写真：沢木 慎太郎
地図を見るあべのハルカスは低層階に近鉄本店と美術館、中層階にはオフィス、高層階には大阪マリオット都ホテルや展望台が入居します。グランドオープンは2014年春で、地上60階建て高さ300メートルのビルは、横浜のランドマークタワー（296メートル）を抜いて日本一の高さ！！
2013年６月に先行オープンしたのは、あべのハルカスの低層部分に位置するあべのハルカス近鉄本店。地下１階には、「全国初」「関西初」の華やかなスイーツが豊富にそろい、たちまち人気スポットとなっています。
そんなスイーツたちの中で、まず最初におススメしたいのは、“東京ばな奈”などでお馴染みの『銀のぶどう』さんが、あべのハルカス近鉄本店へ全国に先駆けて出店した新ブランド“リンゲージ”。写真は、ショーケースに飾られた商品。ディスプレイがあまりにも綺麗なので、リンゲージさんの許可を得て撮影させていただきました。
ドーナツのような形をした可愛い焼き菓子で、「ゴールド」「ココア」「ストロベリー」「えんどう豆」「フロマージュ（チーズ）」の５種類の味を楽しむことができます。あべのハルカスが全国初出店ということで、プレオープンには５００人もの行列ができる人気ぶり。芳醇なバターの風味が口の中に広がり、焼きあげた穀物の香りが絡みあう絶妙な味わいです。何よりもサクサクで、バターの風味がジュワッと効いた食感は新鮮な驚き！
ココア味は、バターと絡めたカカオの香りが濃厚です。ストロベリー味はヨーロッパで摘まれたイチゴの甘酸っぱさがバターのコクをいっそう引き立てています。
えんどう豆味は、豆が持つ甘みと塩味を活かし、バターで炒めたような深い旨み。フロマージュ味は、熟成チーズにバターが溶けあい、とてもまろやかな味です。ワインとの相性も良さそう。この食感をぜひ味わってください！
写真：沢木 慎太郎
地図を見るさきほどのリンゲージさんの焼き菓子。どの味もおいしいのですが、おススメはゴールド味です。こがしバターのミルキーな風味は絶品！これは３種類のバターや砂糖を絡めながら何度も焼きあげるといった手間をかけているためで、こがし砂糖のコクと、穀物の香りが絶妙です。
見た目は砂糖がまぶしてあり、甘そうなのですが、しつこくない甘さ。やや固めのサクッとした食感で、実に歯触りがいい。一口サイズで食べやすく、もち運びにも便利です。
ちなみに社内の女性たちからも、「サクサクでおいしい！バターの香りがしっかりしている」「食べ出したら止まらない。やめられないおいしさ」「カロリーが控えめなところがうれしい」「上品なお菓子。大切な友だちや旦那さんのご実家へのお土産にいい」という声も。
これまでに関西になかった上品なお菓子！ サクサクとした新しい食感と、口の中に広がるバターの風味を、ぜひ味わってみてください。
写真：沢木 慎太郎
地図を見る☆くまっ！ くまっ！☆これは、クマのケーキ！！
こちらも、あべのハルカス近鉄本店の期間限定のスイーツです。
生クリームたっぷりの、ふわふわのスポンジ生地に、イチゴとキウイをはさんだケーキで、名前は“くまさんの白いケーキ”。とっても可愛いです♪
くまさんのケーキを販売しているのは、神戸に本社を置く『ユーハイム』さん。ドイツ菓子の老舗で、バウムクーヘンやフランクフルタークランツは引き出物としても根強い人気があります。ケーキも、とってもおいしいです！
くまさんの白いケーキは、あべのハルカスから近い、天王寺動物園の人気者、ホッキョクグマをイメージした可愛いケーキ。ひと口食べただけで、ふわっと舞いあがる上質な甘みが口の中に広がり、幸せな気持ちにさせてくれます。ユーハイムさんの生クリームはたまらなくおいしい！心が和み、安らぎます♪それは、くまさんの誠実な愛情がこもっているからなのでしょう。
ケーキにはさんでいるイチゴやキウイがとても新鮮！元気になれる味です。
秋には、ふわふわのココアのスポンジに、チョコクリームと栗をたっぷり絡めた“くまさんのふんわりチョコケーキ”が話題に。ユーハイムさんのハルカス期間限定のスイーツはとても可愛く、たいへん素晴らしい味なので見逃せません！ぜひお召し上がりください！
写真：沢木 慎太郎
地図を見るこだわりと真心があふれる洋菓子。大切な人への贈り物に、またがんばっている自分へのご褒美に。
神戸の洋菓子メーカーの『ケーニヒスクローネ』さんは、そんな素敵な洋菓子店です。学生時代に王子動物園でデートした帰りに彼女と一緒に食べたことがきっかけでファンになりました。
