写真:泉 よしか
地図を見る2016年10月に10周年を迎える東京の豊洲にあるキッザニア東京、さまざまなイベントが準備されていますが、今回は夏休みに合わせてオープンした新パビリオン「石けん工場」をご紹介しましょう。いつも何気なく使っている身近な製品である石けんについて、楽しく体験しながら学んでみませんか?
キッザニアは国内では東京と甲子園の二ヶ所にあり、両方に共通したパビリオンもあれば、片方にしかないパビリオンもあります。
実は石けん工場はキッザニア甲子園で先にオープンしました。でも体験内容がちょっと異なるんです。キッザニア東京の石けん工場には、本格的な釜だき用の大きな釜が二つも設置されています。こども達はこれらの釜を操作してこだわりの「釜だき製法」による石けん作りを学びます。
写真:泉 よしか
地図を見る石けん工場のパビリオンは1階奥の方で、大通りに面した中央の広場からも近いソフトクリームショップの隣。窓の面積が広く保護者もこども達のお仕事風景が見学しやすい作りです。近づけば、ふわっと石けんの良い香りがしてくるのですぐにわかると思いますよ!
石けん工場の定員は8名。仕事が始まる前にユニフォームを着て、「けん化チーム」と「成型チーム」にチーム分けをします。
「けん化チーム」の仕事は石けんの原料作り、「成型チーム」の仕事は原料を固形石けんの形にすることです。
写真:泉 よしか
地図を見る石けんは天然油脂、カセイソーダ、水、食塩水を入れ、撹拌し、加熱することによって”けん化”します。「けん化チーム」の大きな仕事の一つはこうした作業を行う釜だき用の釜を操作することです。たくさんの種類のボタンが並んでいますが、ベテランのスーパーバイザーが丁寧に教えてくれるので心配ありません。
けん化の後は塩析、汲み取りの作業工程を経て石けんの原料となるニートソープを作ります。そしてニートソープが石けんの成分になったかを試薬で確認します。
写真:泉 よしか
地図を見る一方「成型チーム」は香料、スクワラン、バターオイルの素を乾燥してチップ状になったニートソープに混ぜ、成型していくのが仕事です。配合しているところはまるで研究所で実験を行っているようですね。細かい作業にこども達の顔も真剣にならざるを得ません。
この後は成型機を使って一本の「石けんバー」を固形石けんの形に切り分けます。異物検査、ピロー包装、箱詰めの行程は全員で確認します。
写真:泉 よしか
地図を見るキッザニア東京の魅力の一つは、任されて仕事を遂行するこども達の真剣な表情が見られることにもあります。こども達が石けん工場スタッフになって働いている間、大人はガラス越しにじっくり見学させてもらいましょう。
最後にこども達は押し出し作業をした時の石けんバーに触れさせてもらえます。ふわふわしているわけではありませんが温かく不思議な弾力があってねじることもできます。こんな体験は他ではなかなかできませんよね!
仕事終了後はキッゾ(キッザニア内で流通する専用通貨)の給料、「石けん工場スタッフ」のお仕事カード、そして石けんを頂きます。石けんの入った赤い紙箱もキッザニアキャラクターの描かれたオリジナルですから記念になりますね。
今回は「石けん工場」パビリオンを紹介させていただきましたが、10周年を迎えるキッザニア東京では他にもいろいろなイベントが企画されています。春に新規オープンした「ソーセージ工房」や今年リニューアルした「病院」の外科手術室、「住宅建築現場」などもぜひチェックしてみてください。
親子でキッザニア東京をたっぷり楽しんでくださいね!
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(2024/10/16更新)
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