写真:いしい ひい
地図を見るストーリービル・コーヒー(Storyville Coffee)は、カフェ激戦地のシアトルに2013年オープン。パイクプレイスマーケットのにぎわいから一歩入って、八百屋さんの隣の階段を上がると、トップフロアの3階にカフェの入口が現れます。なんだか隠れ家風でステキ!
看板やコーヒーカップに描かれている、紙飛行機を持った少年のロゴマークもかわいい。オーナーは大の飛行機好きなんです。航空産業が盛んなシアトルらしい雰囲気もあります。
写真:いしい ひい
地図を見る古い建物をリノベーションした店内は、高級ホテルのロビーのような重厚な雰囲気。まったり腰を落ち着けたくなるソファー、木のぬくもりが感じられるテーブル席などがゆったりと配置され、思わず長居したくなってしまいます。
シアトル観光で歩き疲れたとき、またはパイクプレイスマーケットでお買い物したあと休憩するのにぴったりのロケーションですが、おススメなのは朝!毎朝6:59からオープンしているので、午前7時台に行くとまだお客さんの数も少なく、静かな音楽を聞きながら美味しいコーヒーを楽しめます。とても癒されるひととき!
アーチ型の大きな窓からは、穏やかなピュージェット湾を行き交う船や、まさに開店準備にはいったパイクプレイスマーケットの様子を眺めることができます。3階から見下ろす朝の市場の風景は、とっても新鮮!
写真:いしい ひい
地図を見るさて肝心のコーヒー、これが本当に絶品!もともとフレッシュで高品質のコーヒー豆やコーヒーメイカーの通信販売から始まっただけあって、本当に美味しいコーヒーを楽しむことができます。
メニューはエスプレッソ系を中心にこだわりのラインナップ。ブラックで飲むならフレンチプレスやアメリカーノがおススメ。苦味控えめでまろやか、香りは深く飲みやすい感じです。
ラテアートを楽しむならカフェラテやカプチーノ、丁寧でキレイな仕上がり、クリーミーで美味しい!マキアートを注文すると炭酸水が一緒に出されるなど、コーヒーの味を引き立てる心遣いも細やかです。
自家製チョコレートシロップでつくられるホットチョコレートやモカも人気です。
写真:いしい ひい
地図を見るコーヒーのおともに、美味しいスイーツやサンドイッチがあるのも嬉しい!地元のオーガニック素材のパンを使うなど、食べ物についても品質を追求しています。お店で手作りのカフェ・メニューは、朝はクロワッサン、レモンケーキ、グラノラなどの軽食から、ベーコン・卵・チーズがはいったブレックファスト・サンドイッチまで、どれも美味しいですよ。
サンセット・メニューには、チーズ盛り合わせ、プレッツェル、ビールやワインもあります。夕方カフェでワイングラスを手にくつろぐひとときも、またステキですね!
写真:いしい ひい
地図を見るストーリービル・コーヒーは現在4店舗。パイクプレイスマーケット店以外にも、会社員でにぎわうダウンタウン店、お洒落な住宅地にあるクイーンアン店、そしてシアトルからフェリーで35分、美しいベインブリッジ島にあるロースティング・スタジオはストーリービル・コーヒーのこだわりがよく分かる、知る人ぞ知る場所です。
各店舗ではコーヒー豆やコーヒーカップなどのロゴ入り商品を販売しています。カフェで一息したあと、お土産選びも楽しそう!
ストーリービル・コーヒーの素晴らしさは、フレッシュなコーヒーと食事、ソファーでゆったりくつろげる高級感、さらにはコーヒーを知り尽くしたバリスタたちのサービスが心地よいのです。居心地良くてついつい長居しているうちに水を持ってきてくれたり気軽に話しかけてくれたり、運がよければ焼きたてチョコレートケーキなど試食させてもらうことも!
カフェ文化の発達したシアトルで、最も細やかなサービスを心がけているカフェと言えるでしょう。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
いしい ひい
2008年、夫の転職にともなって始まった、アメリカ生活。最初はニューヨーク、続いてヒューストン、サンノゼ、シアトルと、西へ西へと移動して、2017年からニュージャージー州に住んでいます。転勤族はけっこ…
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