高台寺境内にカフェができたって!?「スロージェットコーヒー高台寺」で寛ぐ京都旅

高台寺境内にカフェができたって!?「スロージェットコーヒー高台寺」で寛ぐ京都旅

更新日:2016/07/24 15:48

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
数多くの歴史あるお寺が残る京都。中でも秀吉の正室・ねね(北政所)ゆかりの高台寺は、お庭、茶室などが素晴らしく、東山エリアの観光では欠かすことのできない拝観スポット。
2016年の春、境内に自家焙煎コーヒーショップ「スロージェットコーヒー高台寺」が誕生。歴史あるお寺で「お寺×コーヒー」という新たなコラボを楽しみましょう。

ねねと秀吉ゆかりの高台寺

ねねと秀吉ゆかりの高台寺

写真:東郷 カオル

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高台寺といえば美しい紅葉で非常に人気の高いお寺。京都観光では外せない拝観寺院の一つです。高台寺は秀吉の正室・ねね(北政所)が亡き夫を弔うために開いたお寺。境内にはねねと秀吉ゆかりの建物や品々が数多く残っています。

広い境内でも必ず訪れていただきたいのが、ねねが眠る霊屋。ここに施された美しい蒔絵は「高台寺蒔絵」として美術や茶の湯の世界で知られているものです。

そして「傘亭」「時雨亭」。伏見城から移された茶室で、桃山時代建築の重要文化財建造物です。「傘亭」は利休の意匠で、傘のように放射状に組まれた天井が特徴。「時雨亭」は2階建てで、「傘亭」とは土間廊下でつながった珍しい茶室です。遺芳庵も見逃せません。うっかりすると通り過ぎてしまうくらいの小さな茶室で、普段は非公開ですが年に数日間だけ朝茶席があります。
千利休とも縁が深い秀吉。ここ高台寺にはお茶にまつわる品々が多く残されています。

高台寺 御茶所

高台寺 御茶所

写真:東郷 カオル

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今回ご紹介する「スロージェットコーヒー高台寺」があるのは、境内に新設された「高台寺 御茶所」。境内の駐車場のほうにあります。

「京都のお寺なのに、お抹茶じゃないの?」と思われるかもしれませんが、お抹茶とコーヒーはよく似ています。お抹茶の「お薄」はコーヒーで言うと「アメリカン」。「濃茶」は「エスプレッソ」。全く違う文化なのにおもしろい共通点。京都の歴史あるお寺でいただくコーヒーというのもなかなかオツなものですよ。もちろん、丹波黒豆や一保堂の抹茶などを使った京都らしいパフェ・クレープなども一緒に楽しめます。

「スロージェットコーヒー高台寺」のテラス席からは京都らしい眺め

「スロージェットコーヒー高台寺」のテラス席からは京都らしい眺め

提供元:株式会社バルニバービ

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「スロージェットコーヒー高台寺」は京都市内と八坂の塔が見下ろせる高台にあり、京都タワーも一望。外国人観光客じゃなくてもこのロケーションにはテンションが上がります!16席あるテラス席はやはり人気。気候の良い時なら気持ちの良い風を感じながら京都らしい素晴らしいコーヒータイムが楽しめます。

京都屈指の観光名所で、豆選びから焙煎・淹れ方までこだわったオリジナルのコーヒーで、贅沢な時間を過ごしてください。

「スロージェットコーヒー高台寺」の店内には小上がりも

「スロージェットコーヒー高台寺」の店内には小上がりも

写真:東郷 カオル

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「スロージェットコーヒー高台寺」の店内にはテーブル席の他に板張りの小上がりもあります。掘りごたつ式ですので、海外からのお客さんも利用しやすいスペースになっています。小さなお子さんを連れたファミリーものんびりと寛げます。

大きな窓からはテラスの緑が眺められますので、テラス席が満席でも、こちらもなかなか素敵な席です。なんてったって、暑さ寒さを凌げます。

紅葉も楽しみな「スロージェットコーヒー」

「スロージェットコーヒー」では、紅葉のシーズンの高台寺の夜間特別拝観にあわせて22時まで営業時間の延長を決定(ラストオーダー21:30)。初めて迎える高台寺の紅葉シーズンに期待が高まります。
また、夏季限定の「妖怪シュー」というひとつめ小僧のクッキーシューも、見た目のインパクト大ですので、是非お試しを。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/22 訪問

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