富士山麓の天然クーラー!山梨・富岳風穴と鳴沢氷穴を探検しよう

| 山梨県

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

富士山麓の天然クーラー!山梨・富岳風穴と鳴沢氷穴を探検しよう

富士山麓の天然クーラー!山梨・富岳風穴と鳴沢氷穴を探検しよう

更新日:2016/07/22 15:46

山梨県の富士山の麓・青木ヶ原樹海の入り口に、天然のクーラー「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」はあります。昭和4年に国の天然記念物に指定され、世界に紹介された風穴と氷穴はとても貴重な洞窟。さて、風穴と氷穴の違いは何かご存じですか?風穴は溶岩の流れによって生み出された横穴式洞窟。氷穴は固まり始めた溶岩内部から熱いガスや水蒸気が吹きだしてできた竪穴式洞窟なんですよ!どちらもめぐってみませんか?!

氷ってこんなに美しいの?!富岳風穴の暗闇に浮かび上がる氷にため息

氷ってこんなに美しいの?!富岳風穴の暗闇に浮かび上がる氷にため息
地図を見る

樹木がうっそうと生い茂る森の中を進んでいくと、突如現れる富岳風穴。誰もが驚くのが、入り口から下に降りていくと、あるポイントを境に温度が急激に低くなること!「寒い!」と思わず叫んでしまうくらい、それは大きな気温差なので、風穴や氷穴が初めての方はきっと驚くに違いありません。なんと、洞窟内は一年を通して0度から3度に保たれているんです。自然の驚異を感じますね。

富岳風穴は総延長201m、高さは8.7mにおよぶ横穴式洞窟で、比較的なだらかで歩きやすいため、小さなお子様やご高齢の方でも、気を付けて歩けばそれほど冒険は難しくないのでご安心を!

ライトアップされてるとはいえ、暗闇に浮かび上がる迫力のある氷には見とれてしまいます。「氷は冷凍庫で作るもの」という暮らしの中で、これだけ巨大な氷が存在できるのは、それだけこの洞窟が寒いということですね。

昭和30年代まで使われていた、繭や蚕の天然の冷蔵庫!

昭和30年代まで使われていた、繭や蚕の天然の冷蔵庫!
地図を見る

明治時代以降、日本の経済成長を支えた養蚕技術。一年に一度か二度に限られていた養蚕を、飛躍的に発展させたのがこのような天然の冷蔵庫を利用した養蚕なんです!冷蔵庫がなかった時代、こんな工夫をすることで日本は発展してきたんですね。

ところで、少し洞窟の中を歩いていくと不思議と音が反響しないことに気付くはずです。なんと壁の玄武岩質は音を吸収する性質をもっているので、洞窟内での足音や話し声が反響せず静寂を保っているんです。また、風穴の珍しいスポットとして「光り苔」と呼ばれる青白く壁で光る珍しい光景を見ることもできますよ。是非ご自分の目で確かめてみてくださいね!

ヘルメットを被って冒険に出発!鳴沢氷穴は滑らないように注意!

ヘルメットを被って冒険に出発!鳴沢氷穴は滑らないように注意!
地図を見る

お次は鳴沢氷穴。富岳風穴とはうってかわって起伏が激しく、狭くて滑りやすく、こちらはスリル満点の冒険が楽しめます(笑)。荷物は最小限にして、必ず歩きやすい靴で出発しましょう。

鳴沢氷穴は環状型の洞窟。一周することで、洞窟の様々な表情を味わうことができます。今から1150年以上前に富士山の噴火があり、灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたのが、この二つの洞窟。それから途方もない時間をかけて、一年中冷えた洞窟になっていきました。天井から染み出した水滴が凍ってできた氷柱は、見事です。風穴の氷柱との違いは写真でお分かりですか?!ぜひ実際に見て比べてみてくださいね。

殿様への贈り物?!天然の氷の壁がびっしり!

殿様への贈り物?!天然の氷の壁がびっしり!
地図を見る

鳴沢氷穴の中には、天然の氷が左右に整然と並べられているスポットがあります。こちらはその昔、殿様に献上されていたそうですよ!今は冷凍庫で誰もが作れる氷ですが、昔は大変貴重なものだったことがうかがえますね。

風穴の総延長は201メートルなのに対して、氷穴の総延長は150メートル。でも氷穴のほうが長く感じるのはやはり起伏が激しいから。なんといまだにどこまで続いているか分からない・・・「地獄穴」と呼ばれる穴まで存在します。穴は落ちないようになってはいますが、一説によると江の島まで続いているのだとか。誰にも確かめることのできない穴が存在するなんて、ミステリアスな氷穴。落ちないように気を付けて、そっと覗いてみてくださいね。

富岳風穴でしか味わえない、「とうもろこしパフェ」にもトライ!

お土産やご当地グルメにも期待してください!富岳風穴でしか味わえない「とうもろこしパフェ」「とうもろこしソフトクリーム」は、驚きのコーンスープ風味!!日本全国探しても、ここにしかないので、冒険のあとは是非ご賞味あれ!

また、自然豊かな山梨県らしく、甲州ワインや地酒、静岡の銘菓などもありますよ。旅の思い出にいかがですか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/14 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