写真:麻生 のりこ
地図を見る浜松市郊外・都田にある「カクト・ロコ」は、国内ではまだ珍しい多肉植物の専門店です。天井が高く明るい店内に一歩足を踏み入れると、そこは多肉植物の世界。多種多様な多肉植物の苗が出迎えてくれます。
その種類はなんと200品種超。一緒に販売しているサボテン苗と合わせれば300品種以上にも!スペイン語で"サボテンに夢中"という意味を持つ「カクト・ロコ」の店名にも納得できますね。
店内にはいかにも多肉植物といったものから、熊の手のようにぷっくりとした愛らしい姿を持つ「熊童子(くまどうじ)」や、ウサギの耳に似ている「黒兎耳(くろとじ)」「福兎耳(ふくとじ)」「月兎耳(つきとじ)」などが並んでいることも。
葉の付き具合に特徴があり緑が美しい「翡翠殿(ひすいでん)」はアロエの仲間。木立ちアロエよりも可愛い感じの多肉植物です。他の品種も見ているだけで楽しくなりますよ。
写真:麻生 のりこ
地図を見る店内で販売している多肉植物は7.5センチのポット苗と、アレンジや寄せ植えに最適な大きさの3センチポット苗です。これらの苗はすべて自社農場で栽培生産されたもの。延べ床面積が30,000平方メートルを超えるハウス内で、1つ1つ育成されています。
浜松市は年間日照時間が国内トップクラス。太陽の光を存分に浴びて生産された苗は、全国の販売店へ出荷され店頭に並ぶことも多々あります。
多肉植物は芽挿しや葉挿しで増えるので、親木から切り取った葉(芽)を専門のスタッフが丁寧に植えつけます。
そのために親木の健康状態のチェックも欠かせません。ハウス内の保全にも気を配り、絶妙なタイミングでの水やりもプロの技。こうしていつでも安定した苗を購入できるのもカクト・ロコの特徴です。
写真:麻生 のりこ
地図を見る3センチポット苗は100円台で購入できるのも魅力的。気に入った苗の大人買いもできそうです。基本的に1つの品種につき複数個陳列されているので、コレ!と目当ての品種が決まったら今度はどの苗にしようか迷うかも!?
寄せ植えやアレンジにぴったりな器や鉢も、材質や大きさ、デザインの異なるものが取り揃えられています。
1つ1つに意味が込められているテラコッタの鉢や動物をデザインした器。ブリキやカラフルな鉢など、棚に並べられた器や鉢を選ぶのも楽しいひとときですね。
写真:麻生 のりこ
地図を見る苗や鉢などを販売しているショップスペースの隣には、約200平方メートルの展示場があります。
こちらはサボテンの大木を中心としたサボテンゾーン。小さな多肉植物とは違った魅力を感じられるでしょう。中には花が咲く品種もあります。サボテンの花は小さくて可愛らしいですよ。
多肉植物にも、もちろん花が咲く品種はあります。たとえばクラッスラ属の「ペルシダ」は小さな蕾がパッと咲いてとてもキュート。エケベリア属の「デローサ」は濃いオレンジ色の花を咲かせます。
多肉植物は花茎がにょきにょきっと伸びて、パッと花を咲かせることが多いので初めて見る人は驚くかも知れません。
写真:麻生 のりこ
地図を見る店内への出入り口付近にはウッドデッキもあります。このウッドデッキにはアレンジされ成長した多肉植物が飾られていて、訪問客を温かく出迎えてくれます。ウッドデッキから店の前に広がる田園風景や、その奥の緑濃い山々などを眺めればリフレッシュできるかも!?
水やり回数も少なく比較的簡単に育てられそうな印象を持つ多肉植物。実は「土」がとても大切なんです。カクト・ロコでは多肉植物に最適な土を研究。店内ではこの研究したオリジナルブレンドの土も販売しているので、苗+器や鉢+土と一通り揃えることもできます。
多肉植物の見頃は3月〜5月の春の芽吹き時と、10月〜12月の紅葉時期です。アレンジや寄せ植えには9月〜4月が適しています。(梅雨時から真夏の高温多湿時期は避けましょう)
実際に自分の目で見て、寄せ植えのイメージを膨らませるには実店舗での購入がオススメ。ぜひカクト・ロコでオリジナルアレンジや寄せ植えに挑戦してくださいね。
都田地区はここ数年、浜松市内でも注目の地区。北欧のファブリックを扱った「ドロフィーズ・インテリア」などが田園風景の中に溶け込んでいます。
都会の喧騒から離れて国内最大級の多肉植物の聖地、カクト・ロコへ出掛けてみませんか?
<基本情報>
住所:静岡県浜松市北区都田町1672-3
電話番号:053-401-3965
アクセス:新東名高速道路「浜松浜北」スマートI.Cから約10分(駐車場完備) / 天竜浜名湖鉄道「常葉大学前」駅から約1キロ
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(2024/10/11更新)
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