写真:赤木 リン
地図を見る「地下鉄博物館」は、東京メトロ東西線葛西駅の高架下にあります。駅を出て徒歩ですぐ、天気を気にせずアクセスしやすい場所で子連れには助かりますね。
入館券を購入したら自動改札機を通っていざ入場!休日などは写真のように、昔懐かしい改札ボックスで入鋏(にゅうきょう)してもらいます。ICカードが当たり前の時代に生まれた子供たちは興味津々!穴が開けられた入館券は宝物になりますよ。
写真:赤木 リン
地図を見るそこに出っ張りがあれば、後先考えずとっさに押してしまうのが子供の心理。地下鉄博物館は、そんな子供たちの“ボタン押したい欲”を存分に満たしてくれます。
地下鉄工事の様子を再現した模型展示で各名称のボタンを押せば、該当箇所のライトが点灯。車両展示横にあるパネルのボタンを押せば、車内アナウンスが放送。至るところにボタンがあり、押すことで子供の興味を引く、分かりやすい展示となっています。
写真はパンタグラフの展示です。普段は絶対に近づくことができないパンタグラフを、ボタンひとつで思うままに上げ下ろしができるなんて!子供たちの“ボタン押したい欲”は熱くなるばかりです。
写真:赤木 リン
地図を見る館内には日本初の地下鉄車両1001号車、丸ノ内線301号車など歴史ある車両が展示され、もちろん車内も見学することができます。
2016年度中に1000系車両に更新され、見ることができなくなってしまう「銀座線01系車両」の展示もスタート。写真を見て「おや?」と思われる方が多いかも?地下鉄が止まってしまった場合、車体とトンネルの空間が狭く通常のドアからの脱出が困難なため、このように運転席前方が開く作りになっているんだとか。
サプライズとして見せていただけるとのことなので、もし見られたらラッキーですよ!
写真:赤木 リン
地図を見る地下鉄博物館でもシミュレーターは大人気。銀座線、有楽町線、東西線の簡易シミュレーターと、実物と同様に作られた千代田線シミュレーターがあります。
大きな鉄道博物館だとシミュレーター体験は予約券が必要だったりしますが、ここだったら予約券不要、1駅ごとに交代するためそれほど待たずに楽しめます。係員がサポートしてくれるので、小さいお子さんでも安心して操作できますよ。
千代田線シミュレーターだけは小学校以上の方が対象ですのでご注意を。
写真:赤木 リン
地図を見る「メトロパノラマ」は地下鉄の路線を忠実に再現したジオラマで、1日4回、職員の説明を聞きながら模型電車が動く様子を見ることができます。ジオラマの外には線名と駅名の書かれたボタンがあり、押すと該当する駅から電車が出発!ここでも“ボタン押したい欲”炸裂です。
複雑に入り組む路線を立体的に見ることができ、さらに地上の建物や車両など、細部にまでこだわって再現。ライトアップされる中で走る電車は幻想的です!ジオラマを見れば複雑な地下鉄路線の配置が分かるので、大人も地下鉄路線への理解が深まることでしょう。
休日などは混むので、見やすい場所を早めにキープしておくことをおすすめします。
館内には他にもトンネルの作り方や総合指令所の指令体験、車両の仕組みについての展示など、地下鉄の歴史〜運行まで全てを学ぶことができます。
また、休憩コーナーもあり、お手洗いにはキッズトイレが設置してあるなど子連れに大助かり。コンパクトな施設なので回りやすいのもいいですね。
東京に行ったらぜひ「地下鉄博物館」へ!複雑な地下鉄路線が好きになること請け合いです!
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(2024/4/18更新)
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