岐阜城は、金華山の山頂に位置しています。そんな岐阜城へは、10分おきに出ている金華山ロープーウェイに乗ってたどり着くことができます。麓の岐阜公園と金華山の山頂駅を約4分で結びます。
一応、岐阜公園から登山道を通り歩いて行くこともできるのですが、夜間はロープーウェイの方が安全でもあるのでこちらを使うことをお勧めします。
夜間に乗った際には、ガイドさんの案内を聞きつつ、ロープーウェイが登ると同時に早速夜景を拝むことができるのです!
そしてロープーウェイを降りて、金華山の山頂を5分ほど歩くと、岐阜城にたどり着きます。夜間は、ライトアップされており、昼間とはまた違った岐阜城を見ることができます。
昼間とは異なり、夜間はお客さんも少なくなるので、岐阜城の中は閑散とした落ち着いた雰囲気でもあります。
そして、天守閣の最上階にある「望楼の間」に登ると、濃尾平野に広がり岐阜市・各務原市を中心とした広大な迫力夜景を見ることができます。まさに光の絨毯。麓の町から、遠くは伊勢湾の方までを眺めることができるのです!
現在でも日本には多くのお城がありますが、ここまで広大な夜景を見れる城は、岐阜城くらいです!
この岐阜城の夜間営業は、2001年に岐阜城築城800年記念事業として行われた夜間営業がきっかけです。その際に大変好評だったことから、毎年夜間営業が行われるようになりました。
岐阜城からの夜景は、天守閣から見えるということもあり360度全ての方向から夜景を見ることができます!特に光量が多い部分は、西方向の岐阜市内方面になります。
西方向の岐阜市内の夜景であれば、天守閣からだけではなく展望広場という場所からも眺めることができるのです。夜間営業は混雑することもないため、人ごみの中で見るというよりかは、落ち着いた雰囲気の中で鑑賞できるような感じです。
日本に多くある夜景スポットでも360度のパノラマを見られる箇所はそんなに多くはありません。そのため、遠方からでも訪れる価値ある光景ですよ!
そんな岐阜城からの夜景の中でも特徴的なのが、長良川。光の絨毯が広がる中で、川が流れる部分に光はありません。3本の橋がかかり、川に沿う光のラインは長良川の形を綺麗に浮かび上がらせる、幻想的な光景です。
ロープウェイは午後10持30分まで営業しています。そのため、夕方の日没時に訪れる景色と、完全な日没後の夜景とでは異なった景色にもなるため、時間をずらせば1度だけでなく何度訪れても楽しめるのですよ!
岐阜城からの夜景は、春から秋にかけての特定の期間で見ることができます。見える景色は、その時の季節や気温によって変わることもあることからリピーターも多いこの夜景。単純に岐阜城の歴史を学ぶだけでなく、訪れるのであれば夜間に訪れて岐阜市内の迫力夜景を、ぜひその目に焼き付けてはいかがでしょうか。
ロープウェーの運行日時・料金など詳細は下記MEMOをご覧ください。
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