ガイドブックにも載っていない絶景の海、見〜つけた! 沖縄・伊江島、名もない海を巡るドライブ♪

ガイドブックにも載っていない絶景の海、見〜つけた! 沖縄・伊江島、名もない海を巡るドライブ♪

更新日:2014/02/10 12:25

斎 信夫(いつき)のプロフィール写真 斎 信夫(いつき) 可愛いもの好き旅ライター
美ら海水族館近くの本部港から船でわずか30分。そこには、ポツッと突き出た山「タッチュー」が有名で、毎年春にはゆり祭りで賑わう伊江島があります。ガイドブックに載っている観光名所は、他に伊江ビーチ、ニャティヤ洞、リリーフィールド公園、湧出(ワジ)ぐらいですが、この島の一番の見所は離島ならではの綺麗な海!ガイドブックには載っていない名もない綺麗な海をカーナビ頼りにドライブする旅がオススメなんです。

まずは、港から西のほうに進んでニャティヤ洞窟へ

まずは、港から西のほうに進んでニャティヤ洞窟へ

写真:斎 信夫(いつき)

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村営の伊江フェリーで伊江島に着いたら、まずは県道181号線を西(左)のほうへ進んでいきましょう。途中、今は使われていない伊江島空港に向かう道路と交わる三叉路を過ぎて少し進むと、左手に「ニャティヤ洞」の駐車場が見えてきます。

ガイドブックには、戦争中に防空壕として利用され多数の人を収容した事から「千人洞(ガマ)」とも呼ばれている・・・などと書かれているものもあり、綺麗な海とは無縁の戦跡と思われがちですが、洞窟といっても海のすぐそばにあり、洞窟と共に綺麗な海を臨むことができます。洞窟へ降りる階段から見える海はまさに絶景! どこまでも透明な海が続いています。

神聖な洞窟から見える海はパワーに満ちあふれているよう

神聖な洞窟から見える海はパワーに満ちあふれているよう

写真:斎 信夫(いつき)

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「ニャティヤ洞」は、子宝に恵まれるという言い伝えがあるパワースポットでもあります。洞窟内に「力石(ビジル)」という石があって、その石を持ち上げて軽いと感じたら女の子、重いと感じたら男の子が授かるそうですよ。

ここは是非、洞窟の中から海を眺めてください。洞窟に差し込む光と海のブルー、そして岩に付いたアオサ(海苔)のグリーンのコントラストがとても綺麗!神聖な空気感に包まれているこの洞窟から見える海はとても静かで、不思議なパワーが満ち満ちているかのようです。

名もないビーチで綺麗な海を一人占め!

名もないビーチで綺麗な海を一人占め!

写真:斎 信夫(いつき)

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「ニャティヤ洞」を後に、さらに西のほうに車を進めましょう。途中、右手に「しましまふぁーむ」という酪農施設が見えてきます。その施設に向かう道路とは逆方向、海のほうへ向かう細い農道を少し進むと名もないビーチに辿り着きます。

「ニャティヤ洞」とは違いここはガイドブックや伊江島観光協会の地図にも載っていませんし、カーナビにも観光スポットとして登録されていません。カーナビによっては道路も載っていないかもしれません。不安な方は、Google MAPで場所を確認しながら探してみましょう。(写真をクリックすると下に地図が表示されます。)車が2、3台しか停められない狭いスペースがあり、その左右に透明度の高い遠浅の海が広がっています。滅多に人はやってこないので、綺麗な海をプライベートビーチ気分で一人占めできちゃいますよ〜!

近くの「しましまふぁーむ」では、酪農体験、牛やポニーとの動物ふれあい体験などができます。濃厚ミルクの手作りジェラートもオススメ!

海の中に延びる一本道。通り過ぎるのはもったいない!

海の中に延びる一本道。通り過ぎるのはもったいない!

写真:斎 信夫(いつき)

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さて、今度は来た道を戻り、港近くの集落を過ぎて県道225号線を東のほうへ進んでいきましょう。途中には、ガイドブックに必ず載っている伊江島一のビーチ「伊江ビーチ」があります。島随一のリゾートホテル「YYY CLUB iE RESORT」でマリンアクティビティーを楽しんだり、名物の伊江牛しゃぶしゃぶ(要予約)を楽しむのもいいですね。でも、今回は、ガイドブックにも載っていない名もない絶景の海を巡るドライブなので、あえてここには寄らずさらに先へ。

「伊江ビーチ」を過ぎると目の前に伊江島風力発電所の風車が見えてきます。その風車のすぐそばを過ぎて右折したところにあるのがこの不思議な海の光景。干潮時には細い道がずーーっと先まで続いていて、歩いていくことができます。カニやヤドカリなどの海の生物も見つけられますよ。子供は大喜びかも。車が停められる比較的広いスペースもあります。なぜここが観光スポットになっていないのか不思議に思うほど。通り過ぎるのはもったいないですよ!

コバルトブルーの海がどこまでも・・・

コバルトブルーの海がどこまでも・・・

写真:斎 信夫(いつき)

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風車のすぐ先には伊江島カントリークラブがあります。そのクラブハウスを数メートル過ぎた右手に広がるのがこのコバルトブルーの海。ここは断崖絶壁になっていて、ビーチの透明な海とはまた違う見渡すかぎりの絶景が広がっています。

伊江島カントリークラブのクラブハウスにはレストランもあります。アイスクリームやかき氷(夏季限定)でクールダウンしたり、綺麗な海を眺めながら沖縄そばをいただくのもオススメです。

この先には必ずガイドブックに載っている有名観光スポットが2箇所。
毎年春のゆり祭りで賑わうリリーフィールド公園は、公園内よりも少し手前右手にある展望台からの眺めのほうが綺麗ですよ。さらに5分ほど進むと、湧出(わじー)展望台があります。ここは観光スポットとして整備されていて屋根付きの展望台があり、手軽に絶景を楽しむことができます。

自分だけのとっておきの海を探しに伊江島へ・・・

いかがでしたか?ガイドブックにも載っていない絶景の海を辿るドライブ。

「ニャティヤ洞」以外はどこも道に標識などもなく地図だけが頼り。でも、伊江島の道路はそんなに迷うようなところはありませんし、今回ご紹介したところはいずれも車で行けるところばかりです。日帰りでも十分楽しめます。
朝のフェリーで伊江島に渡り、夕方のフェリーで本島に戻って、美ら海水族館に4時以降入館すると安くなる「4時からチケット」で水族館を楽しむというプランもいいですよ♪
伊江島に宿泊してゆっくり楽しみたいという方には、「伊江ビーチ」が目の前の「YYY CLUB iE RESORT」がオススメです。

有名観光スポット巡りもいいですが、名もない場所で絶景を見つけた時は感動もひとしお。
今回ご紹介したところ以外にも隠れビーチや絶景スポットはまだあると思います。
自分だけのとっておきの海、伊江島で是非見つけてみてくださいね。

伊江島へのアクセス情報や島一番の観光スポット「タッチュー」は、別の記事で詳しくご紹介しています。「MEMO」のリンク先からご覧ください。「タッチュー」頂上から見た360度広がる海の光景も忘れられなくなるほどの絶景ですよ♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/05 訪問

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