写真:ろぼたん
地図を見る立ち枯れていく白樺と透明なコバルトブルーの水をたたえる池。その背景の緑の木々の奥には十勝連邦の山々も続いて見える青い池は、アップル社の壁紙として使用されたことから話題となり、今では大型バスやレンタカーが次々とやってくる美瑛屈指の観光スポットです。
天候が悪いときを除いて美しい池を見ることができますが、オススメは朝。それもできるだけ早い時間帯が太陽の角度などの条件が揃って青く見えます。昼を過ぎると少しグリーンがかってくることが多いので、時間的に可能であれば午前中に訪れるのがよいでしょう。観光客がまだ少なくじっくり楽しめるのも嬉しいポイントです。
写真:ろぼたん
地図を見る白ひげの滝は青い池から白金温泉にむかって車で5分程度にあるスポットです。そこから見える滝つぼと青い池方面へと流れていく美瑛川はいつ訪れても迫力とともに美しい青さを感じることでしょう。大雨などの悪天候に見舞われない限り、午前中でも午後でも季節も問わずその青さを感じられるはず。
JR美瑛駅から青い池、白ひげの滝と両方を巡っても2時間程度で往復できますが、ハイシーズンの休日は駐車場が埋まっていることもあるので、時間に余裕をもって行動しましょう。見学自体にはそれほど時間はとられませんが、美瑛の中心部を過ぎると道は単車線となり、池や滝にはお手洗いはありません。途中で用を足しておくなど頭の隅に入れておくといいかも。青い池と白ひげの滝までは約3キロほどの道のり。青い池とあわせて午前中のうちに訪れてしまいましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る美瑛の丘は農家の方が丹精を込めて作った畑に育つ農作物が織成す人が作った雄大で郷愁を誘う美しさが特徴です。ただ畑があるのではなく、緩やかな丘となって変化に富んだ見え方をするため、ドライブやツーリングではその美しさに見惚れることでしょう。
初めての美瑛観光なら観光協会が作成している「びえいロードマップ」にあるスポットやガイドブックに紹介されているスポットを順番に巡るだけで十分に満足できるはず。これらは個人所有の畑ではありますが、名所として多くのカーナビにも登録されており巡りやすいですよ。
写真は「ケンとメリーの木」。これは昭和47年、車のCMで利用されたものですが「生まれてない!知らない!」という人も多いかもしれません。でもその景色の美しさはわかるはず。ここは駐車スペースが確保されています。道路を渡るときは注意が必要ですが360度美瑛の景色が楽しめますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る美瑛の丘をドライブするならオススメは午後。農家の方は朝早くにお仕事されていることが多いので邪魔になりにくいのと、太陽が徐々に斜めに傾いて丘と農作物を照らす様子に神々しさすら感じられる景観が望めるはずです。
注意事項は道幅が狭いことと農家の方のお仕事の邪魔や畑に立ち入るなどの不法侵入をしないこと。「パッチワークの路」といわれているコースを車で巡ると、スポットでどの位時間をとるかにもよりますが1〜2時間といったところ。サイクリングでも3時間程度ですが熱中症への対策も必要です。
写真:ろぼたん
地図を見る雄大な北海道の美しさが感じられるパッチワークの丘が広がる美瑛はどこをドライブしても、どの季節に訪れてもそのときどきの美しさがあります。色鮮やかなシーズンは7月〜10月。6月下旬頃から生き生きとした緑に鮮やかさが増し、7月にはラベンダーなどのお花のシーズンに。小麦の黄金色も加わって色彩の豊かさが増した畑は8月〜9月にかけて実りの季節と移って行きます。
収穫が終わった畑が目立ち始める10月、北海道は紅葉が始まる季節です。雪のシーズンも特有の美しさがあるのですが、運転技術も必要となってきますのでドライブするなら初夏から秋にかけてが最もよい時期でしょう。
美しさが際立つ瞬間、時間はそれぞれありますが、天候にさえ恵まれれば時間帯に関係なく感動する景色に出逢うことができますので、目くじらをたてて行動する必要はありません。絶景ドライブとともに美瑛の畑で収穫されるグルメも味わってください。旬の野菜やフルーツ、小麦にお米、実り多き北海道の大地の味を堪能できますよ。
美瑛のカフェやレストランはそうした地元の素材にこだわったものを提供するお店が多いのも特徴です。路地で買ったフルーツが旅で食べたもので一番美味しかった…そんな出会いもあるかもしれません。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -