写真:吉田 彩緒莉
地図を見るホテルの名前がいきなり伝説(笑)!いや、笑っている場合ではありません。遥か昔、北タイで栄華を極めたランナー王朝最初の都市を再現したランナー様式のヴィラが点在するこのホテルは、敷地に入っただけで「タイのホテルってこうでなきゃ!」と思わせてくれる荘厳な雰囲気です。ランナー様式の建築は屋根や屋根の飾などに特徴があり、どこか日本の昔の屋敷にも似て安心できます。
チェンライ空港とナイトマーケットのある市街地の間にあり、とても便利!トゥクトゥクでは50バーツ程度、約5分ほどなので、ナイトマーケットにも簡単に行けるし、送りは無料のシャトルバスも出ています。しかも目の前にはメコン川の支流「コック川」が流れていて、リバーサイドステイを大いに楽しめますよ。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るスタンダードからスイート仕様のグランドデラックスルームにいたるまで、ベッドは全て天蓋付。スタンダードルームはバスタブはありませんが、広すぎるシャワールームには昔ながらの水に満たされた甕も置いてあり、思わずはしゃいでしまうかも?バスタブがほしい人はもう1ランク上のデラックスルームを。
全室ヴィラタイプなのに、スタンダードルームは1部屋7000円程度から泊まれます。スイートにあたるグランドデラックスルームも25000円以内なので、リゾートのスイートのヴィラに泊まるよりは、はるかにお得。物価の安いチェンライで王様・お姫様ステイするのも良いものですよ!
ヴィラは美しい庭園に点在し、コック川沿いには静かなプールも。ランナー王朝の貴族の邸宅に招かれたような時間が過ごせます。
提供元:スターウッドホテル&リゾート
http://www.starwoodhotels.com/lemeridien/index.htm…ル・メリディアンと言えば、五つ星ホテル。シティホテルタイプ、リゾートタイプがありますが、どちらもかなりお高め!というか…田舎町のチェンライにあるのも驚き。なぜってチェンライ市街地にはル・メリディアン以外、外資の国際的な5つ星ホテルが、他にないからです。でもチェンライだからってメリディアンは手を抜いていません。
ル・メリディアンチェンライは他のリゾート地のメリディアンと比較してもかなり豪華!一番スタンダードな客室でも53平方メートルと、とにかく広い。全室バルコニー付なのもポイント高し!客室の上品なインテリアはさすがはメリディアン、という感じですが、ロビーや共用スペースにタイの古都、チェンライらしいモチーフをあしらい、まるで宮殿にいるよう。
特にメコン川の支流、コック川を望むプールは美しく整えられ、せっかくなら1日中プールでのんびり、という時間も持ちたいものです。
場所はこちらも空港と中心部の間にありどちらに出るのも便利。有料ですがチェンライで一番大きなショッピングセンターや、ナイトマーケットなど複数ルートにシャトルバスを出しています。トゥクトゥクでもリゾート地ほど高くないので、ローカル色の強い街も楽しみたい!という人にもお勧めです。
提供元:サイアムトライアングルホテル
http://www.siamtriangle.com/hotel-1/Siam-Triangle-…チェンライと言えばメコン川でしょ!メコン川の目の前に泊まってみたいなあ…という人に断然お勧めなのがサイアムトライアングルホテル。メコン川に沿いにはいくつかホテルがありますが、なぜここなのかと言うとそのコスパ!
おしゃれで美しい客室の広さはなんと45平方メートル。メコン川の向こうにラオスを望むテラスが付き、バスタブも完備しているのに1部屋たった4000円です。2人なら1人2000円ですぞ!もっと安い客室もありますが、このホテルはメコン川が眺められないと意味がないのでデラックスルームに泊まる事!
もう1つ、メコン川沿いで最もお勧めにした理由はプール。メコン川の目の前にある程度広いプールがあるホテルはここだけです。客室からメコン川が見えてもプールは庭園、メコン川の目の前にあってもプールは3メートル(泳げないし!)、プールはない…というのが、メコン川沿いのホテルの現状。サイアムトライアングルホテルのプールは、対岸にラオスを望みながらゆったり泳いで寛げるというのが良いんです。プールの目の前が違う国ってありえない〜。
立地は遺跡の街でランナー王朝の都が一番最初にあったチェンセーンから徒歩15分。レンタルサイクルも無料で貸し出しています。メコン川沿いのホテルはどこも町から遠く、周囲はほとんどが観光客向けの屋台や食堂なので、16:00には店じまいしてしまいます。でも、サイアムトライアングルホテル周辺のメコン川沿いには、夜になると地元の人向けの屋台がオープン。夜遅くまで営業しているので、夕食はメコン川とラオスを眺めて屋台ご飯なんてこともできちゃいます。最高じゃないですか?
メコン川沿いの国境・ゴールデントライアングルにはアナンタラやフォーシーズンズといった一部屋10万円近いホテルもありますが、それは今回却下(笑)。ホテルの安いチェンライではコスパを楽しみましょう。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るチェンライはメコン川だけではありません。バンコクっ子のタイ人も「チェンライの山々は美しい!」という、タイでは最高の山岳リゾートなんです。その中でも「プーチャイサイマウンテンリゾート&スパ」は山一つが全部敷地という、究極の山岳リゾート。その敷地には客室であるヴィラはもちろん、スパ、レストラン、エレファントライドの施設、釣り堀、レストランで出す野菜や米を作る畑や田んぼなど、全部揃っているんですよ。
山に張り付くようにヴィラがあり、テラスでゆったりと過ごす時間は最高!プールからの眺めも雄大な山の景色で、まるで空を飛んでいるような気分です。
早朝には雲海が望め、夕方から夜にはホタルの舞う姿が見られるというのもこのリゾートの魅力。しかも客室に蛍が入ってくることもあり、電気を消すと、蛍の光が部屋を行ったり来たりして、幻想的です。
また、近くにはタイで最高級のウーロン茶やプーアル茶を本格的な作法で試飲できる、メーサロンの茶畑もあり、有料ですがホテルからツアーで行くことができます。
プーチャイサイマウンテンリゾート&スパの雲海については、他の記事で書かせていただきましたので、関連MEMOから読んでみてくださいね!
チェンライは、メコン川や山を含めると、小さく見えて広い!メイン滞在をどこにするかで旅行スタイルがかなり変わってしまいます。
国境好きなら、メコン川沿いに泊まり、のんびりと国境付近を楽しんだり、ラオスに渡ったり、更にメコン川沿いからソンテオ(乗合バス)に乗って、メーサイからミャンマーに入国できます。チェンライ市街地も楽しみたいのなら、間違いなく数日は市街地のホテルに宿泊した方が良いでしょう。
山岳リゾート数泊、市街地へ数泊、というパターンもあります。ホテルの場所と観光地の場所がわかれば、ホテル選びも断然楽しいですよ。この記事をあなたのホテル選びの参考にしてくださいね。
チェンライの観光地については他の記事で書かせていただいたので、関連MEMOから読んでみてください。
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(2024/4/20更新)
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