創業以来の看板商品のクローネは、甘さを控えたあずきやカスタードの上品な味わいを楽しむことができます。パイ生地のサクサク感がたまらない。とても人気が高く、毎日販売と同時に売り切れる商品の一つ。３時間以内に食べないと叱られてしまうほどの逸品です！
ケーニヒスクローネとはドイツ語で「王冠」の意味。イメージキャラクターのクマも頭の上に王冠を乗せ、とっても可愛い～♪
そのケーニヒスクローネさんが、あべのハルカス限定の商品として販売しているのが、写真の“あべのもんぶらん”です。
爽やかな風味のモンブランクリームに、「あずき」「黄栗」「白玉」が乗っていて、ぜいたくな味わい。食べ進めると、ふわふわのケーキスポンジが現れます。さらに食べてゆくと、香ばしい抹茶ムースの味に驚かされます。そして最後に、濃厚な味の抹茶ゼリーが出現。これひとつで、いろんな種類の味を楽しむことができます。
最初はすっきりとした甘さのモンブランを味わい、あずきと一緒に抹茶のムースを楽しみ、最後の締めくくりは濃厚な抹茶。上品な洋菓子や和菓子で楽しませていただき、お別れには“和の心”でのおもてなしといった心憎いばかりの演出です。
白玉はもちもち。黄色は甘くておいしく、食感も素晴らしい！
遊び心たっぷりの“あべのもんぶらん”。こちらも、あべのハルカス近鉄本店だけのオリジナル商品です！ぜひ味わってください！
写真：沢木 慎太郎
地図を見る最後にご紹介するまぼろしの銘菓“さやどら“ですが、残念ながらあべのハルカスでは、期間限定商品として2013年10月2日で販売を終了してしまいました。すみません！もっと早く気づくべきでした。しかし、お客さんへの反響を見て正式に商品化を決定するということなので、商品化への願いを込めて、今回は特別に紹介させてください。
こちらの商品は、兵庫県の丹波の特産品「丹波大納言小豆」をぜいたくに使ったスイーツで、粒あんがなんとも見事。写真をご覧いただくとわかるように、大粒の餡子がつやつやキラキラ輝いています。餡子の隣にあるのは、沖縄県産の黒糖を加えた生クリーム。粒あんとホイップクリームを、宇治抹茶（まっちゃ）を練り込んだスフレで包みこんでいます。
では、いただいてみることに。小豆がなんとも甘く、おいしい！宇治抹茶のスポンジもふわふわで柔らか！餡子と一緒に食べると、まろやかな味わいが口の中に広がります。
さらに食べてゆくと、粒あんとホイップクリームの下に、何やら背骨のような白くて固いものが。「これは何……！？」。スプーンでざっくり割って食べると、カリッという香ばしさを感じます。なんと、ホワイトチョコレートがけのさくさくクレープ！このアイデアはたいへん素晴らしい！
ホイップクリームの甘さは控えめで、餡子のうまみを上手に引き出しています。もちもちの餡子もおいしい！甘ったるくなく、スポンジの宇治茶の風味が豊か。本当に贅沢で幸せな気持ちにさせてくれます。日本茶や、紅茶にとてもぴったり！
この素晴らしいどらやきスイーツは、半生菓子メーカーの『中島大祥堂』さんが、大阪総合デザイン専門学校の学生さんと共同で開発し、テレビでも話題に。見た目とおいしさや食感の両立を追求。あべのハルカスに期間限定品として販売したところ、大きな反響が。今後、13年10月16日から阪神梅田本店で期間限定で販売する予定もありますので、気になる方はぜひ調べて購入してください。
この素敵な“さやどら”。本当においしいので、ぜひとも商品化して店頭に並べていただきたいです！
“さやどら”のお問い合わせは、中島大祥堂さん（TEL 072-990-1120）まで。
以上、いかがでしたでしょうか？
スイーツを販売しているタワー館（あべのハルカス近鉄本店）の地下１階では、それぞれのお店で売っているスイーツを自由に持ち込むことができるカフェもあるので、楽しいですよ！ご紹介したほかにも、たくさんの素敵なスイーツがあるので、ぜひ召しあがってください。
タワー館の近鉄本店は、2014年春に開業の「あべのハルカス近鉄本店ウイング館」と合わせて国内最大の営業面積となる合計10万平方メートルの売場を形成！大阪の名所は梅田や難波だけではありません。これまでの百貨店を越えて、どきどき感、わくわく感たっぷりの「あべのハルカス」。大阪を訪ねたなら、ぜひ足を運ばれてはいかが？
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(2025/2/10更新)
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