写真：肥後 球磨門
地図を見る宮崎県日南市中心部から「日南海岸ロードパーク」（国道220号）を20分ほど北上すると太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある鵜戸神宮に到着します。
紺碧の海を背景に浮かび上がる朱塗りの色鮮やかな鵜戸神宮は「お乳岩」や「運玉」が観光客の人気を集めている神社です。
ご祭神の一人である豊玉姫が海に帰る時に置いて行った乳房が岩になったと伝わる「お乳岩」があり、岩から滴る清水で作った「おちちあめ」が妊婦さんに効果があるとして多くの参拝客が個人用やお土産として買い求めています。
「運玉」は、境内の下方の海にある「亀石」の窪みに向かって、女性は右手、男性は左手で投げ入れる玉で、見事に入れば願いがかなうと、人気を集めています。
運玉は5個100円、運を試してみてはいかがでしょうか。
写真：肥後 球磨門
地図を見る鵜戸神宮から国道220号を北上し10分ほどで「サンメッセ日南」に到着します。小高い丘の上にイースター島のモアイ像７体が完全復刻され、日南海岸の碧い海と調和するように立っています。
７体あるモアイ像には、それぞれ触ると金運、学力運、仕事運、健康運、恋愛運、結婚運、旅行運などの運気が上がるというジンクスがあります。ちなみに右から2番目のモアイ像は金運がアップするといわれるので、触るのを忘れないようにしましょう。
サンメッセ日南の園内は広く勾配もあるので、モアイ像だけでなく園内の各施設を回りたいのであればラウンドカーを借りて移動することをおススメします。園内にはレストラン、動物ふれあい牧場などがあり一日中楽しめるテーマパークとなっています。
写真：肥後 球磨門
地図を見るサンメッセ日南から日南海岸ロードパークを北上すること20分、「道の駅 フェニックス」に到着します。「フェニックス」の名前がついているように道路沿いにはフェニックスが植えられ、南国の雰囲気を演出しています。
眼前に広がる太平洋の碧い海と南国の青い空に映える白い建物は日南海岸の象徴の一つで、一階は地元の特産品や土産物などを扱う売店となっています。二階にはレストランがあり宮崎名物のチキン南蛮も用意されているので立ち寄って名物に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
サンメッセ日南方面から移動する場合、国道220号の堀切バイパスに進入すると道の駅に到着できません。堀切トンネルの手前（右折専用レーン有）を県道377号へ右折する必要があるので、標識などを見落とさないように注意しましょう。
写真：肥後 球磨門
地図を見る道の駅の前の道路を挟んで設けられているのが、敷きつめられた芝生の上にフェニックスが植樹された展望所です。ここからは眼下に「鬼の洗濯岩」と呼ばれる波状岩が広がり、そして地球の丸さを実感できる、曲線を描く水平線を見渡すことができます。
展望所からは散策路を使って鬼の洗濯岩が広がる海岸まで降りることができ、迫力ある波状岩を間近に見ることができます。時間が許せば海岸まで降りて南国の潮の香りの中に身をおき、日南海岸の魅力をたっぷりと感じてみてはいかがでしょうか。
写真：肥後 球磨門
地図を見る日南ロードパークの終点（始点）にあるのがかつて『新婚旅行のメッカ』とよばれていた「青島」です。青島は周囲1.5ｋｍほどの小さな島で、島の東側は目の前に太平洋を端から端まで見渡せるおススメの場所です。
島内には海神である塩筒大神（しおづつのおおかみ）と、神話の世界でラブロマンスを演じた山幸彦と豊玉姫を祀った青島神社があります。縁結びの神様として人気の高い神社なので、南国の潮風を感じながらお参りしてはいかがでしょうか。
青島は車両の乗り入れができないため周辺の駐車場を利用する必要があります。青島入り口あたりでは土産物屋さんが手招きして車を呼び込みますが、もしそれが苦手ならJR青島駅駐車場（無料）の利用をおススメします。8：00から17：00まで利用可能で、青島入り口の「弥生橋」までおよそ500ｍです。
紺碧に輝く太平洋をどこまでも見ながらドライブできる「日南海岸ロードパーク」。この道は「日南フェニックスロード」として日本の道100選に選定され、宮崎県の広域観光ルート「ひむか神話街道」にもなっています。
神話が残る神社や自然が創り出した絶景の景観、そしてモアイ像まで楽しめる南国の道路を走りぬけてみませんか。
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(2024/4/20更新)
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