1日かけてじっくりまわりたい!秀吉や龍馬が愛した町・京都伏見

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1日かけてじっくりまわりたい!秀吉や龍馬が愛した町・京都伏見

1日かけてじっくりまわりたい!秀吉や龍馬が愛した町・京都伏見

更新日:2016/07/23 20:06

直 旅道のプロフィール写真 直 旅道 トラベルコーディネイター、通訳案内士(英語)

京都の南側一体を伏見と呼びます。秀吉が伏見城を建てたこの地はかつての日本の政治・文化の中心で、江戸時代には十石舟が行きかう京都で最も栄えた町となりました。お稲荷様の総本山があって、龍馬や幕末の勤労志士が宿泊した宿や江戸時代から続く酒蔵も点在し、歴史を感じさせる雰囲気を今に残しています。
見所がいっぱいの伏見地区は1日かけてゆっくりまわってみたいところです。

外国人人気ナンバー1、伏見稲荷大社

外国人人気ナンバー1、伏見稲荷大社

写真:直 旅道

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伏見稲荷大社へは、京都駅からはJR奈良線「稲荷駅」で下車。駅からは徒歩直ぐなので迷うことはありません。京都-稲荷駅間が約5分というロケーションと千本鳥居という神秘性から、2015年から2年連続でトリップアドバイザーが選ぶ外国人人気ナンバーワンスポットにも選ばれています。

ここは全国に3万社ある稲荷神社の総本宮で、朱色の本殿をくぐると楼門・拝殿・本殿などの壮麗な社殿が姿を現し、本殿の裏手から有名な千本鳥居が続きます。

千本鳥居の入り口あたりは、すごい数の観光客であふれていますが、上に行くほど人は少なくなって神秘的な雰囲気になります。ただ頂上の一の峰まで行こうとすると戻ってくるまで2時間強かかりますから、ご自身の思い及び体調と相談してどこで引き返すかお決めください。

かつて川港町として栄えた伏見の町を水上から見てみよう

かつて川港町として栄えた伏見の町を水上から見てみよう

写真:直 旅道

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京阪本線「伏見稲荷」駅から「伏見桃山」駅まで乗り換えなしで13分。風情のある商店街を散策しながら、10分ほどで十石舟の乗船場まで到着します。十石舟は川の港町としての伏見の歴史を伝える観光屋形船です。全国有数の酒処としても有名な伏見は、江戸時代には淀川舟運の拠点としても栄え、伏見と大坂を結んでいました。

柳並木に挟まれた水面を静かに進み、白壁の屋敷も情緒感いっぱいです。三栖閘門資料館で一度下車し、また乗船場に戻るまで所要55分の舟旅です。人気の観光船ですが運行していない日もありますので、行かれる際はホームページで情報チェックしてください。

伏見散策でここははずせない!龍馬ゆかりの寺田屋

伏見散策でここははずせない!龍馬ゆかりの寺田屋

写真:直 旅道

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幕末の英雄、坂本龍馬が京都滞在中に定宿としていたのがここ伏見にある寺田屋です。寺田屋は十国舟の乗船場から歩いてもすぐのところにあります。この宿の前や裏庭にある龍馬の銅像前には、今も多くの龍馬ファンが撮影に訪れていて、日本人の龍馬好きをあらためて感じます。

現在、京都で一番の賑わいを見せるのは、京都駅前や四条河原町のあたりです。龍馬の活躍した時代の京都の中心はこの寺田屋のあったあたりだそうで、前を流れる宇治川派流も今よりも幅が広く、十石舟や三十国舟がたくさん往来し大いに賑わっていたそうです。

寺田屋から京都の繁華街を見下ろした龍馬は何を思っていたのでしょうか。伏見でつくられたおいしいお酒を飲みながら、仲間と日本の将来について熱く語っていたのでしょうか。龍馬の奥様となる、お龍さんとここでどんなを話していたのかも気になるところです。

寺田屋は今でも宿泊できる施設です

寺田屋は今でも宿泊できる施設です

写真:直 旅道

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寺田屋は見学可能なので、ぜひ中に入って見学してみましょう(有料)。2階には小さな部屋がいくつもあって、龍馬がよく利用していた「梅の間」には、龍馬の掛け軸や愛用した刀、短銃の模型などが展示されていて龍馬ファンには感涙ものです。

寺田屋内でおきた2つの寺田屋事件(伏見奉行所による龍馬襲撃事件と、島津久光の薩摩藩過激派鎮圧騒動)についてのお話も館内の係りの方が丁寧にしてくれます。事件当時の刀傷が今も柱に残っていて心があつくなります。

また、この寺田屋、実は今でも宿泊できるんです。歴史ある建物での宿泊いかがですか。

伏見は日本酒好きも、そうでない方もぜひ尋ねたい

伏見は日本酒好きも、そうでない方もぜひ尋ねたい

写真:直 旅道

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寺田屋を出てもう少し、伏見の町を散策してみましょう。龍馬通り商店街という名の商店街もあり龍馬をはじめとした歴史系グッズが多く販売されています。

また、きれいな水の流れる伏見は昔から酒づくりが盛んなところで、江戸から続く白壁や黒壁の蔵が点在しています。

カッパのCMでおなじみの黄桜の記念館もあって、レストランや販売所が隣接。地ビールや地酒をコップサイズで購入して試飲することができます。ここで飲むお酒は格別においしいのでおすすめです。

まとめとして

今回ご紹介したコースは、京都駅を起点に途中で食事を楽しんだり、商店街をブラブラしたりして丸1日がかりのコース。
関白秀吉が日本の中心に選んだ伏見は、趣のある日本らしさを今に残す素敵な街です。見所もいっぱいの伏見、1日かけてゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/07 訪問

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