル中華店」です。
なお、西門町にはもう一つの「ウォンスターホテル西門店」があります。こちらは西門町の西端に位置するため、台北駅からはかなり離れてしまいますのでご注意ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/14更新)
- 広告 -