自分をリセットしたくなったら姫路・書写山圓教寺で静かな時を

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自分をリセットしたくなったら姫路・書写山圓教寺で静かな時を

自分をリセットしたくなったら姫路・書写山圓教寺で静かな時を

更新日:2016/07/22 11:37

麦吉 ぼにのプロフィール写真 麦吉 ぼに ライター、イラストレーター

ご朱印は本来、お寺へ写経を納めたあかしとしていただくもの。いつもはご朱印料を払ってすませる人も、書写山圓教寺の食堂(じきどう)を訪れたら、写経をしてみたくなるかも知れません。そこには、静かにひと時を過ごしたくなるような、悠然とした空間があります。「書道は苦手だから写経なんてとても‥」という人のために文字をなぞるだけの「はなびら写経」もあるので、思わず写経デビューしたくなります。

開山966年。千年を超える時を刻み、緑の中にたたずむ摩尼殿

開山966年。千年を超える時を刻み、緑の中にたたずむ摩尼殿

写真:麦吉 ぼに

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姫路市にある書写山圓教寺は、長い歴史を持ち「西の比叡山」と呼ばれる名刹。世界遺産・姫路城からバスで20分程度の場所ですが、山中は静寂にみちています。
圓教寺へは、書写山のふもとからロープウェイで4分。ロープウェイ山上駅から本坊事務所までは約1qの参道ですが、マイクロバス(特別志納金500円)に乗れば摩尼殿下まで連れて行ってもらえるので、体力に自信がなくても安心です。

堂々たる三之堂は「ラストサムライ」や「黒田官兵衛」他多くのドラマのロケ地

堂々たる三之堂は「ラストサムライ」や「黒田官兵衛」他多くのドラマのロケ地

写真:麦吉 ぼに

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摩尼殿から5分程歩いた所に堂々たる三つのお堂が建ってします。「大講堂」「食堂(じきどう)」「常行堂」がコの字に並んだ三之堂は、室町時代中期の建物で国の重要文化財。歴史を刻んだ風格ある伽藍は、数多くのドラマのロケ地に使われたのもうなずける貫録です。

中庭に向かってただ静かに、ひと筆ひと筆を運ぶ

中庭に向かってただ静かに、ひと筆ひと筆を運ぶ

写真:麦吉 ぼに

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食堂(じきどう)は、1174年に創建された建物。当時としては珍しい二階建て、40mもの長さがある堂々とした造りです。1階は写経道場になっており、予約なしで写経をすることができます。
写経は般若心経(1,000円)と花びら写経(300円)があります。般若心経を写すには1時間位かかりますが、花びら写経は10分程度の時間。わずか10分、でも黙々と筆を動かす間は、少しだけ無になることができます。

さまざまな祈りを花びらに込めて

さまざまな祈りを花びらに込めて

写真:麦吉 ぼに

花びら写経は、散華(さんげ)という花びらをかたどった色紙を使います。花びらには観音経の一部分が薄く印字されていて、それを丁寧になぞり書きするので書道が下手でも安心です。お経を写すことに意味があるので、ペンや鉛筆で書いても良いのだとか。外国の方もトライしてみて欲しい気がします。
花びらは、色ごとに書かれている経文が違います。供養や願いごと成就など、祈りたい内容によって花びらを選んで写経します。

読めない!でもありがたーい!チベット語のご朱印

読めない!でもありがたーい!チベット語のご朱印

写真:麦吉 ぼに

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写経を納めたら、胸を張って(?)ご朱印をいただきましょう。もちろん写経しなくてもご朱印は頂けます。
圓教寺は、西国三十三観音霊場第二十七番霊場にあたり、食堂、奥之院開山堂、根本堂(薬師堂)など各お堂でご朱印が頂けますが、ひときわ珍しいのが写真のご朱印!こちらのお寺では、チベット語のご朱印がいただけます。ご朱印集めが趣味なら、ぜひ頂きたいご朱印。
一読しても‥読めません。でも、遙か遠い仏教の国チベットの文字と思うと、ありがたさ抜群です!

ご朱印、写経、そして座禅。静けさにひたってみたくなる寺

書写山圓教寺は、世界遺産・姫路城からもそう遠くなく、姫路城と合わせて観光することの出来るスポット。秋には全山が燃えるような素晴らしい紅葉に包まれます。
堂々たる古刹でありながら圓教寺は、近寄りがたさを感じません。食堂へ上がると雰囲気が良くてつい写経をしてみたくなり、庭に面して写経していると、「座禅中お静かに」の立札を置いた常行堂が見えて、次は座禅もしてみたいという気になります。
仏教の何も知らないけれど、もう少しこの静けさの中にいたい。書写山圓教寺は、そんな気持ちになれる場所です。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/07 訪問

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